ガクチカの締め方はどう書く?好印象な例文とES・面接での注意点

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ガクチカの締め方はどう書く?好印象な例文とES・面接での注意点

ES・履歴書や面接で伝えるガクチカでは、内容そのものだけでなく、最後の締め方によっても採用担当者に残る印象が変わることがあります。

ここでは、好印象につながる締め方の2つのパターン、避けたい表現の特徴、テーマ別に使えるフレーズ例文をまとめて解説します。

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この記事で分かること(目次)

  1. ガクチカの「締め方」の重要性
  2. ガクチカの締め方は大きく2パターン
  3. 【テーマ別例文】好印象につながるガクチカの締め方
  4. ES・履歴書・面接で避けたいガクチカの締め方の特徴
  5. ガクチカの締め方の説得力を高める3つの工夫
  6. ガクチカの締め方に関するよくある質問
  7. ガクチカの締め方に悩んだら、第三者に相談しよう

ガクチカの「締め方」の重要性

エントリーシート(ES)や面接でガクチカを伝える際、「どう書き始めるか」と同じくらい重要なのが「どう締めくくるか」です。

まずは、なぜガクチカに「締め」が必要なのか、冒頭で述べる「結論」との役割の違いから整理していきましょう。

冒頭の「結論」と最後の「締め」の役割の違い

ガクチカでは、冒頭でまず結論(何に取り組んだか)を伝えるのが鉄則ですが、冒頭の「結論」と最後の「締め」では、伝えるべき役割が大きく異なります。

冒頭の「結論」=「何の話か(概要・テーマ)」を伝える役割

これから伝えるエピソードのテーマを明示し、採用担当者に「何の話が始まるのか」をあらかじめイメージしてもらうためのものです。

最後の「締め」=「経験から得た自身の魅力」をまとめて伝える役割

取り組みを通じて「自分がどう変化・成長したのか」「その経験を今後どう活かせるか」という人柄・価値観・再現性を伝えるための重要なパートです。

冒頭で「過去の事実(概要)」を示し、最後を「経験から得た学びや活かし方」で回収することで、過去の経験と入社後の姿が自然につながり、文章全体に一貫性と納得感が生まれます。

なぜガクチカは「締め方」で印象が変わるのか?

採用担当者がガクチカで本当に確かめたいのは、単なる過去の実績や成果ではありません。「困難に対してどのように向き合う人物なのか」「入社後も自ら学び、再現性を持って活躍できそうか」という点です。

たとえば、最後を「目標だった売上◯%アップを達成できました」という成果の事実だけで終えてしまうと、採用担当者には「過去の実績報告」として受け取られてしまう可能性があります。

一方で、最後の一文に「この経験から、現場の課題を自ら見つけて改善策を実行する重要性を学びました」と添えることができれば、「入社後も自発的に課題解決に取り組んでくれそうだ」という前向きな人柄や将来性を印象づけることができます。

ガクチカの「締め方」は、単なる文章の終わりではなく、過去の経験を「自分の強みや成長可能性」として企業にプレゼンするための最後の決定打となり得ます。

ガクチカの締め方は大きく2パターン

ガクチカの締め方は大きく2パターン

ガクチカの締め方は、大きく分けると「学び・成長を強調する締め方」と「入社後の展望・活かし方を強調する締め方」の2つに整理できます。

どちらが優れているというものではなく、エピソードの内容や、応募先の企業に伝えたい人物像によって使い分けるのが基本です。まずはそれぞれの特徴を理解したうえで、自分のエピソードに合う締め方を選んでいきましょう。

①学び・成長を強調する締め方

このパターンは、経験を通じて自分がどう変化したか、何を学んだかに焦点を当てる締め方です。

特に、取り組みの前後で考え方や行動に明確な変化があったエピソードや、壁を乗り越えた経験と相性がよく、成長のプロセスそのものに説得力を持たせやすいという特徴があります。

たとえば、最初はうまくいかず試行錯誤を重ねた末に、自分なりのやり方を見つけて乗り越えたというエピソードであれば、「何につまずき、考え方をどう変えることで前に進めたのか」という変化の過程そのものが評価につながることもあります。

このパターンでは、結果の大きさよりも、変化の中身を具体的に言語化することが重要です。

締めくくりでアピールする強みや学びの方向性が、志望企業が求める人物像や大切にしている価値観と重なっていると、説得力が高まりやすくなります。

②入社後の展望・活かし方を強調する締め方

このパターンは、経験で得た力や姿勢を、入社後にどう活かしたいかまで踏み込んで書く締め方です。

志望職種や業務内容が明確な場合や、企業研究をしっかり行ったうえで応募している場合に、志望度の高さとあわせて伝えやすい方法といえます。

このパターンを選ぶ際にまず意識したいのは、「志望企業のどの業務・どの場面で、経験から得た力が活かせそうか」をイメージすることです。

企業の採用ページや事業内容、説明会で得た情報などをもとに、経験と業務内容の共通点を見つけておくと、締めの一文に説得力を持たせやすくなります。

経験から得た学びや強みを言葉にして「入社後にどう活かすか」まで明確につなげられていると、採用担当者は学生が自社で働く姿を具体的にイメージしやすくなるでしょう。

2つのパターンの使い分け方

どちらの締め方を選ぶか迷った場合は、エピソードの性質と、企業に伝えたい要素を基準に判断するとよいでしょう。以下の表を参考に、自分のエピソードがどちらのパターンと相性がよいか確認してみてください。

比較項目①学び・成長②今後の展望・活かし方
向いているエピソード考え方や行動に明確な変化があった経験志望職種や業務内容が明確な経験
伝わりやすい印象人柄・成長意欲企業理解の深さ・強みの再現性・入社後のイメージ
注意したい点学びを一般化しすぎず具体的に書く経験と貢献内容のつながりを明確にする

なお、文字数に余裕がある場合は、学びを述べたうえで展望に触れるなど、2つのパターンを組み合わせて書くことも可能です。

たとえば「この経験から〇〇という姿勢を学びました。この姿勢は、貴社の△△という業務においても活かせると考えています」というように、学びと展望を一文ずつ重ねる形にすると、両方のよさを取り入れた締めに仕上げることができます。

【テーマ別例文】好印象につながるガクチカの締め方

よくあるテーマごとに、締めの一文として使いやすいフレーズの例文を紹介します。エピソードの完成形をそのまま提示するのではなく、〇〇の部分に自分の経験を当てはめて活用できる形にしていますので、自分の言葉に置き換えて使ってみてください。

テーマ①学び・成長②今後の展望・活かし方
アルバイトこの経験から、〇〇という課題に対して自ら改善策を考え、実行する力を身に付けました貴社でも、現場の課題を見つけて自ら改善提案を行う姿勢を活かしていきたいと考えています
サークル・部活動この経験を通じて、〇〇な状況でも周囲と協力しながら目標に向かう大切さを学びましたこの経験で培った〇〇の力を、貴社のチーム業務にも活かしたいと考えています
ゼミ・学業この経験から、答えのない問いに対して自分なりに仮説を立て、検証する姿勢を学びましたこの学びを、貴社の〇〇という業務における課題解決にも活かしていきたいです
資格取得この経験から、目標から逆算して計画を立て、継続する力を身に付けました貴社に入社した後も、この計画性を活かして自ら課題を設定し、成長していきたいと考えています
留学この経験を通じて、異なる価値観を持つ相手とも臆せず関わる姿勢を学びましたこの経験で培った柔軟性を、貴社の多様なお客様・関係者との関わりの中で活かしていきたいです
ボランティア活動この経験から、相手の立場に立って本当に必要なものを考える視点を学びましたこの視点を、貴社での〇〇という業務においてお客様に向き合う姿勢として活かしたいと考えています

これらのフレーズをあくまで型として活用し、〇〇の部分には自分自身が経験した具体的な状況や工夫を当てはめることが大切です。

同じ「アルバイト」というテーマであっても、飲食店での接客経験なのか、塾講師としての指導経験なのかによって、当てはまる言葉は異なってきます。

フレーズを借りつつも、最終的には自分の経験に即した言葉に置き換えることを意識してみてください。

なお、テーマ別のガクチカを一から書きたい方は、構成についてより詳しく解説した「【ガクチカの書き方】構成テンプレ6ステップと文字数別のコツ」を、締め方以外の例文を知りたい方は「【ガクチカ例文18選】400字で書ける!アルバイト・学業・部活・ゼミなどテーマ別に紹介」を、それぞれあわせて参考にしてみてください。

ES・履歴書・面接で避けたいガクチカの締め方の特徴

ES・履歴書・面接で避けたいガクチカの締め方の特徴

締め方の中には、意図せず採用担当者にマイナスの印象を与えてしまう表現のパターンがいくつかあります。ここでは代表的な3つの特徴を取り上げ、どのように言い換えると改善できるかをあわせて紹介します。提出前のセルフチェックとして活用してみてください。

抽象的な言葉だけで終わる締め方

「チームワークの大切さを学びました」という表現だけでは、個人の経験としてのあなたらしさが伝わりにくいことがあります。

採用担当者は、選考で複数のES・履歴書に目を通します。そのため、どこかで見たことのあるような言い回しだけで締めくくられていると、他の学生との違いが見えにくくなってしまいがちです。

抽象的な言葉自体が悪いわけではなく、それだけで終わらせてしまうことが問題です。学んだことを、自分がどのような場面でどう行動に移せる力なのかまで具体化すると、説得力が高まります。

「チームワークの大切さ」という言葉ひとつをとっても、それが「意見の対立をどう調整する力なのか」「役割分担をどう見極める力なのか」によって、伝わる中身は違ってきます。

注意したい表現改善の方向性
チームワークの大切さを学びましたどのような場面で、何を意識して連携したのかまで書く
相手の立場に立つことの重要性を学びましたどんな行動によって相手の立場を理解できたのかを添える

結果・事実の説明だけで終わる締め方

「その結果、売上が向上しました」で締めてしまうと、成果の報告で終わってしまい、そこから何を得たのかが読み手に伝わりにくいです。

数値としての成果は分かりやすい実績にはなりますが、企業が知りたいのは成果そのものだけとは限りません。

「その成果を出すために、あなたがどう考え、どう動いたのか」という過程を重視する企業もあります。

結果は学びの根拠として使いつつ、「その経験を通じてどのような考え方や姿勢が身に付いたのか」まで書くことで、単なる報告から一歩進んだ内容になるでしょう。

数字や実績を消してしまう必要はなく、「その結果を出すに至った過程で、何を大切にしていたのか」を締めの一文で補うイメージを持つと書きやすくなります。

注意したい表現改善の方向性
その結果、売上が向上しました数値は根拠として残しつつ、「〇〇という視点で考えることの大切さを学びました」と、そこから得た考え方まで伝える
その結果、大会で入賞することができました結果で終えず、「結果を出すために必要な、地道な検証を積み重ねる姿勢を学びました」と行動の裏側にある学びにつなげる

他人事のような印象になる締め方

「周囲の協力もあって達成できました」という表現自体は謙虚さの表れですが、締めの部分でも周囲の存在ばかりが強調されると、自分自身の行動や意思決定が見えにくくなってしまいます。

謙虚さは大切な資質ではあるものの、「あなた自身が何を考え、どう動いたか」を確認する採用担当者もいます。締めの一文まで他者への感謝で終始してしまうと、主体性が伝わりにくい文章になってしまいがちです。

周囲への感謝には本文中で触れながら、締めの一文では「私自身がどう動いたか」に焦点を戻すという役割分担を心がけると、謙虚さと主体性の両方を伝える文章に近づけることができます。

注意したい表現改善の方向性
周囲の協力もあって達成できました「〇〇という状況を変えるために自ら△△を提案し、周囲を巻き込みながら進めました」と、自分の行動を主語にして書く
チームのおかげで乗り越えることができました「私自身は〇〇という役割を担い、チームが動きやすい状況をつくることを意識しました」と、自分が果たした役割を明確にする

ガクチカの締め方の説得力を高める3つの工夫

締め方の型を理解したうえで、さらに説得力を高めるための工夫を3つ紹介します。どれもすぐに反映できる内容ですので、書き終えた後のセルフチェックに役立ててみてください。

数字や固有名詞を使って具体性を高める

「〇〇の力を身に付けました」だけでは、その力を身に付けた背景が読み手に伝わりにくい場合があります。可能な範囲で、期間・頻度・人数などの具体的な情報を締めの前後に添えると、学びに至った過程が伝わりやすくなります。

たとえば「半年間、週3回のミーティングを重ねながら」といった期間や頻度の情報、「10人のメンバーをまとめる中で」といった人数の情報を締めの直前の文に添えると、読み手が状況を具体的に想像しやすくなるでしょう。

抽象的な力の表現に数字・固有名詞を組み合わせることで、エピソードの具体性を高められます。

ただし、数字を盛り込むこと自体が目的にならないよう、あくまで事実に基づいた範囲でまとめることも大切です。

志望企業が求める人物像に寄せる

同じエピソードであっても、志望企業が重視するポイント(協調性・主体性・論理的思考力など)に合わせて、締めで強調する部分を調整すると、企業とのマッチ度が伝わりやすくなります

採用ページや説明会で把握した情報をもとに、締めの表現を見直してみましょう。

ひとつのエピソードから、複数の学びや強みを整理できる場合もあります。

たとえばアルバイトのリーダー経験ひとつをとっても、「メンバーの意見をまとめる調整力」と捉えることもできれば、「課題を発見し自ら改善策を提案する主体性」と捉えることもできます。

企業研究を通じて「この企業はどのような人物像を求めているのか」を把握したうえで、同じエピソードの中でも締めで強調する側面を選び直しましょう。

本文と締めの一貫性を保つ

本文で「課題に気づき、自ら行動した」という流れを書いているのに、締めで急に「周囲への感謝」だけを述べると、一貫性のない印象になってしまいます。

締めは本文の延長線上にあるものとして、エピソード全体で伝えたい人物像がぶれないように整えることが大切です。

一貫性を確認する簡単な方法として、書き終えたガクチカを最初から通しで読み、「本文で伝えたい強み」と「締めの一文で伝えている強み」が同じ方向を向いているかをチェックしてみるとよいでしょう。

本文では主体性を強調するエピソードを書いているのに、締めでは協調性だけに触れているといったズレがないか、書き上げた後に一度見直してみることをおすすめします。

ガクチカの締め方に関するよくある質問

Q. 面接で締めの内容を深掘りされたら、どう答えればよいですか?

ES・履歴書に書いた締めの内容の骨格は変えず、書ききれなかった感情や、具体的にどう考えて行動したかの詳細を補足するイメージで答えるとよいでしょう。

面接では「なぜそう思ったのですか」「他にどのような選択肢がありましたか」といった形で、締めの一文の背景を深掘りされることがあります。

ES・履歴書では文字数の制約により、結論に近い形でしか書けなかった部分もあるため、面接ではその行間を埋めるイメージで、当時の心境や判断の理由を自分の言葉で説明できるように準備しておくと安心です。

Q. 文字数が少ない場合、締めは削ってもよいですか?

ESや履歴書の文字数制限が200字程度と少ない場合は、締めを一文に凝縮し、行動の部分を厚くする方法もあります。

ただし、締めを完全に削除してしまうと、経験から何を得たのかが伝わりにくくなるため、短くても「学び・成長」あるいは「今後の展望・活かし方」に触れる一文は残しておくのがおすすめです。

文字数が限られている場合ほど、締めの一文をどれだけ削れるかではなく、どの言葉を残すかという視点で考えると整理しやすくなります。

行動の描写を優先しつつも、最後の一文だけは学びや展望に触れる形で締めくくることで、限られた文字数の中でも「経験から何を得たのか」という核心部分を伝えることができます。

Q. 締めの言葉がなかなか思いつきません。どうすればよいですか?

締め方が思いつかない場合、エピソードの掘り下げにまだ余地が残っている可能性があります。

本文で「何に困り、どう考えて行動したか」を改めて振り返ると、自然と締めの言葉も見えてくることがあります。

一人で整理するのが難しい場合は、学校のキャリアセンター担当者や就活エージェントのキャリアアドバイザーなど、第三者に話を聞いてもらいながら言語化する方法も有効です。

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Q. ガクチカと自己PRでは、締め方をどう書き分ければよいですか?

ESや履歴書を準備する中で「ガクチカと自己PRの締め方がどちらも同じような内容になり、文章が重複してしまう」と悩む方もいるでしょう。

これらを書き分けるためには、まず「ガクチカ」と「自己PR」それぞれの目的の違いを整理することがポイントです。

一般的には、以下のように役割を意識して締め方を変えることで、アピールしやすくなります。

自己PRの締め方:【強みのアピール・入社後の貢献】に寄せる

自己PRは、あなたの「強み」そのものを企業に売り込む役割を担います。そのため、締めくくりでは「私の〇〇という強みを活かして、貴社の△△業務でこのような成果を出したい」といった、入社後の具体的な活躍イメージや貢献への意欲をストレートに伝える表現が向いています。

ガクチカの締め方:【経験を通じた学び・人柄や再現性】に寄せる

一方でガクチカは、困難に対してあなたがどう行動したかという「プロセス(取り組み姿勢)」を伝える欄です。そのため、締めくくりでは「この経験から得た〇〇という学び・行動指針を大切にしたい」というように、経験を通じて得た気づきや、物事に向き合う基本姿勢に重きを置くのがおすすめです。

ガクチカの締め方に悩んだら、第三者に相談しよう

ガクチカの締め方は、「学び・成長」を強調するか「今後の展望・活かし方」を強調するかの2パターンを軸に、エピソードの内容や志望企業に合わせて選ぶことがポイントです。

抽象的な言葉や結果報告だけで終わらせず、本文との一貫性を保ちながら、自分の言葉で締めくくることを意識してみてください。

もし「締めの内容に自信が持てない」「この書き方で本当に伝わるのか不安」と感じたら、第三者に相談するのも一つの手です。

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