就活を意識し始めたとき、「インターンシップはいつから参加すればよいの?」という疑問を抱くかもしれません。参加時期や申し込みのタイミングを把握することで、余裕を持って本選考へと臨める準備が整います。
ここでは、学年別の参加時期・申し込みスケジュールから、準備の手順まで分かりやすく解説します。
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この記事で分かること(目次)
- インターンシップはいつから始める?まずは結論から
- 【学年別】インターンシップ準備スケジュール
- 【期間別】インターンシップ(5日間以上)の種類と選び方
- 【開催時期別】インターンシップの特徴
- インターンシップ申し込みの手順
- インターンシップ参加に向けた準備の手順
- インターンシップに関するよくある質問
- インターンシップ&キャリアのことで悩んだら相談してみよう
インターンシップはいつから始める?まずは結論から
本格的なインターンシップへの参加は、大学3年生(修士1年生)の夏(長期休暇期間)から始まります。
近年の制度改正により、現在「インターンシップ」と称されているものは、「実務型」の就業体験が5日間以上あるプログラムに限定されています。
また、これらのインターンシップの対象となるのは、主に大学3年生・修士1年生以上です。大学1・2年生のうちは対象外となるため注意が必要です。
これまでのインターンシップとの制度の違いについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
関連記事:インターンシップとは?目的・期間・いつから参加するかを簡単に解説
実際にマイナビの調査(※)では、大学3年生の7月までに「インターンシップ&キャリア」といった何かしらのキャリア形成活動に参加した方は約60%いました。

なお、大学1・2年生は5日間以上のインターンシップには参加できませんが、企業を知るための「オープン・カンパニー」や、短期間の「仕事体験」には全学年が参加可能です。
では、現行の制度を踏まえて「今の自分はいつ・何から始めればよいのか」、次項で学年別の具体的な目安を詳しく見ていきましょう。
【学年別】インターンシップ準備スケジュール
「インターンシップ」への参加は大学3年生から可能です。ここでは「インターンシップ」参加前の大学1年生の段階で準備できることを含め、それぞれの学年や時期に合った行動の目安を整理しました。
大学1・2年生:「仕事体験」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」に参加可能
前述の通り、大学1・2年生は5日間以上の本格的な「インターンシップ」には参加できません。
一方で、マイナビの「大学生低学年のキャリア意識調査8月(2028・2029年卒対象)」によると、大学2年生の約7割が就活に何らかの不安を感じているというデータもあります。
「早く動かなければ」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、まずは学業やアルバイト、サークルなど「心が動くこと」に熱中して、自分の価値観や強みの種を育てることが就活準備になります。
そのうえで就活準備の第一歩としておすすめなのが、原則として全学年が参加できる「オープン・カンパニー&キャリア教育等」と「仕事体験」の活用です。
実務を伴わない説明会やセミナー形式の「オープン・カンパニー」は気軽に参加できるため、情報収集に最適です。
また、グループワークなどで業務を学ぶ「仕事体験」は短期間で開催されることが多く、大学の授業や課外活動で忙しい時期でもスケジュールを合わせやすいという特徴があります。こうしたプログラムを活用して将来の視野を広げていきましょう。
実際の「仕事体験」や「オープン・カンパニー」にはどのようなプログラムがあるのか探してみたい方はぜひ以下のサイトをチェックしてみてください。
» ミッション・イン・サマー〜“気になる”を発見せよ
大学3年生(4〜5月):インターンシップ準備のスタート時期
大学3年生の春、4〜5月ごろが夏のインターンシップ選考に向けた準備スタートの目安です。
マイナビなどの就職情報サイトでは、大学3年生の4月から順次インターンシップの募集情報が公開されます。一般的に、プログラム実施の「2〜3ヶ月前」に情報が公開され、「1ヶ月前」を目安にエントリーが締め切られるスケジュールで進みます。
この時期に自己分析や業界研究、サイトへの登録を済ませておくと、各社のエントリー受付に余裕を持って対応できます。
ただし、人気企業の場合は早めに締切を設定していたり、応募多数のため予定より早く募集を終了してしまったりするケースも少なくありません。参加機会を逃さないためにも、最新情報をチェックし、動き始めながら準備を深めていく姿勢が大切です。
大学3年生(7〜9月):夏のインターンシップの参加時期
7〜9月は、夏のインターンシップが実施される時期で、さまざまな企業がプログラムを開催します。
特に、8月は参加・申し込みともにピークを迎え、この時期に初めてのインターンシップに参加する就活生も少なくありません。
さまざまなプログラムがそろっているため、複数の業界・企業を比較できる機会となります。
大学3年生(10〜2月):秋冬のインターンシップ参加期
夏が終わっても、秋冬にかけてオータム・ウィンターのプログラムは続きます。
この時期は、夏の経験を経て志望業界を絞り込んだうえで参加する学生が増えるため、より知識や実務理解が求められるプログラムが提供される傾向にあります。
夏に「インターンシップ」に参加できなかった方や、特定の企業・職種をさらに深掘りしたい方にとっては適性を見極める大きなチャンスです。
また、プログラムへの参加と並行して、本選考に向けた自己分析のブラッシュアップや筆記試験の対策など、基礎固めを進めておくことも重要になってきます。
【期間別】インターンシップ(5日間以上)の種類と選び方
ここまで学年や時期別のスケジュールを解説してきましたが、いざ参加しようと思っても、どの企業のどのようなプログラムを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。
現在の就活ルールにおいて「インターンシップ」と呼べるのは5日間以上のプログラムに限られますが、その中でも期間や内容によって得られる経験は異なります。
それぞれの特徴やメリットをまとめましたので、自分の目的や状況に合わせて選ぶ際の参考にしてください。
5日間〜2週間程度(プロジェクト・課題解決型)
数名でチームを組み、企業から与えられた実際のビジネス課題に対して、リサーチや企画立案、プレゼンテーションを行うプログラムが中心です。
現場社員からのフィードバックを受けながら進めるケースが多くなっています。
1ヶ月以上の長期に比べてスケジュール調整がしやすいため、夏休みや冬休みを利用して複数企業のインターンシップに参加できるのが大きなメリットです。
このような方におすすめ:
- 複数企業のインターンシップに参加して比較検討したい
- グループワークを通じて、自分の課題解決力やチームワークを試してみたい
- 現場の最前線で働く社員から直接フィードバックをもらいたい
1ヶ月以上の長期(実践・就業型)
実際の現場に配属され、長期間にわたって社員と同じような業務をこなす実践的なプログラムです。
専門的なスキルが求められる職種(エンジニアやデザイナー、企画・マーケティングなど)で多く開催され、有給で実施されるケースも少なくありません。
実際の職場で長期間過ごすため、よりリアルな実務スキルや会社の社風を肌で感じることができます。
自身の強み・弱みが明確になり、参加後の自己PRなどにも直結しやすいのが大きな特徴です。
このような方におすすめ:
- すでに志望度が高い企業や業界(職種)が明確にある
- 実務スキルを身につけ、就職後に働くイメージを確固たるものにしたい
- 成長機会を求め、就活でのアピール材料をつくりたい
【開催時期別】インターンシップの特徴

5日間以上の「インターンシップ」は、まとまった日数が必要になるため、主に大学の長期休暇である夏休みと冬休みの期間に集中して開催されることが多いです。
同じインターンシップでも、時期によってプログラム内容の傾向が変わるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
サマーインターンシップ(7〜9月・夏休み期間)
開催数が多く、選択肢が豊富になる時期です。「まずはさまざまな業界を見てみたい」「自分の適性を探りたい」という段階の学生に最適です。まずはここで幅広く情報を集めてみるのもおすすめです。
秋冬・ウィンターインターンシップ(10〜2月・主に冬休み期間)
3月からの就活広報解禁が目前に迫っているため、「企業理解」「具体的な仕事理解」の要素が強くなる傾向にあります。志望企業が固まっており、本選考に向けて具体的なアピールや社風の確認をしたい学生に向いています。
インターンシップ申し込みの手順
インターンシップへの参加を目指す場合、まずは「申し込みから参加までの基本手順」と「年間のスケジュール感」の両方を把握しておくことが大切です。申し込みから参加までの基本ステップは以下の通りです。
①情報収集
まずは、マイナビなどの就職情報サイトや企業の採用サイトを確認し、情報を探しましょう。
また、学校のキャリアセンターで独自の募集情報を見つけられる場合もあります。
②募集要項の確認・エントリー
気になるインターンシップを見つけたら、開催時期や場所、募集要項などを確認し、エントリー(申し込み)をします。
選考がある場合は、必ず参加できるとは限らないため、優先順位を決めた上で複数のインターンシップにエントリーしても問題ありません。ただし、同じ企業のプログラムだと複数応募不可の場合もあるので、募集要項を確認しましょう。
③選考に向けた準備
参加者の決定方法は企業によって異なり、先着順や抽選のほか、エントリーシート(ES)や履歴書による書類選考、面接が行われる場合もあります。
どのように参加者が決まるのかをあらかじめ確認し、選考がある場合は余裕を持って準備を進めましょう。
④参加(※不参加の場合は必ず辞退連絡を)
無事に通過すれば、いよいよプログラムに参加します。
もし、複数のインターンシップへの参加が決まり、日程が重複してしまった場合など、やむを得ず参加できなくなったインターンシップには、なるべく早めに辞退の連絡を入れましょう。企業への配慮として誠実な対応を心がけることが大切です。
インターンシップ参加に向けた準備の手順

「何から始めればよいか分からない」という方のために、インターンシップの参加までの準備を5つのステップで整理します。すべてを完璧に準備してから動こうとするよりも、動き始めながら磨いていくほうがスムーズです。ここでは各ステップのポイントを解説します。
①自己分析をする
自己分析とは、自分の強み・弱み、価値観、興味・関心を整理する作業です。就活の軸を定めるための最初のステップであり、ESや面接での回答の根拠にもなります。
モチベーショングラフ(過去の出来事と感情の変化をグラフにする)や自分史(幼少期から現在までの経験を時系列で振り返る)、マインドマップ(キーワードを起点に思考を広げる)など複数の手法を組み合わせることで、より深く自分を理解できます。
「まだ自分にアピールできる強みがない」と感じる方も多いですが、特別な経験がなければ強みを伝えられないわけではありません。
日常の出来事の中にも、「自分がなぜそう感じたのか」「どんな行動を取ったのか」を丁寧に振り返ることで、意外な気づきが生まれることがあります。なお、自己分析は一度やって終わりではなく、インターンシップ&キャリアへの参加を通じて繰り返し深めていくものです。
関連記事:自己分析のやり方がわからない就活生必見!手法と進め方を完全解説
関連記事:自己分析で長所を見つける方法と伝え方【長所一覧71選と例文まとめ】
②就職情報サイトに登録する
「マイナビ202X」などの就職情報サイトに登録することで、インターンシップ&キャリアの情報をまとめて収集できます。
業種や実施時期などさまざまな条件で絞り込み検索ができ、自分に合ったプログラムを見つけやすい点が特徴です。
③業界・企業研究をする
興味のある業界や企業の情報を集め、「なぜそのプログラムに参加したいのか」を言語化する作業です。
企業の公式サイトや説明会だけでなく、合同説明会やOB・OG訪問を通じて情報を集め、応募候補を絞り込みましょう。
業界研究はエントリーシートで問われる「なぜ当社のプログラムに参加したいのか」という問いへの答えを準備することにもつながるため、参加前に一定の理解を深めておくことが大切です。
また、業界を横断して比較してみることで、自分が大切にしたい就活の軸が見えてくることもあります。一つの業界に絞り込みすぎず、視野を広げて情報収集することをおすすめします。
④エントリーシートの準備・選考対策をする
選考があるプログラムに応募する場合は、エントリーシートの作成と面接対策が必要になります。
インターンシップの選考では、能力の高さよりも「プログラムへの真剣度(志望度の有無)」や「基礎的なマナー」が重視される傾向があります。
自分がなぜそのインターンシップに参加したいのかを整理し、丁寧に伝えることを意識しましょう。この段階での対策が、3月の就活広報解禁後の本選考対策にもつながります。
エントリーシートは、書くたびに自分の思いを伝える力が磨かれていきます。
たとえ選考を通過できなくても、作成に悩み、自分の言葉でまとめた経験自体が今後の就活に活きていきます。
関連記事:脱・学生言葉 敬語を正しく使おう
⑤就活エージェントに相談する
就活エージェントでは、インターンシップ選考の情報提供だけでなく、自己分析や参加目的の整理などのサポートも行っています。
多くの選択肢の中から、自分の志向や強みに合ったプログラムをキャリアアドバイザーがともに考えてくれるため、安心して動き始めることができます。
マイナビ新卒紹介では、大学3年生(同年次の学生の方)を対象に、秋以降からインターンシップ&キャリアの選考案内も実施しています。
就活準備全般の相談もすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。※時期や希望エリアによって、ご紹介できる企業が異なる場合があります。
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インターンシップに関するよくある質問
Q. 大学3年生からインターンシップに参加するのは遅いですか?
「もう遅いかも」と悩む必要はありません。いつからでも、動き出したタイミングがあなたのスタートラインです。
マイナビの調査(※)を見ると、3年生の7月までに約60%の学生が何かしらの活動を始めていることが分かります。これを知ると少し焦ってしまう気持ちも理解できますが、大学3年生の夏はまさに「インターンシップ」活動のピークです。
これから本格的な準備を始める学生も多くいます。大切なのは、周りと比べて落ち込むことではなく「思い立った今から行動すること」です。
人気プログラムは選考があることも多いため、まずは就活情報サイトへの登録や自己分析など、今日できる小さな一歩から踏み出してみましょう。
(※マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査7月〈インターンシップ・キャリア形成活動〉」)
Q. インターンシップに参加しないと就活に不利ですか?
参加自体が本選考の必須条件になるわけではありません。ただし、参加することで業界・企業理解が深まり、志望動機や自己PRに説得力が生まれやすくなります。
また、インターンシップでの実体験はガクチカのエピソードとしても活用できます。「参加しなかったから不利」というよりも、「参加することで準備がより整いやすくなる」というイメージで捉えるとよいでしょう。できる範囲で参加しておくほうが、本選考に向けた準備が整いやすくなります。
Q. 公務員志望でもインターンシップに参加したほうがよいですか?
公務員志望であっても、幅広い視野でキャリアを考えるうえでインターンシップ&キャリアへの参加は有益です。民間企業のプログラムに参加することで、「なぜ公務員を目指しているのか」という自分の軸がより明確になることもあります。
また、省庁や自治体でも職場見学・体験プログラムを実施しているケースがあるため、積極的に活用してみましょう。
Q. 専門学校生・短大生・高専生のインターンシップはいつからですか?
参加時期の基本的な考え方は大学生と同様ですが、在学期間が短い分、最終学年の前年の夏から動き始めるのを目安とすることがおすすめです。学校のキャリアセンターとの連携や、就活エージェントへの相談も選択肢として活用してみましょう。
インターンシップ&キャリアのことで悩んだら相談してみよう
「具体的にどのインターンシップに応募すればよい?」「自己分析は何から手をつければ…」と、スタート段階でつまずいてしまうことも少なくありません。一人で悩みながら手探りで進めるのは、時間的にも精神的にも大きな負担になります。
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