「インターンシップとは何のこと?」「インターンシップには参加したほうがよいのかな?」そのような疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、インターンシップの種類から期間・メリット・探し方まで、初めての方でも分かるよう順を追って解説します。
もしインターンシップの参加への準備に迷ったら、第三者に相談するのも一つの手です。
マイナビ新卒紹介では、エントリーシートの書き方や企業選びの軸づくりまで幅広く無料でサポートしています。
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この記事で分かること(目次)
- インターンシップとは?
- インターンシップでは何をする?代表的な3つのプログラム内容・事例
- インターンシップ等の参加率
- インターンシップの時期・スケジュール
- インターンシップに参加する意味やメリット
- 【企業視点】インターンシップを実施する目的
- インターンシップの選考の流れと対策準備
- インターンシップの探し方
- インターンシップで報酬/給料はもらえる?
- インターンシップ参加時のマナー・準備
- インターンシップ参加後にやること
- インターンシップに関するよくある質問
- インターンシップで迷ったときは相談しよう
インターンシップとは?
インターンシップとは、「大学生が社会に出る前に、実際の仕事や職場を体験できる制度」のことです。
お客さま対応や企画立案など、企業が日々行っているリアルな業務を直接体験できるのが大きな魅力です。
【まとめ】簡単に説明!インターンシップとは
- 【定義】 『実務型』の就業体験が5日間以上あるプログラムで、キャリア形成支援に関わる取り組み
- 【対象】 主に大学3年生・修士1年生(オープン・カンパニー等は1・2年生も対象)
- 【時期】 夏(7〜9月)・秋冬(10〜2月)の長期休暇がメイン
- 【メリット】 業界・仕事の理解が深まり入社後のミスマッチを防げる/自己分析や選考対策にも直結する
インターンシップは、「働くことのイメージをつかみたい」「自分に合う仕事を見つけたい」という学生のみなさまにとって、企業の中で実際の業務に挑戦したり、社員の方々と交流したりしながら将来のキャリアについて考えるうえで、貴重な機会となります。
「インターンシップ」の定義
国の定める「インターンシップ」の制度では、「実際のビジネス現場に入ったり、それに近い業務に取り組んだりする就業体験(実務型)を行う、5日間以上のプログラム」を指します。
今まで「インターンシップ」と呼ばれていたものは、2023年度から新しい制度がスタートし、学生のキャリア形成に関わる取り組みとして大きく3つの類型に整理されました。
マイナビでは、その国の指針を踏まえ、これらの取り組みを総称して「インターンシップ&キャリア」としてご紹介しています。
インターンシップ&キャリアの分類(インターン/仕事体験/オープン・カンパニー)
- ①実務をじっくり体験する「インターンシップ」
- ②ケーススタディなどを通じて仕事の体験ができる「仕事体験」
- ③企業や業界を知るイベント「オープン・カンパニー&キャリア教育等」
「1日で会社を訪問するだけ」の説明会は、新しいルールでは「インターンシップ」とは呼ばなくなりました。
5日間以上をかけて、企業の実際のビジネス現場に入り込み、リアルな業務を体験する本格的なプログラムだけが、本来の「インターンシップ」として位置づけられています。
まずは数時間から気軽に参加できる「オープン・カンパニー」で企業の雰囲気をのぞいてみるなど、ご自身のペースやスケジュールに合わせて、前向きに就活準備の第一歩を踏み出せる制度設計になっています。
【比較表】インターンシップ/仕事体験/オープン・カンパニーの違い
「インターンシップ」「仕事体験」「オープン・カンパニー」の3種類は、それぞれ「体験の深さ(実務にどこまで踏み込むか)」と「参加しやすさ(期間や学年の制限)」が異なります。
| インターンシップ | 仕事体験 | オープン・カンパニー&キャリア教育等 | |
|---|---|---|---|
| プログラムの型 | 「実践型」の就業体験 | 「実践型」「業務体験型」「課題突破型」などの就業体験 | 「課題突破型」「セミナー参加型」など業界・職種研究や社員交流、会社・工場見学など |
| 概要 | 就業体験ができる5日間以上のプログラム | 就業体験ができる短期間プログラム | 主に企業、仕事理解のためのプログラム |
| 時期 | 長期休暇期間のみ | 休日・長期休暇期間を含む | 制限なし(学業配慮を推奨) |
| 対象 | 2027年卒以上(大学3年生、修士1年生以上など) | 全学年 | 全学年 |
| 参加者の個人情報取り扱い | 2026年3月以降の採用活動に利用可能 | 採用活動への利用不可 | 採用活動への利用不可 |
このうち、1・2年生が参加できるのは「仕事体験」と「オープン・カンパニー&キャリア教育等」の大きく2種類です。
「仕事体験」とは
「仕事体験」には、現場の業務に携わる「実務型」のほか、「疑似体験型」のプログラムが含まれます。
疑似体験型とは、グループワークやケーススタディなどを通じて、実際の業務の流れや考え方を疑似的に学ぶ形式です。
「インターンシップ」とは違い、原則として学年や学部を問わず、広く参加を受け付けています。
「オープン・カンパニー&キャリア教育等」とは
「オープン・カンパニー&キャリア教育等」は、企業や業界、職種そのものへの理解を深めることを目的としたプログラムです。
こちらでは「実務型」の就業体験は行わず、企業が主催する説明会や、業界研究・職種研究のセミナー、社員との交流会、オフィス・工場の見学会などがメインとなります。
原則、全学年・全学部の方が気軽に参加できるため、本格的なインターンシップや仕事体験にエントリーする前の情報収集や、就活準備の第一歩として活用するのもおすすめです。
インターンシップでは何をする?代表的な3つのプログラム内容・事例
「インターンシップ」は、1日完結のセミナーや数時間のグループワークとは異なり、実際のビジネス現場に近い環境で就業体験に向き合うため、得られる経験値や業界理解の深さは大きいです。
実際にどのような内容で行うのか、インターンシップに参加されたことのない学生のみなさまはイメージがつきにくいかと思いますので、ここでは、5日以上の実務型インターンシップでの3つのプログラム形式を一例として事例でご紹介します。
インターンシップ例①:OJT型・現場配属プログラム(実務体験)
実際の現場部署に5日間〜2週間程度配属され、専任のメンター(先輩社員)の指導を受けながら、実際の業務の一部を担当する形式があります。
- 実施期間の目安: 5日間〜2週間程度
- 主な職種・業務内容の例:
- 営業職: 先輩社員の商談・クライアント訪問への同行、提案資料作成のサポート、市場・競合リサーチなど
- エンジニア職: 実際の開発環境に入り、既存プロダクトのバグ改修、新機能のテストコード作成など
- 企画・マーケティング職: 運用中アカウントのアクセス解析、広告クリエイティブの改善案作成など
【スケジュール例】OJT型インターンシップ(5日間の流れ)
- 1日目: ガイダンス、社内ツール・セキュリティ設定、配属部署への挨拶・オリエンテーション
- 2〜4日目: メンターのもとで実務タスクに着手、毎日の朝会・夕会、中間レビュー
- 5日目: 5日間の成果発表会(部署メンバーへ報告)、メンターからのフィードバック面談
インターンシップ例② 課題解決・現場改善プロジェクト型
企業が現在進行形で直面しているリアルな事業課題や、現場の業務改善テーマが提示され、社員のサポートを受けながら本格的な解決策を策定・検証する形式です。
- 実施期間の目安: 5日間
- テーマの一例:
- 「自社サービスにおける顧客離脱率を改善するための機能・導線提案」
- 「既存クライアントの業務効率化に向けたDXソリューションの設計」
- 「若手社員の定着率向上に向けた社内制度作成」 など
【スケジュール例】5日間のプロジェクト型インターンの場合
- 1日目: 課題提示、社内データ・過去事例の読み込み、現場社員へのヒアリング
- 2日目: 課題の要因分析、打ち手のアイデア出し、メンターからの初期フィードバック
- 3日目: 施策の実現性検証(コスト試算・運用フロー策定)、中間プレゼン
- 4日目: 指摘を踏まえたブラッシュアップ、プレゼン資料の作成
- 5日目: 最終プレゼンテーション、全体講評、個別フィードバック
インターンシップ例③ 開発・プロトタイプ制作型(技術・クリエイティブ系)
主にIT・Web業界のエンジニア・デザイナー・データサイエンティスト職などを対象とした形式です。5日間〜数週間の期間で、チームまたは個人で実際に動くプロダクトやアルゴリズムを開発します。
- 実施期間の目安: 5日間〜10日間
- 開発テーマの一例:
- 「自社APIを活用した新規社内便利ツールの開発」
- 「大規模トラフィックを想定したパフォーマンスチューニング」
- 「機械学習モデルを用いたレコメンドエンジンの精度改善」
インターンシップ等の参加率と動向
マイナビの調査(※)では、大学3年生の7月までにインターンシップ&キャリアといった何かしらのキャリア形成活動に参加した学生は約60%いました。

引用:マイナビキャリアリサーチLab「2027年卒大学生キャリア意向調査7月<インターンシップ・キャリア形成活動> 」
インターンシップに参加する時期に明確な決まりはありませんが、納得のいくキャリア選択をするためにも、大学3年生の夏頃から参加を検討し始めるのがおすすめです。
もちろん、大学1・2年生のうちから「オープン・カンパニー&キャリア教育等」に足を運び、少しずつ将来の軸づくりをスタートさせるのも有効です。
インターンシップの時期・スケジュール
インターンシップの時期は、大学3年生の「夏(7〜9月)」または「秋冬(10〜2月)」の長期休暇中にプログラムが集中します。
インターンシップの時期:夏休み冬休みの長期休暇がメイン
5日間以上の「インターンシップ」は、まとまった時間を確保しやすい大学3年生の「夏(7〜9月)」と「秋冬(10〜2月)」に集中して開催されます。
じっくりと実務体験に向き合いたい方は、この2つの長期休暇のタイミングを逃さないように最新情報をチェックしましょう。
| 時期 | 内容の特徴 |
|---|---|
| 大学3年生 夏(7〜9月) | 就業体験を伴うサマープログラムが多数開催される |
| 大学3年生 秋冬(10〜2月) | 夏より少人数・密度の高いプログラムが増える |
インターンシップの申し込み時期や、学年別の参加に向けた具体的な準備スケジュールについては、以下の記事で詳しく解説しています。
就活を意識し始めたとき、「インターンシップはいつから参加すればよいの?」という疑問を抱くかもしれません。参加時期や申し込みのタイミングを把握することで、余裕を持って本選考へと臨める準備が整います。この記事では学年別の参加時期・申し込みスケジュールから、準備の手順まで分かりやすく解説します。
応募締め切りの目安と注意点
一般的な傾向として、各企業ともインターンシップ開催の「約1ヶ月前」を応募締め切りに設定することが多いです。
ただし、人気が集中しやすい夏のインターンシップに関しては、6月の第1週ごろには締め切りを迎える企業も少なくありません。
また、秋・冬開催のインターンシップも開催1ヶ月前が締め切りの目安となりますが、短期日程のものが増えるため、不定期で募集が開始されるケースもよく見られます。
マイナビ新卒紹介では、ご自身の参加したい時期や目的に合わせて、インターンシップ&キャリアの選考案内も実施しています。ご希望の方はお気軽に面談をご利用ください。
※対象:大学3年生(同年次の学生の方)向けに、秋以降ご案内が可能となります。
インターンシップに参加する意味やメリット
「なんとなく参加すれば何か得られるだろう」「とりあえず自分に合っているか確かめたい」といった受け身の姿勢では、せっかくの機会を十分に活かしづらくなります。
「こんな現場を見てみたい」「この仕事のやりがいや大変な点は何だろう?」「業界の中でこの会社はどういう位置づけなのだろう?」といった明確な目的意識と、自ら貪欲に知ろうとする「探索的な姿勢」を持って参加することが大切です。
そのうえで取り組むことで、以下のようなメリットを得ることができます。
業界・企業・職種への理解が深まる
インターンシップに参加することで、企業のWEBサイトやパンフレットだけでは分かりづらい「実際の仕事の空気感」を体感できます。
業界ごとの働き方の違いや、職種ごとに求められるスキルの方向性など、自分で調べるだけでは得られない情報があります。
たとえば、「営業職」と一口に言っても、業界によってその業務内容や一日の動き方は異なるでしょう。
この体験が、本選考での志望動機の説得力を高める材料にもなっていきます。
自己分析が深まり、就活の軸が見つかる
実際に仕事を体験することで、「自分はどのような瞬間にやりがいを感じるのか」「どのような環境では力を発揮しにくいのか」という気づきが生まれやすくなります。
こうした体験に基づく自己理解は、面接での回答に深みを出し、「なぜその企業でなければならないのか」を説明する際の根拠にもなります。
自己分析は一人で問いを立てているだけでは行き詰まりやすいものです。しかし、実体験があることで「あのとき何かに熱中していた」という感覚が言語化の手がかりになります。
自己分析のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
就活で役立つ「自己分析のやり方9選」と、効率よく進めるための「5ステップ・ロードマップ」で徹底解説します。それぞれのやり方の具体的な書き方・手順や、分析結果を志望動機・自己PRへ落とし込む方法まで網羅していますので、自分に合ったやり方を見つけて今日から実践してみましょう!
入社後のミスマッチを防げる
マイナビの「離職率とは?最新データから早期離職の現状を考察」によると、入社後に仕事内容へのネガティブなギャップを感じた学生は28.3%いました。
また、「企業文化」にギャップを感じたという回答も16.2%みられました。

こうした「思っていた仕事と違う」「社風が合わない」といった早期離職につながる原因を防ぐカギとなるのが、「インターンシップ&キャリア」への参加です。
本選考の前に実際の業務に近い体験をしておくことで、企業・仕事のリアルな姿を知り、自分自身の働くイメージをしっかりと具体化させることにつながります。
志望動機・自己PRの説得力が上がる
インターンシップでの体験は、エントリーシートや面接における「具体的なエピソード」として活用できます。
「説明会で話を聞いて」という受け身の情報収集に比べ、「実際に体験して感じた」というエピソードは、採用担当者にとって志望度の高さや企業理解の深さを示す材料として映ります。
特に5日間以上の実践型の就業体験である「インターンシップ」への参加経験は、本選考に向けた準備として強みになります。
仲間ができる
インターンシップでは、同じ業界や職種に関心を持つ他大学の学生と出会う機会があります。
就活準備は、自分一人で情報を集めながら進めていくため、孤独を感じやすい側面がありますが、同じ時期に同じ目標に向かって動いている仲間の存在は時に支えになり得ます。
選考情報を交換したり、互いの面接練習に付き合ったりする関係に発展することもあり、心強い仲間だと感じる方も少なくありません。
【企業視点】インターンシップを実施する目的

マイナビの「2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」では、企業がプログラムに参加する学生に期待することとして、大きく以下の2つが挙げられています。
自社や業界への理解を深めてもらうこと
調査では、最も多くの企業が目的として「自社や業界への理解を深めてもらうこと」を挙げています。
WEBサイトだけでは伝わりにくい「実際の職場環境」や「仕事のリアル」を直接体感してもらい、自社や業界への理解度を上げてもらう狙いがあります。
自分のキャリアを考える「きっかけ」にしてもらうこと
自分の適性や将来のビジョンを見つめ直す「キャリア形成支援の場」として、学生との相互理解を深めたいと考えています。
結果として、入社後の「イメージと違った」というミスマッチを防ぐことも期待していると考えられます。
インターンシップの選考の流れと対策準備
応募者が集まりやすいインターンシップでは選考が設けられている場合があります。企業によって選考フローは異なるため、事前の確認と準備をしましょう。
インターンシップ選考の流れ
基本的には、インターンシップの選考は以下のステップで進みます。
- エントリー(参加したい企業に応募する)
- 書類提出(履歴書やエントリーシートを用意して提出する)
- 選考(適性検査、面接、グループディスカッションなどに進む)
- 合否連絡・参加決定
インターンシップ選考に向けた事前準備
選考方法に合わせて、以下の各選考ステップに合わせた対策準備が挙げられます。
1.書類選考(履歴書・エントリーシート)
書類選考では、「自分の強みや熱意が端的に伝わる文章」になっているかどうかが重要です。また、誤字脱字がないか、提出期限や指定された形式・マナーを守れているかといった基本事項も必ずチェックしましょう。
後日行われる面接では、この提出書類をもとに深掘りされるため、提出前に必ず手元にコピー(データや写真)を残しておくことがポイントです。
書類作成に不安がある方は、以下の記事を参考に、基本から実践まで対策を進めましょう。
▼まずはここから!エントリーシート(ES)の基本とマナーを押さえる
エントリーシート(ES)の書き方を解説!通過率を上げるコツを押さえよう
「エントリーシート(ES)の書き方がわからない」と困っている学生のみなさまも多いでしょう。採用担当者が見ている本当に伝えるべきポイントや、ワンランクアップするための方法など、具体的なアクション例や例文を織り交ぜながらエントリーシートの書き方を分かりやすく解説します。
インターンシップのエントリーシートの書き方と例文、提出マナーについて
企業選びの軸を整理しながら志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を書けるように、企業が見ている評価ポイントとセットで解説します。Web提出・メール・郵送の提出マナーからよくある質問まで整理しているので、初めてでも迷わずエントリーシートを提出できるよう解説します。
▼インターンシップの志望動機・自己PRを準備する
インターンシップの志望動機の書き方!業界別例文13選&思いつかない時の対処法
インターンの志望動機の書き方を基本構成4ステップと業界別例文13選(300字程度)を紹介。思いつかない場合の自己分析40問や、インターンシップ経験を本選考の志望動機に活かす方法、注意点まで解説します。
「インターンならではの自己PRポイントってある?」この記事では、インターン選考に特化した自己PRの作り方を例文とともにわかりやすくお伝えします。
適性検査(WEBテスト・テストセンターなど)
試験内容は、能力試験と性格検査に大きく分かれます。
特に能力試験は問題数が多く、1問1分前後で解くスピードが求められます。模擬試験や練習問題を活用し、早めに対策を始めましょう。
面接・グループディスカッション
面接では自己PRに加え、「参加して何を得たいのか」という目的意識とやる気を自分の言葉で伝えることが大切です。
志望動機といった頻出する質問への回答はあらかじめまとめておきましょう。
また、グループディスカッションでは「正解のないテーマ」に対して、時間配分を意識しながら「各々がどのような役割を果たし、チームに貢献していたのか」が評価される傾向にあります。
インターンシップの探し方
インターンシップの情報を集める方法はいくつかあります。それぞれの方法について紹介します。自分の状況に合わせて組み合わせながら活用してみましょう。
就職情報サイトで探す
マイナビ20XXなどの就職情報サイトでは、インターンシップ&キャリアの特集ページから効率よく企業を探すことができます。
なお、マイナビ20XXでは参加企業の検索から応募まで一括で完了でき、企業によってはそこでエントリーシートといった書類提出も可能です。
学校のキャリアセンターを活用する
学校のキャリアセンターでは、その学校の学生を対象とした求人や、過去の先輩の参加体験レポートを閲覧できることがあります。
特定の企業について先輩がどのような体験をしたのかを事前に知ることができるのは、参加後のイメージを持つうえで助けになります。
また、インターンシップ参加前のエントリーシート添削や面談なども受け付けている学校もあり、積極的に活用することをおすすめします。
「キャリアセンターは就活が始まってから行くもの」と思っている方も多いかもしれませんが、早い段階から足を運ぶことで、情報収集のスピードが上がります。
就活エージェントに相談する
就活エージェントでは、インターンシップ&キャリアの情報提供だけでなく、自己分析や参加目的の整理といった準備段階からサポートを受けることができます。
一人では選びきれないほど多くの選択肢の中から、自分の志向や強みに合ったプログラムをキャリアアドバイザーがともに考えてくれるため、安心して動き始めることができます。
マイナビ新卒紹介では、大学3年生(同年次の学生の方)を対象に、秋以降からインターンシップ&キャリアの選考案内も実施しています。就活準備全般のご相談もすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。
※時期や希望エリアによって、ご紹介できる企業が異なる場合があります。
» マイナビ新卒紹介について詳しく見る
なお、そもそもの「就活エージェントとは何か」をもう少し詳しく知りたい場合は、下記もご活用ください。
関連記事:新卒の就活エージェントとは?何をしてくれるのかについて解説
インターンシップで報酬/給料はもらえる?アルバイトとの違い
インターンシップに報酬/給料が発生するかどうかは、プログラムの内容や期間によって異なります。
数日間の短期プログラムでは無給のケースが多い一方、数週間以上の実務型・長期プログラムでは交通費の支給や時給・日給が発生する場合があります。
お金が支払われる場合、企業の指揮命令のもとで業務を行い「労働」とみなされる場合は、賃金の支払い義務が生じるとされています。見学・説明・グループワーク中心の短期プログラムは、実務への従事とは区別されるため無給であることが一般的です。
参加前に募集要項(給与・報酬の有無)をよく確認しましょう。
ただし、目先の金額だけで参加先を選ぶのではなく、「自分のキャリア形成に何が必要か」という視点で判断することが大切です。
インターンシップとアルバイトの違い
インターンシップとアルバイトは、どちらも企業や仕事に触れる機会という点では似ていますが、目的には違いがあります。
アルバイトは労働の対価として賃金を得ることが主な目的である一方、インターンシップは、仕事や業界・職種を知り、自分のキャリアを考えることが目的です。
また、インターンシップは学生のキャリア形成支援を目的とした制度であるため、企業側も学生の成長を意識した内容を設計している点が特徴です。
| 項目 | インターンシップ | アルバイト |
|---|---|---|
| 主な目的 | キャリア形成・仕事理解 | 収入を得る |
| 期間 | 数日間~数ヶ月(プログラムによる) | 継続的な就労が多い |
| 報酬/給料 | プログラムによって有無が異なる | 基本的に発生する |
| 学びの設計 | 企業が学習内容を設計 | 業務遂行が中心 |
インターンシップ参加時のマナー・準備

インターンシップは、実際のビジネスの現場で社会人と直接関わる貴重な機会です。そのため、学生であっても「社会人としての基本的なマナー」を意識することが求められます。緊張するかもしれませんが、誠実かつ主体的に取り組む姿勢を大切にしましょう。
服装・髪型のマナー
企業から「スーツ着用」と指定がある場合はスーツで参加しましょう。「服装自由」「私服可」とされている場合でも、清潔感のあるオフィスカジュアルが基本です。派手な色合いや露出の多い服装は避け、職場に自然に馴染む格好を意識するとよいでしょう。
迷ったときは「自分がその会社のお客さんだったとして、その服装の社員が出てきても信頼感を持てるか」「親や年上の方から見て、『きちんとしているね』と好感を持たれる服装か」を判断の基準にすると選びやすくなります。
髪型のマナーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
持ち物
企業から案内されている持ち物は必ず事前に確認しましょう。指定がない場合でも、メモ帳・筆記用具などは持参しておくのが基本です。
スマートフォンはマナーモードにし、プログラム中は基本的に使用を控えましょう。時計はシンプルなデザインで分単位で時間がわかるものがおすすめです。
参加後のお礼メール
インターンシップのプログラム終了後は、翌日中にお礼のメールを送ることをおすすめします。内容は長くする必要はなく、参加への感謝・印象に残ったこと・今後のキャリアへの意欲を簡潔にまとめる程度で十分です。
メールを送ること自体が礼儀として評価されることもありますが、それ以上に「何を感じ、何を考えたか」が自分の中で整理されるという意味で、自分自身への振り返りの機会にもなります。
送るタイミングが遅くなりすぎると印象が薄れてしまうため、できるだけ当日中か翌朝に送ることを心がけましょう。
インターンシップ参加後にやること
せっかく体験したことも、振り返りをしないと記憶の中で薄れていってしまいます。プログラム終了後は、感じたこと・気づいたこと・疑問に思ったことをできるだけ早くメモしておきましょう。
「この仕事のどのような部分に魅力を感じたか」「どのような人たちと一緒に働きたいか」という視点で整理すると、就活の軸づくりや志望動機の言語化に直接役立ちます。
振り返りを行う
振り返りを行う際は、頭の中で考えるだけでなく、以下のチェックシートを使ってノートやスマホのメモに書き出してみるのがおすすめです。
単に「はい/いいえ」で答えるだけでなく、「なぜそう感じたのか?(Why)」まで深掘りしてみましょう。
①業務内容・業界に関するチェック
- プログラムの中で、一番「時間を忘れて取り組めた(楽しかった)」業務はどれか?
- 「自分には少し合わないかも」「難しすぎる」と感じた業務はあったか?
- 業界の現状や企業の強みについて、参加前と参加後でイメージの変化はあったか?
②人・社風(カルチャー)に関するチェック
- 社員の方の働き方や、社員同士のコミュニケーションの雰囲気に共感できたか?
- 「将来このように働きたい」と思える、ロールモデルとなる社員はいたか?
- 一緒に参加していた他の学生(=将来の同期になるかもしれない人たち)と波長は合うと感じたか?
③自己分析・ネクストアクションに関するチェック
- グループワークや実務体験の中で、自分の「強み(リーダーシップ、分析力、気配りなど)」が活かせた場面はあったか?
- 今の自分に足りないと感じたスキルや知識は何か?
- ずばり、この企業の本選考を受けたいか?受けるとしたら、どのような「志望動機」が語れそうか?
こうした問いに一つひとつ向き合って言語化していくことで、インターンシップでの体験が、「自分のキャリアを考える素材」へと変わっていきます。
次のプログラムに参加する
一つのプログラムへの参加で得た気づきを基に、別の業界・職種のプログラムに参加してみることも有効です。
比較体験をすることで、「自分がどのような環境に惹かれるのか」「何を大切にして仕事を選びたいのか」という軸がより明確になっていきます。
インターンシップに関するよくある質問
Q. インターンシップに参加しないと就活で不利になりますか?
インターンシップはあくまで就業体験の場であるため、「参加できなかったから選考でマイナス評価を受ける(不利になる)」ということは基本的にないと考えてよいでしょう。
しかし、参加することで得られるメリットは大きいです。実際の仕事を体験することで業界や企業への理解が深まり、その経験は今後の「自己分析」や「エントリーシートの作成」「面接での受け答え」など、就活本番のあらゆるシーンで活きるものとなります。
とはいえ、学業やスケジュールの都合でどうしても参加が難しい場合もあるでしょう。インターンシップに参加できない場合でも、OB・OG訪問や企業説明会、就活エージェントとの面談などを通じて企業・業界理解を深める方法はあります。
自分の状況に合わせて最適な進め方を選んでいきましょう。
Q. インターンシップは何社参加するのがよいですか?
インターンシップの参加企業数に決まった正解はありませんが、特定の業界を深掘りしたい場合は同業界の複数社に参加して比較するのが有効です。
一方で、まだ軸が定まっていない段階では、異なる業界のプログラムをいくつか体験して視野を広げることをおすすめします。
Q. インターンシップに参加するか迷っています。参加しなくてよいケースはありますか?
自己分析や業界研究がまだ十分でないと感じている場合は、まずその準備を進めたうえで参加することで、より多くの気づきを得やすくなります。
目的意識がないまま参加すると「何となく参加した」という体験で終わりやすく、就活本番で活かしづらいこともあります。就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談しながら、参加のタイミングや選び方を一緒に考えることも一つの方法です。
※マイナビ新卒紹介では、大学3年生(同年次の学生の方)を対象に、秋以降から面談のお申し込みが可能です。
Q. オンラインのインターンシップと対面では何が違いますか?
オンライン形式のプログラムは、遠方の企業にも参加しやすい・移動コストがかからないというメリットがある一方、職場の雰囲気や社員の方との自然な会話の機会が対面より少なくなりやすいという側面があります。
対面では職場環境や社員同士のやりとりを直接感じられるため、企業文化や業務イメージをつかみやすい傾向にあります。可能であれば両方の形式を体験してみるとよいでしょう。同じ企業でも見え方が変わることに気づくこともあるかもしれません。
Q. 大学1・2年生でもインターンシップに参加できますか?
原則、インターンシップは、大学3年生や修士1年生以上が対象です。
大学1・2年生向けには、主にオープン・カンパニーやキャリア教育プログラムが開かれており、企業を知る入り口として活用できます。
この段階では「業界研究」や「社会人と話す体験」として捉えることをおすすめします。早い段階からさまざまな業界に触れておくことが、大学3年生以降の就活準備の厚みにつながるでしょう。
Q. インターンシップの保険とはどのようなものですか?
インターンシップに参加する際、万が一のトラブルに備えるための保険があります。
大きく分けて、「自分が損害を受けた場合」と「自分が加害者になってしまった場合」の2つのトラブルをカバーする役割を持っています。具体的には、以下のような万が一のケースが例として挙げられます。
①自分が損害を受けた場合:作業中に操作を誤って、自分自身がケガをしてしまうケース
②相手に損害を与えてしまった場合
- 他者のケガ:移動中や作業中に、社員やほかの参加者にケガを負わせてしまうケース
- システムや備品の破損:誤って社内システムを停止させてしまう、会社のパソコンに飲み物をこぼして壊してしまうケース
- 情報漏洩:契約書で禁止されていたにもかかわらず、実務中に知った「社外秘」の情報を友人やSNSなどに漏らしてしまうケース
企業によっては、インターンシップの参加時に、保険の加入が義務付けられている場合もあります。
各自で保険に加入する場合には、保険の種類やプランによって補償範囲が異なるため、想定されるリスクがしっかりと補償対象に含まれているかなど、事前に内容をよく確認することが大切です。
インターンシップで迷ったときは相談しよう
インターンシップについて「どう探せばよいか分からない」「参加前に自己分析や志望動機の整理をしたい」という方は、ぜひマイナビ新卒紹介のキャリアアドバイザーとの無料オンライン面談を活用してみてください。
※大学3年生(同年次の学生の方)の秋以降が対象となります。
文系・理系それぞれの専任キャリアアドバイザーが在籍しており、インターンシップ&キャリアへの参加を含めた就活全般のサポートを行っています。「まだ就活のことをあまり考えられていない」という方でも、ぜひお気軽にご活用ください。
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