【自己分析のやり方】9種の方法と進め方マップ付きで徹底解説

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【自己分析のやり方】9種の方法と進め方マップ付きで徹底解説

「自己分析をいざ始めようとすると何から手をつければよいか分からない」そのような就活生のみなさまへ。

ここでは、「自分史」「モチベーショングラフ」「マインドマップ」「他己分析」といった具体的な自己分析の手法から、自己分析の目的、志望動機・自己PRへの活かし方まで、順を追って解説します。

自己分析のやり方に少しでも不安があるなら、就活支援サービスを行う就活エージェントのキャリアアドバイザーと面談するのも一つの手です。

私たち就活エージェント「マイナビ新卒紹介」では、学生のみなさま一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付き、自己分析のやり方をサポートしています。学生のみなさまは無料で利用できるため、ぜひ活用してみてください。
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この記事で分かること(目次)

  1. 自己分析は何をするもの?就活における意味を理解しよう
  2. 【自己分析のやり方】進め方と手法の選び方
  3. 【自己分析のやり方】具体的な手法9種
  4. 自己分析でよくあるつまずきポイントと対処法
  5. 自己分析はいつ始めるとよい?タイミングの目安
  6. 自己分析をする目的・メリット
  7. 自己分析の結果を就活に活かす方法
  8. 自己分析がうまくいかないときの対処法
  9. 自己分析のやり方に悩んだらマイナビ新卒紹介に相談しよう

自己分析は何をするもの?就活における意味を理解しよう

自己分析は、自分の強み・弱み・価値観・興味関心・行動パターンなどを過去の経験をもとに掘り下げ、言語化していく作業です。

就活においては「自分という人間を採用担当者に伝えるための準備」と捉えるとわかりやすいでしょう。自己分析を通じて自分を深く知ることが、企業選びや応募書類作成の土台になります。

なお、自己分析は「自分を深く知るための内側への作業」であり、自己PRは「その分析結果を採用担当者に伝えるための外側への表現」です。

この2つは別物ですが、密接につながっています。自己分析が浅いまま自己PRを書こうとすると、抽象的で誰にでも当てはまるような内容になりがちです。まず自己分析をしっかり行うことが、説得力のある自己PRへの近道と言えるでしょう。

詳しくは、「自己分析とは」にて解説しています。

【自己分析のやり方】進め方と手法の選び方

「自己分析の目的や重要性は分かったけれど、いざ始めるとなると、どの順番でやればよいの?」と思った方もいるかと思います。効率的に自己分析を進めるには、「①過去を振り返る→②現在の自分を把握する→③未来(やりたいこと)を描く」という流れが基本です。同時に、自分が今どこでつまずいているのか、その時々の状況に合わせて手法を選ぶことも大切です。

自己分析の全体像がわかる「進め方・ロードマップ」と、状況に合わせた「手法の選び方」をあわせて紹介します。

※表内の各「おすすめの手法」をタップすると、該当の説明にジャンプできます。

自己分析の進め方・ロードマップ

まずは以下の5つのステップに沿って、全体の流れを把握しましょう。

ステップ

ステップ目的おすすめの手法目安の時間
①過去を振り返る価値観・行動パターンの根っこを見つける自分史モチベーショングラフ2〜3時間
②深掘りする表面的な答えの奥にある本質を探る「なぜ?」深掘りマインドマップ1〜2時間
③整理するやりたいこと・できること・求められることを整理するWill・Can・Mustフレーム1時間
④客観視する他者の目線で自己分析の精度を上げる他己分析ジョハリの窓適性診断1〜2時間
⑤言語化する就活に使えるエピソードと言葉に落とし込む就活エージェントの
キャリアアドバイザーへの相談・模擬面接
随時

なお、就活エージェントは①~④のどのステップで来ていただいてもサポートできます。お気軽にいつでもご相談ください。

状況別:自己分析の手法の選び方

ロードマップを進める中で手が止まってしまったときは、ご自身の状況に合わせて以下の手法を選んでみてください。

自分の状況おすすめの手法
何から始めればよいか分からない自分史モチベーショングラフ
自分の強みが見つからない「なぜ?」深掘り他己分析
価値観を整理したいWill・Can・Mustフレーム
視覚的に整理したいマインドマップ
客観的な自分を知りたい他己分析ジョハリの窓適性診断ツール
短時間でサクッとやりたい適性診断MATCH plus

【自己分析のやり方】具体的な手法9種

【自己分析のやり方】具体的な手法9種

自己分析には多様な手法がありますが、大切なのは「やり方を知る」だけでなく「実際に手を動かしてみる」ということです。

以下では、それぞれの手法について手順とポイントを具体的に解説します。自分に合うと感じたものを1つずつ行っていくのがおすすめです。

自分史を書く

自分史は、幼少期から現在までの出来事・経験・感情の変化を時系列で書き出す手法です。

「いつ・何があって・自分はどう感じ・どう行動したか」を記録することで、自分の価値観や行動パターンが浮かび上がってきます。過去を丁寧に振り返ることで、就活でよく問われる「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」の素材発掘にもなります。

自分史の書き方・手順

まずは幼少期・小学校・中学校・高校・大学と時期を区切り、それぞれの時期に「印象に残っている出来事」「頑張ったこと」「楽しかったこと・つらかったこと」を書き出します。箇条書きでも構いません。

書き出した後は、それぞれの出来事に対して「なぜそれをやったのか」「どう感じたか」という感情の部分を付け加えていくと、自分の価値観が見えてきます。

自分史を書くときのポイント

「大きな出来事だけが自己分析の材料になる」と思い込まず、日常のささやかな経験にも目を向けることが大切です。

特に「なぜそのとき頑張れたのか」「なぜ嫌だと感じたのか」という感情の理由を掘り下げると、自分の本質的な価値観に気づきやすくなります。

最初から完璧に書こうとせず、思い出した順に書き足していく気軽なスタンスで取り組みましょう。

モチベーショングラフを描く

モチベーショングラフは、横軸に時間(年齢・学年)、縦軸にモチベーションの高低を設定し、人生の波を折れ線グラフで可視化する手法です。

モチベーショングラフの記入例

グラフを描くことで「自分がいつ、なぜ元気になったのか・落ち込んだのか」のパターンが一目でわかります。やる気の源泉と、反対に意欲が下がる要因の両方が明確になるため、就活の軸づくりにつながる自己分析法の一つです。

モチベーショングラフの書き方・手順

紙の中央に横線を引き、それを「モチベーション±0」の基準線とします。横軸に小学校入学から現在まで年代を区切り、それぞれの時期の気持ちの高低に合わせてグラフを描きます。

グラフを描き終えたら、山(高い時期)と谷(低い時期)のそれぞれに「その原因となった出来事」を書き加えていきましょう。

モチベーショングラフを書くときのポイント

グラフを描くときは「正解の形」を意識せず、自分の正直な感情を優先することが大切です。

山の時期には「何があって、なぜ嬉しかったのか」、谷の時期には「何がつらいと感じたのか、どう乗り越えたのか」を掘り下げると、自分の強みや価値観がより鮮明になります。

また、過去を思い出せないときは写真アルバムや卒業文集を見返すと記憶が蘇りやすいです。

「なぜ?」を繰り返して深掘りする

一つのテーマに対して「なぜそう感じた?」「なぜそれをやった?」と自問自答を繰り返すことで、表面的な答えの奥にある本質的な価値観や動機を引き出す手法です。

「コミュニケーション能力が強みです」で止まるのではなく、「なぜそう思うのか」「どの場面で発揮されたのか」「それはなぜ自分にできるのか」と深掘りすることで、面接の深掘り質問にも動じづらい自己理解が生まれます。

「なぜ?」深掘りの手順

まず「自分の強み」「印象に残っている経験」「楽しかったこと・つらかったこと」など、テーマを一つ決めます。そのテーマに対して「なぜ?」と問い、出てきた答えにさらに「なぜ?」を繰り返します。

最低でも3〜5回は掘り下げることを目安にしてください。最後に出てきた答えが「自分の本質的な価値観」に近いものになりやすいです。

深掘りするときのポイント

自問自答だけでは行き詰まることもあります。そのときは信頼できる友人や家族に「私のここって、なぜそう思うんだろう?」と投げかけてみることも有効です。

「正しい答えを出そう」と考えすぎると思考が止まりやすいため、思い浮かんだことを率直に書き出す「思考を書き出す」といった感覚で進めましょう。

マインドマップを書く

マインドマップは、中心に「自分」と書き、そこから連想するキーワードを放射状に広げていく思考整理の手法です。

左脳的な論理思考だけでなく、感覚的・感情的なつながりも含めて自由に広げられるため、自分でも気づいていなかった関心のあることや価値観が視覚的に浮かび上がります。「自分史」や「なぜ深掘り」と組み合わせると特に効果的です。

マインドマップの書き方・手順

大きな紙(A3以上が理想)の中心に「自分の名前」や「自己分析」と書き、そこから「好きなこと」「苦手なこと」「大切にしていること」「これまでの経験」などのブランチを伸ばします。

各ブランチから連想するキーワードをどんどん広げていき、つながりが見えてきたら線で結びます。正解はないので、思いついたことをためらうことなく書き出すことを意識しましょう。

マインドマップを書くときのポイント

マインドマップは「一度に完成させようとしない」ことが大切です。数日に分けて少しずつ書き足していくと、時間をおくことで新たな気づきが生まれます。

また、「ここに書いてよいのかな」という迷いを捨てることも重要です。後から見返したときに「このキーワードが何度も出てくる」というパターンが、自分の本質を教えてくれます。

関連記事:マインドマップを使った自己分析のやり方とは?就活での活用例も紹介

Will・Can・Mustフレームで整理する

Will・Can・Mustフレームは、「やりたいこと(Will)」「できること(Can)」「求められていること・すべきこと(Must)」の3つの視点で自分を整理するフレームワークです。

この3つが重なるゾーンこそが、自分が力を発揮しやすい仕事や環境を整理する考え方です。就活の軸を言語化したり、志望職種を絞り込む際に特に役立ちます。

Will・Can・Mustの考え方

項目問いかけ
Will(やりたいこと)何をしているときにワクワクするか?
何を成し遂げたいか?
人の課題を解決することに喜びを感じる
Can(できること)自分が得意なこと、経験から身についたスキルは何か?論理的に情報を整理して伝えることが得意
Must(求められること)社会や企業が必要としていることは何か?コミュニケーション力のある人材が求められている

Will・Can・Mustを考えるときのポイント

3つを別々に考えた後、「WillとCanの重なり」「CanとMustの重なり」を探し、最終的にすべてが重なる部分を見つけていきます。

Willだけが強くなりすぎると自己満足で終わり、Mustだけを意識しすぎると「どこでもよい」という動機の薄い志望動機になってしまいます。3つのバランスを取りながら考えることが、説得力のある就活の軸につながります。

他己分析をしてもらう

他己分析は、家族・友人・先輩・アルバイト先の上司など、自分をよく知る人に「私ってどんな人?」「私の強みや特徴は何だと思う?」と聞いてみる手法です。

自分では当たり前すぎて気づいていない強みや、見えていなかった特徴を第三者の目から発見できます。自己分析とのズレを認識することで、自己理解がより深まります。

他己分析の依頼方法

「私の強みや弱みだと思うことを教えて」とだけ聞くのではなく、「私が一番生き生きしていると感じる場面はどんなとき?」「一緒に仕事(活動)をして感じた私の特徴は?」のように具体的な問いかけをすることで、回答の質が上がります。

できるだけ異なる関係性の人(家族・友人・先輩・アルバイトの同僚など)複数人に聞くと、共通して挙げられる要素が自分の本質に近い強みである可能性が高いです。

他己分析をするなら、「お願い!他己分析」というツールを使うのもおすすめです。LINEなどでつながっている友だちに直接自分の長所や短所などを聞けるツールで、客観的な意見から自分の新たな一面を発見できるかもしれません。無料で利用できるため、使ってみるのもおすすめです。» 「お願い!他己分析」について詳しく見る

他己分析を活かすポイント

他己分析の結果は、自己分析の結果と照らし合わせることで真価を発揮します。

一致している部分は自信を持って語れる強みになり、自分では強みと思っていなかったのに他者から挙げられた部分は新しい武器になります。

裏を返せば、「自分はこう思っていたけど他者には違う印象を持たれている」というギャップも、面接で自己分析の深さを示す材料になります。

ジョハリの窓を使う

ジョハリの窓は、自己と他者の認識を「自分が知っている・知らない」「他者が知っている・知らない」の4つの窓(象限)に分けて整理するフレームワークです。

他己分析の結果を構造化する際に特に有効で、「自分も他者も知っている開放の窓」「自分は知っているが他者は知らない秘密の窓」「他者は知っているが自分は気づいていない盲点の窓」「誰もまだ知らない未知の窓」に整理することで、自己理解の立体感が増します。

ジョハリの窓のやり方

まず、自分の特徴・強み・弱みのリストを自分で作ります。次に、他己分析で集めた情報をもとに他者が感じる特徴のリストを作ります。両者を比較しながら4つの窓に振り分けていきます。

特に「盲点の窓(他者は見えているが自分では気づいていない部分)」に注目することで、新たな強みを発見できます。

ジョハリの窓を活かすポイント

就活においては、「盲点の窓」に入る特徴が面接で語れる強みの宝庫になることがあります。

自分では普通のことだと思っていたことが、実は他者にとっては際立った強みであることも珍しくありません。

ジョハリの窓はあくまでも自己理解を深めるためのツールです。開放の窓、つまり自己開示を増やしていくことが、就活における信頼感の構築にもつながります。

適性診断ツールを活用する

自己分析のスタート地点として、または自己分析に行き詰まったときの補助ツールとして、適性診断を使ってみるのもおすすめです。

自分の回答をもとに強みや適職の傾向を数値・グラフで示してくれるため、感覚的に自己分析をしてきた人が客観的なデータを得るのに役立ちます。自己分析で見えてきた自分の強みを診断結果と照らし合わせることで、より確かな自己理解につながります。

マイナビの「適性診断MATCH plus」は、就活生が無料で利用できる適性診断ツールです。自分の適性や強みを客観的なデータとして把握でき、自己分析の補助として活用できます。

診断結果が出たら、数字をそのまま受け取るのではなく、「なぜこの結果になったのか」を自分の過去の経験と結びつけて考えることが大切です。

適性診断MATCH plus

就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談する

自己分析は一人で取り組むことも大切ですが、行き詰まったときや「本当にこの方向性で合っているのか」と不安に感じたときは、第三者に話を聞いてもらうことが突破口になります。

就活エージェントのキャリアアドバイザーは数多くの学生と向き合ってきた経験を持つため、言語化しづらい強みを引き出すサポートが可能です。

マイナビ新卒紹介には、文系・理系それぞれの専任キャリアアドバイザーが在籍しており、専攻に合わせた自己分析の深掘りを行えます。

たとえば、文系の学生には、サークルやアルバイトなど多様な経験の中から「自分では気づきにくいポテンシャルや強み」を言語化するサポートを行うことが多いです。

一方、理系の学生には、専門的な研究内容を客観的に紐解き、研究過程で培った思考力や課題解決力を「企業が求める強み」へと変換するお手伝いなどをします。

また、ご紹介企業には一社ごとに担当者がいるため、企業の採用基準や選考で重視されるポイントなど、採用担当者目線の情報を把握しています。

専任キャリアアドバイザーによる個別面談を行っており、自己分析はもちろん、就活の軸づくり、応募書類の作成、模擬面接まで一貫して無料でサポートしています。
» マイナビ新卒紹介について詳しく見る

関連記事:新卒の就活エージェントとは?何をしてくれるのかについて解説

自己分析でよくあるつまずきポイントと対処法

自己分析のよくあるつまずきポイントを事前に把握しておくことで、同じつまずきを避けやすくなります。「なんとなくやった気になっているけれど、実は効果が出ていない」という状態を防ぐためにも、代表的な3つのつまずきポイントと、その対処法を確認しておきましょう。

自己分析しただけで満足してしまう

せっかく自己分析を行っても、それを志望動機や自己PRに接続しなければ意味がありません。「自己分析をした=準備完了」と感じてしまうと、応募書類や面接対策が後回しになる傾向があります。

自己分析は「終わらせるもの」ではなく、就活のあらゆる場面で「使い続けるもの」です。分析した結果を常に手元に置き、ES作成・面接準備の際に参照する習慣をつけましょう。

自己分析ノートや書き出したメモをスマートフォンに写真で保存しておくだけでも、いつでも見返せる環境が整います。

自分に厳しすぎる、あるいは甘すぎる

自己分析では「正直な自分」と向き合うことが求められますが、反省ばかりして強みが見つからなかったり、反対によい面しか見えなかったりするケースがあります。

前者の場合は他己分析で「他者が感じる自分の良さ」を集めることが有効で、後者の場合は「他者から指摘されたことのある弱み」を意識的に棚卸しすることが助けになります。

どちらに偏りすぎても、採用担当者に信頼性のある自己理解として伝わりません。客観的かつ冷静に自分を分析することが大切です。

一度やったら終わりと思ってしまう

自己分析は就活を通じてアップデートし続けるものです。インターンシップ&キャリアに参加したり、OB・OG訪問をしたりすることで、自分の価値観や強みへの理解が深まることがよくあります。

就活前に「これが自分の強みだ」と思っていたことが、実際の企業の人と話すことで「別のことのほうが自分らしい」と気づき直すこともあるでしょう。

また、面接でうまく答えられなかった質問は、自己分析が足りていない部分を示しているサインです。面接後に「あそこをうまく答えられなかった」と感じたら、その設問をテーマに自己分析を深める機会と捉えましょう。

定期的に見直し、新しい気づきを加えていく継続的な作業として捉えることが大切です。

自己分析はいつ始めるとよい?タイミングの目安

自己分析は「早めに始めると準備を進めやすい」とされていますが、具体的には大学3年生の春〜夏、つまりインターンシップ&キャリアへの応募を意識し始める時期が一つの目安です。

夏のインターンシップ&キャリアに参加するためにはエントリーシートの提出が求められることも多く、その準備として自己分析が必要になります。

一方で、自己分析は一度やれば終わりではなく、就活を通じてアップデートし続けるものとして捉えることが大切です。

タイミング自己分析の大まかなスケジュール
大学3年生の春〜夏自分史・モチベーショングラフなど基本的な自己分析をスタート。就活の軸の土台を作る
夏のインターンシップ&キャリア前後インターンシップ&キャリア応募に向けたES作成に合わせ、強み・志望動機を言語化する
大学3年生の秋〜冬インターンシップ&キャリア体験を踏まえて自己分析をブラッシュアップ。志望業界・職種を絞り込む
大学3年生の3月(就活広報解禁)以降本選考に向けて自己PRやガクチカをブラッシュアップ。面接対策としても活用する

自己分析をする目的・メリット

自己分析をする目的・メリット

就活における自己分析には「自分を知る」というシンプルな目的がありますが、その効果は応募書類や面接対策にとどまりません。

企業との相性を見極め、入社後のミスマッチを防ぐという意味でも非常に重要な作業です。自己分析をする目的・メリットを整理します。

就活の軸が明確になる

「どのような仕事をしたいか」「どのような環境で働きたいか」これらをなんとなく考えているだけでは、企業選びがブレてしまいがちです。

特に多くの企業が参加するような合同説明会に行くと、さまざまな業界・職種の魅力が飛び込んできて、自分の就活の軸が分からなくなってしまうこともあるかもしれません。

自己分析を通じて自分の価値観や興味の方向性を言語化することで、企業選びの基準が定まりやすくなります。どの業界・どの職種に絞るべきかの判断がしやすくなり、限られた時間を効率よく使えるようになります。

関連記事:就活の軸とは?決め方とESや面接での答え方を例文とともに解説

志望動機・自己PRに一貫性と説得力が生まれる

「なぜこの企業なのか」「自分はどのような強みを持っているのか」これらを語るための材料が自己分析によってそろいます。

過去の経験と自分の価値観がつながることで、エントリーシートや面接での回答に一貫性が生まれ、採用担当者に「この学生は自分のことをきちんと理解している」という印象を与えることができます。

裏を返せば、自己分析が不十分なまま書いた志望動機は、どこか借り物の言葉になりやすく、面接で深掘りされたときに答えに詰まってしまうことも少なくありません。

入社後のミスマッチを防げる

マイナビ「離職率とは?最新データから早期離職の現状を考察」では、入社後のネガティブなギャップとして「仕事内容」が挙げられることが分かっています。

「思っていた仕事と違った」「自分の強みを発揮できる環境ではなかった」という事態は、自己分析を怠ることで起こりがちです。

自己分析をしっかり行い、「自分が何にやりがいを感じるか」「どのような環境なら力を発揮できるか」を把握したうえで企業を選びましょう。そうすることで、こうしたギャップを防ぎやすくなります。

就活は内定を得ることがゴールではなく、長く活躍できる職場を見つけることが本来の目的です。そういった点からも、自己分析は欠かせないステップと言えるでしょう。

自己分析の結果を就活に活かす方法

自己分析の結果は、就活の具体的な場面に接続して初めて力を発揮します。「分析して終わり」にせず、選考の各ステップで使いこなしましょう。

ここでは、志望動機・自己PR・ガクチカ・就活の軸という4つの場面への活かし方を解説します。

志望動機への活かし方

志望動機で問われているのは「なぜこの業界・企業なのか」という理由ですが、説得力のある答えは「自分の価値観や経験(自己分析の結果)」と「企業の特徴(企業研究)」を結びつけることで生まれます。

自己分析で明確にした「大切にしていること」「やりたいこと」が企業の事業内容や社風と重なる点を見つけることが、「なぜ貴社なのか」を語るための核になります。

「貴社の企業理念に共感したから」という一般的な言葉に終わらず、「自分のどのような経験・価値観がこの企業と重なるのか」まで踏み込んで語ることが、採用担当者の記憶に残る志望動機につながります。

関連記事:志望動機の【業界・職種別】例文集!新卒の就活で効果的な書き方とは
関連記事:面接での志望動機の答え方はどうすべき?適切な長さは?履歴書と同じ?

自己PRへの活かし方

自己PRは「自分の強みを採用担当者にアピールする場」ですが、その強みは自己分析から導き出すことで説得力が生まれます。

自分史や「なぜ深掘り」で見えてきた「自分が成果を出せた経験」と「そこで発揮した力」を言語化し、「企業の業務でどう再現できるか」まで接続させられると、より具体的な自己PRとして伝えることができます。

関連記事:エントリーシートの自己PRの書き方を強み別に紹介【例文15選】

ガクチカへの活かし方

「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を答えるときに大切なのは、プロセスの説明です。エピソードそのものの大きさではなく、「なぜそれに取り組んだのか」「どのような課題にどう行動したのか」が重要です。

自己分析で掘り下げた「自分が本当に頑張れた動機」と「その経験から得た学び」を組み合わせることで、入社後の再現性を示せるガクチカが完成します。

「頑張りました」だけで終わらず、「なぜ頑張れたのか、そして同じ姿勢を仕事でも発揮できるか」まで語ることが、採用担当者が聞きたい部分です。

関連記事:ガクチカの書き方・作り方:構成テンプレートや文字数別ポイントを紹介
関連記事:【ガクチカ例文18選】アルバイト・部活・ゼミ・資格などテーマ別に紹介

就活の軸づくりへの活かし方

就活の軸とは「自分はどのような仕事・環境で力を発揮できるか」や「何のために働くのか」を示すものです。

自己分析で明確になった価値観・強み・やりたいことをもとに就活の軸を設定することで、企業選びの基準が定まり、面接で「なぜこの会社を選んだのか」をブレなく語れるようになります。

Will(やりたいこと)とCan(できること)が重なる領域を軸にすると、採用担当者目線でも納得感のある志望動機につながります。

就活の軸が明確であるほど、「この学生は自分の強みと企業のニーズをしっかり理解している」という印象を与えやすくなるでしょう。

自己分析がうまくいかないときの対処法

「やってみたけれど、何も分からない」「強みが見つからない」という状態になることは決して珍しくありません。

うまくいかない場合は、手法を変えるよりもアプローチの角度を変えることが有効です。また、一人で取り組み続けることに固執せず、適切なタイミングで第三者の力を借りることも大切です。

自分の経験が「普通すぎる」と感じるとき

「自分には語れる経験がない」と感じる学生もいますが、採用担当者が見ているのは経験の「大きさ」ではなく「プロセスの解像度」です。

学生起業や留学経験、スポーツの全国大会といった派手なエピソードがなくても、自己分析の深さと語りの具体性があれば十分に評価されます。

アルバイトやサークル、日常の習慣など、どのような経験でも「なぜやったのか」「壁にぶつかったときどうしたか」「何を得たか」を深掘りして、魅力的なエピソードにしましょう。

「特別な経験がないから自己分析が難しい」という思い込みを手放すことが最初のステップです。

自己分析で強みが見つからないと感じるとき

強みは「自分にとって当たり前のこと」の中に隠れていることもあります。「自分では意識していないけれど、他の人よりもうまくできていること」も強みです。

当たり前すぎて「これが強みとは言えないだろう」と思い込んでしまっている中に、実は核心があることもあります。

他己分析を通じて周囲の人に強みを聞いてみると、「え、そんなことが?」という発見があることも少なくありません。

また、「失敗した経験」や「苦労した経験」も裏返せば強みの根拠になります。苦労話の中に自分の粘り強さや工夫の仕方が詰まっています。

関連記事:自己分析で長所を見つける方法と伝え方【長所一覧71選と例文まとめ】

自己分析が行き詰まったとき

自己分析が行き詰まる原因の一つは、「自分という視点だけで自分を見ようとすること」です。そもそも自分を客観視することには限界があります。

家族・友人・先輩など身近な人に話を聞くことに加え、就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談することも有効な手段の一つです。

マイナビ新卒紹介では、これまで数多くの学生をサポートしてきた実績をもとに、あなたの経験から強みを引き出すお手伝いをしています。「何を長所にすべきか」や「どの業界で活かせる強みなのか」に迷ったら、ぜひ活用してみてください。

自己分析のやり方に悩んだらマイナビ新卒紹介に相談しよう

自己分析は、一度やれば完成するものではなく、就活を通じて何度も見直し、磨き続けるものです。自分史やモチベーショングラフで過去を振り返り、「なぜ?」深掘りや他己分析で自己理解を深め、Will・Can・Mustやジョハリの窓で整理していきましょう。

この繰り返しの中で「自分の価値観を言語化できる力」が育ちます。その力こそが、志望動機・自己PR・ガクチカのすべてを支える土台になります。

「何から始めればよいか分からない」という状態から抜け出すためには、まず小さな一歩を踏み出すことです。どの手法も完璧にやろうとせず、「今の自分が答えられること」から始めましょう。そして、一人で行き詰まったときは第三者の力を借りることも検討してみてください。

マイナビ新卒紹介では、キャリアアドバイザーが自己分析のサポートから企業選びの軸づくり、応募書類の作成まで無料でサポートしています。就活で「うまく進まない」と感じることがある場合は、お気軽に私たちのオンライン面談をご利用ください。
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