面接で意識したほうがよい振る舞い
面接では、質問に対する受け答えだけでなく、印象・人柄・雰囲気・振る舞いなどにも注意が必要です。意識したほうがよい振る舞いについてポイントをおさえておきましょう。
時間に余裕を持って会場に向かおう
基本中の基本ですが、遅刻をしないように心がけましょう。
もしも交通機関の乱れなどでやむを得ず遅刻してしまう場合は、なるべく早く連絡をしましょう。あらかじめ、万が一のことを想定して早めに出ることも大事です。
ただし、早すぎる到着は企業側の面接の準備が整っていない可能性があります。あまりに早く着いてしまった場合は付近のカフェなどで面接の準備をして時間を調整するとよいです。
気の抜きすぎに注意
面接でリラックスすることは大事ですが、気を抜きすぎた振る舞いにならないように気をつけましょう。気をつけたい注意点について主なものを挙げます。
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会場の外での振る舞いにも気をつける
会場付近で時間をつぶす場合、喫煙や他の学生とのおしゃべりは控えましょう。
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化粧直しは会場以外で行う
化粧直しは会場のビルのトイレ以外でするようにしましょう。
企業の方にいつ出会っても問題のない振る舞いを心がけることが大切です。
コート、マフラーを脱ぐタイミングは?
コート、マフラーなどを着用している場合は会場に入る前に脱ぐのがマナーです。
脱ぐタイミングは、会場へ向かうエレベーターの中や、会場のビルに入る前がよいです。マフラーはたたんでバッグの中へしまい、コートはきれいに折りたたんで腕にかけましょう。
待機中や面接時に椅子に座るときは、コートはきれいに丸め、床に置いたバッグの上に置くのがよいです。椅子の背もたれに掛けたり、ひざ掛けにしたりすることがないように注意しましょう。
受付係や面接官など企業の担当者に会ったときにスムーズに面接に臨めるようにすることが大切です。
受付での印象も重要!受付での名乗り方、失礼のないマナーとは?
受付では、面接を受けに来た旨・学校名・名前を伝えましょう。「本日11時に1次面接のお約束をいただいております。マイナビ大学の山田太郎と申します。」といった具合です。明るく、感じよく、ハキハキと伝え、好印象を与えることが大切です。
受付係に会場を案内してもらったら、必ずお礼を述べて会場へ向かいましょう。案内をしてもらったにも関わらず、お礼もなしに会場へ向かうようなことがないようにしましょう。会場に着いた時点で面接が始まっているという心構えでいましょう。もちろん、帰りの際のあいさつも忘れずに行ってください。
受付係がいない場合も焦らず対応しよう
企業によっては、受付に受付係がおらず、替わりに担当部署につながる内線電話が設置されているケースもあります。受付係がいない場合は、内線電話がないか確認してみましょう。
内線電話もなく、どうやって受け付けてもらえばよいか不明な場合は、自分の電話で担当部署の外線番号へ問い合わせることをおすすめします。万が一場所が間違っていた場合に、その場で黙って待っていては面接に遅刻しかねません。
面接までの待機時間の過ごし方
控室などで面接まで待機している時間も面接のうちと思いましょう。採用担当者に見られても問題ない振る舞いを意識しましょう。
携帯電話を操作する、周りの学生と会話する、化粧を直す、周りをキョロキョロと見回すなどの振る舞いはは控えるようにして、静かにじっと待つようにしましょう。
書類の受け渡しは両手で
エントリーシートや履歴書などを手渡しする際は、持ち物を置いて、相手の目を見て両手で差し出しましょう。荷物を持ちながら片手で渡すことがないようにしましょう。
また、受け渡しに手間取らないよう、バッグからあらかじめ出しておくか、スムーズに取り出せるようにしておきましょう。
基本こそ重要!話し方のマナー
面接の時間は、1人の人物像を見極め切るにはとても短いものですが、面接官はこのわずかな時間でみなさまを採用するべきかどうかを判断しなくてはなりません。反対に、面接を受ける側も、わずかな時間で最大限自分のよさをアピールする必要があります。そのため、話す内容はもちろん、話し方や身ぶり手ぶりにも気を配れるようにしましょう。
話をするときの振る舞い方について、基本的なポイントを挙げます。
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笑顔で話す
顔がこわばっていると、不安や緊張は増してしまいがちです。
自分の緊張をほぐすためにも笑顔を心がけてください。面接官との対話を楽しむくらいの気持ちでいましょう。 -
相手の目を見て話す
目を見て話すことで、「相手と対話しようとする積極性」や、「自信」、「意志」が伝わります。うつむいたり、目をそらしたりしないよう注意しましょう。
目を見て話すことが苦手な方は、事前に面接の練習をしましょう。 -
落ち着いて、早口にならないように話す
緊張すると早口になってしまう方は多いかと思いますが、意識して早口にならないように気をつけましょう。
面接官の質問に答えているときも、「対話」しているということを忘れずに相手に伝える気持ちで落ち着いて話すことが大事です。ハキハキと明瞭に話す
小さな声やもごもごとした話し方にならないように注意しましょう。適度な声量で、クリアにハキハキと話すことで、明るさや元気の良さ、感じの良さをアピールできます。
以上はマナーの基本中の基本です。これから社会人となるにふさわしい人物であることを企業にアピールできるよう、これらのマナーを自分のものにして自然に実行できるようにしましょう。
反対に「面接で控えた方がよい振る舞い」についてもチェックしてみてください。また、面接の最中では採用担当者は特にどのような点を注視するのかについても「あなたは大丈夫?面接で採用担当者がチェックしているマナー」で確認してみましょう。
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