【質問】文系でIT企業に就職したいと思っています。プログラミングスキルはどの程度必要でしょうか?

KnowHow

【質問】

文系でIT業界を志望しているのですが、入社前の段階でどの程度プログラミングができることを期待されていますか?また、面接で文系でもIT企業にアピールできることはありますか?

【回答】

未経験OKの企業であれば、プログラミングが全くできない状態でも入社できる可能性はあります。

未経験OKでも"完全に何もしない"より、学習を続けられる根拠(学習記録・簡単な制作物・学んだことの説明)がある方が面接通過率は上がりやすい傾向があります。未経験OK以外の求人であれば、簡単なコーディングスキルや情報系の知識が必要になる可能性が高いです。

文系学生がIT企業に何をアピールするべき?

結論としては、ポテンシャル採用になるため「IT業界で伸びる人材」であること=「期待できる人材」であることをアピールすることが重要です!

そのために、未経験のIT業界でも発揮できる再現性のある強みものにしましょう。再現性のある強みは①学んだ事実 ②工夫した過程 ③次に改善する視点まで話せるかで見られることが多いです。

また「情報系の資格勉強を始めた/取得した」「簡単な制作物を作成した」などあるとさらに◎

どの程度プログラミングのスキルが必要かは職種次第!

プログラミングの必要度は、大まかにお伝えすると言うと エンジニア職は高め/それ以外は低め(ただしIT理解は必要)です。

  • エンジニア志望:最低でも「変数・条件分岐・APIなどの用語を自分の言葉で説明できる」「簡単な成果物(例:ミニアプリ/簡単なWebページ)を作ったことがある」と面接で話せると強い傾向にあります。
  • インフラ/セキュリティ志望:コードより、仕組み理解(ネットワーク・クラウド基礎)や、手順化して学べる姿勢が評価されやすいです。
  • ITコンサル/IT営業志望:実装力より、課題整理・提案・関係者調整の素地(情報整理、合意形成、説明力)が重要になります。

ポテンシャルをアピールするなら!IT業界に求められる人物像

  • 新しいことにも興味を持ち、主体的に学習できる(変化に強い)
  • 論理的思考力と問題解決力(課題を分解できる)
  • コミュニケーション力(“仲良く話せる”ではなく仕事の会話)
  • チーム志向・素直さ(協働できる)
  •  顧客・ユーザー視点(価値にこだわる)

IT企業向けに強みをアピールする例文

アルバイトの業務改善

強み:課題発見/改善案を実行する主体性/課題解決力

例:塾講師のアルバイトでの経験(業務連絡不足・確認ミスの多発)

個別指導塾で講師ごとに記録・連絡方法が異なり、宿題未提出の見落としや引き継ぎの抜け漏れが起きていました。原因を『運用(情報共有・記録・連絡)』に分解し、生徒ごとの指導計画と記録テンプレを作成、連絡基準も明確にしました。まず自身の担当生徒で考えたフローを実践し改善に効果があるか確認し、塾の講師全体にマニュアル化して展開しました。結果、未提出が減り、確認ミスや引継ぎ漏れが減りました。仕組み化することで再現性のある方法での課題解決力を発揮できた経験でした。

ゼミ・研究での調査/分析

強み:仮説思考/情報収集/構造化/検証

例:研究時の仮設・調査の経験

ゼミで若年層のサブスク解約要因について研究を行いました。要因が散らばっていたため先行研究を基に分類軸を作り、仮説を設定しました。アンケートを設計・回収して分析した結果、価格よりも「使い始めでつまずき利用頻度が落ちること」が影響していると分かり、初期導線の改善がサブスクの解約要因に大きく寄与することを結論にしました。仮説から検証の進め方は、IT業務でも活かせると考えています。

後輩指導のための練習計画の作成

強み:チーム思考/コミュニケーション力/課題解決力/構造化

例:サッカー部の後輩育成

大学サッカー部で成績が伸び悩んでいたため、要因は「課題の改善が継続できていないこと」と「メンバー間で意識・優先順位が揃っていないこと」にあると考えました。そこで私は、練習計画と練習時のポイントをまとめた資料を作成し、改善の進め方を整理しました。具体的には、ポジション別に求められる役割と課題を洗い出し、それに対応した練習メニューと意図(何を身につける練習か)を資料化しました。加えて、試合形式の練習はすべてデータを取って分析し、課題と次回の改善点をレポートにまとめてチームに共有しました。結果として、練習の目的が明確になり、振り返りが具体化したことで改善が回りやすくなり、チーム内の意思統一にもつながったと考えています。

今からできるおすすめ3ステップ

  1. 「IT基礎力」をつける
    • 本を1冊読む/ITパスポート等の勉強を始めてみる。
  2. プログラミングに触れてみる
    • プログラミング学習ツールを利用してどんな構造でどんなことができるのか実践的に学んでみる
  3. IT業界で何をしたいのかを決める
    • 「コードを書いてモノを作りたい」(エンジニア)のか「ITという手段を使って課題を解決したい」(ITコンサル・営業)のかを明確にし、方向性を決める。ITについて学んだり、実践的に手を動かしてみることで向き不向きも感じることできる。

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