民間就活と公務員試験は両立できる?併願スケジュールと面接対策について

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民間就活と公務員試験は両立できる?併願スケジュールと面接対策について

公務員と民間企業のどちらを志望するか迷っている方、あるいは両方に挑戦したいが両立できるか不安な方もいるのではないでしょうか。結論として、公務員と民間の併願は可能です。

ここでは、公務員と民間企業の両立の現実性から、併願するメリット・デメリット、両立する場合のスケジュールや、上手く切り替えるコツまで解説します。

公務員と民間企業の両方を目指すなら、計画的なスケジュールを立てる必要があります。「今後どう就活を進めたらよいか分からない…」と悩んでいる方こそ、就活に関するノウハウを持つ第三者への相談がおすすめです。

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この記事で分かること(目次)

  1. 公務員試験と民間企業の就活の併願はできる?
  2. 公務員試験と民間企業の就活の違いは何?
  3. 公務員と民間企業の働き方の特徴と仕事選びの軸の決め方
  4. 公務員試験と民間企業の就活を併願する3つのメリット
  5. 公務員試験と民間企業の就活を併願する2つのデメリット
  6. 公務員試験と民間企業の就活の両立スケジュール
  7. 公務員試験と民間企業の就活をうまく切り替えるコツ
  8. 民間の面接で「公務員併願」を誠実に伝える方法
  9. 志望業界・職種に合わせて志望する官庁を考える
  10. 公務員試験と民間企業の就活の両立に関するよくある質問
  11. 公務員試験と民間企業の就活の両立に悩んだら相談しよう

公務員試験と民間企業の就活の併願はできる?

公務員試験と民間企業の就活を併願すること自体に制度上の問題はなく、実際に両方へ挑戦している学生もいます。

マイナビ「2026年卒大学生公務員のイメージ調査」では、2026年卒の大学生のうち、公務員志望者で民間就活との併願率は77.9%というデータもあります。

2026年卒大学生公務員のイメージ調査 | マイナビキャリアリサーチLab
引用:2026年卒大学生公務員のイメージ調査 | マイナビキャリアリサーチLab

一方で、公務員の試験対策と民間企業の採用選考が同時期に重なる場面もあるため、スケジュール管理の工夫は必要になります。

「両立できるか不安」という気持ちを抱くかもしれませんが、まずは併願自体は可能であるという前提を押さえたうえで、具体的な進め方を考えていきましょう。

マイナビ新卒紹介を利用し、公務員試験と民間企業を併願した方の声を紹介します。

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教員採用試験の最中から始めた民間就職でしたので、周りに相談しにくいところがありましたが、マイナビ新卒紹介で気兼ねなく相談することができて気持ちも楽になりました。

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引用:利用者の声

公務員試験と民間企業の就活の違いは何?

公務員試験と民間企業の就活の併願を検討するうえでは、まず公務員と民間企業の違いを整理しておくことが欠かせません。

仕事内容、就職までのプロセス、評価のされ方など、根本的な仕組みが異なるため、それぞれの特徴を理解しましょう。対策の全体像も立てやすくなります。

比較項目公務員民間企業
仕事内容住民サービスや行政施策の運営など、公共の利益のための業務企業ごとの事業内容に応じた、利益創出を目的とする業務
採用方法試験区分により、筆記試験(教養科目・専門科目など)や面接による選考エントリーシート、適性検査、複数回の面接による選考
選考の時期試験の種類により異なるが、一定の期日に集中しやすい大学3年生の3月の就活広報解禁以降、企業ごとに進行する

公務員試験は、教養試験や専門試験といった筆記試験の比重が大きく、長期間の学習が必要になる点が民間企業の選考と異なります。

国家公務員試験や地方公務員試験の場合、筆記試験は、数的処理・憲法・民法・行政法・経済原論など多岐にわたるため、独学であっても数か月から1年程度の学習期間を見込んでおくケースが一般的です。

一方、民間企業の採用選考では、エントリーシートや適性検査、複数回の面接を通じて、人柄や思考力、企業とのマッチ度が見られる傾向にあります。公務員の筆記試験のように決まった正解を暗記するというより、自分の経験や考えを言語化し、企業側に伝わる形で表現する力が求められる場面が多いといえます。

それぞれ対策の方向性が異なるため、両方を進める場合は学習時間の配分を意識することが大切です。

公務員と民間企業の働き方の特徴と仕事選びの軸の決め方

公務員と民間企業の働き方の特徴と仕事選びの軸の決め方

「公務員と民間企業、どちらが自分に合っているのだろう…」と悩むこともあるかもしれません。

どちらか一方が優れているわけではなく、大切なのは「自分が仕事を通じてどのような価値を実現したいか」という「仕事選びの軸」と、それぞれの働き方の特徴がマッチしているかどうかです。

ここでは、それぞれの働き方の特徴と、どのような軸を持つ人にフィットしやすいかの傾向を整理しました。自己分析のヒントとしてぜひ役立ててください。

公務員の働き方・軸の特徴

公務員の仕事は、営利を目的とせず、地域社会の維持や住民のみなさまの生活向上といった「公共の福祉」に直接貢献できる点が大きな特徴です。

以下のような考え方や軸を持っている方は、公務員の働き方にフィットしやすい傾向があります。

社会的な貢献や、目の前の人を支えることにやりがいを感じる

「生まれ育った街をより良くしたい」「困っている住民の暮らしを直接サポートしたい」など、利他の精神や地域貢献への思いが強い方に適している傾向があります。

公平性やルールを大切にし、着実に業務を遂行したい

公務員は、法令や制度に基づいて正確かつ公平に仕事を進めることが求められます。客観的な基準に沿って、ミスなくコツコツと信頼を積み重ねる働き方を好む人と合いやすいでしょう。

長期的な視点でじっくりと信頼関係を築きたい

法令や制度にもとづいて長期的な視点で業務に取り組み、社会に持続的な価値を提供したい人と合う可能性があります。

民間企業の働き方・軸の特徴

民間企業の仕事は、自社の商品やサービスを通じて新たな価値を創出し、利益を生み出しながら社会に貢献することが特徴です。以下のような考え方や軸を持っている方は、民間企業の働き方にフィットしやすい傾向があります。

自らの努力やアイデアが、数字や成果として目に見えることにワクワクする

「自分の提案で顧客の売上が伸びた」「新しい商品開発に携わりヒットさせた」など、行動の結果がダイレクトに返ってくる環境でモチベーションが高まる方に適している傾向があります。

若いうちから裁量を持って、スピード感のある環境で挑戦したい

変化の速い市場の中で、新しいトレンドを追いかけたり、自らの意思で仕事の幅を広げたりすることにやりがいを感じる人に向いています。

特定の業界や職種で専門的なスキルを極めていきたい

「ITのスペシャリストになりたい」「マーケティングの知識を深めたい」など、特定の専門分野において市場価値を高めていきたいという軸を持つ人との相性がよい傾向があります。

公務員試験と民間企業の就活を併願する3つのメリット

公務員試験と民間企業の就活の併願する際の代表的な3つのメリットを紹介します。

進路の選択肢が広がる

公務員だけに絞ってしまうと、試験の結果が出るまで進路が定まらず、不安を抱えたまま就活期間を過ごすことになりかねません。

民間企業も並行して進めておくことで、仮に公務員試験の結果が思わしくなかった場合でも、納得のいく進路にたどり着ける可能性が広がります。

マイナビの調査(※)では、公務員と民間企業を併願する理由として「さまざまな仕事を見ておきたいから」と回答した学生は36.2%にのぼり、2番目に多い理由となっています。

出典:マイナビ「2026年卒大学生公務員のイメージ調査

対策がお互いに活きる場面がある

公務員試験で求められる時事問題への理解や論理的思考力は、民間企業の適性検査や面接対策にも一定程度活かせる場面があります。また、面接でのコミュニケーション力や自己分析の深さも、どちらの選考にも共通して必要とされる力です。

たとえば、公務員試験の勉強を通じて日常的にニュースや新聞に触れる習慣がついていれば、民間企業の面接で聞かれる時事的な質問にも自然と対応しやすくなります。

反対に、民間企業の選考対策として自己分析を深めておけば、公務員面接で問われる「なぜ公務員を志望するのか」「どのような形で社会に貢献したいのか」といった質問にも、説得力を持って答える準備につながります。

精神的な支えになる

公務員試験は結果が出るまでの期間が長く、その間ずっと一つの選択肢に絞っている状況は、精神的な負荷が大きくなりがちです。

民間企業の選考を並行して進めておくことで、「もしもの場合の選択肢がある」という安心感を持ちながら公務員試験勉強に取り組める点もメリットの一つです。

公務員試験と民間企業の就活を併願する2つのデメリット

公務員試験と民間企業の就活を併願する2つのデメリット

公務員試験と民間企業の就活には、メリットがある一方で、あらかじめ知っておきたい注意点もあります。

1日に使える「時間の配分」がシビアになる

公務員試験の筆記対策には、一般的に一定以上の学習時間の確保が必要です。

その学習を進めながら、民間企業の情報収集やエントリーシート(ES)の作成、面接対策なども並行して予定に組み込む必要があるため、スケジュール管理に工夫が求められます

行き当たりばったりで進めてしまうと「気づけばどちらの準備も十分にできていなかった」という状況になる可能性があります。

そのため、早い段階から「この時期は公務員試験の勉強に集中する」「この時期は民間企業の選考対策に時間を割く」といったメリハリのある時間配分を意識することが大切です。

それぞれの選考に合わせた「頭の切り替え」が必要になる

公務員の選考(特に面接)では「公共の福祉にどう貢献できるか」という公的な視点が重視される傾向にあります。

一方で、民間企業の面接では「自社の事業でどのように成果を出せるか」「社風にマッチしているか」といった、個々の企業に対する熱意や適性が評価の対象です。

それぞれ評価されるポイントが異なるため、双方の選考時期が重なったときに、頭の切り替えが追いつかずに中途半端なアピールになってしまう可能性があります。

「なぜ公務員なのか」「なぜ民間企業なのか」それぞれの良さを客観的に理解し、面接ごとに自分自身の伝え方を整理しておく準備が必要です。

公務員試験と民間企業の就活の両立スケジュール

公務員試験と民間企業の就活がどっちつかずにならないようにするには、選考スケジュールを俯瞰したうえで、いつ何に重点を置くかを決めておくことが欠かせません。

ここでは、2027年春国家公務員採用試験日程を基に、公務員試験と民間就活のスケジュールのイメージをご紹介します。

時期公務員試験対策民間企業の就活
大学3年生 春〜夏教養・専門科目の学習、模試などで実力を確認自己分析や業界研究、夏のインターンシップ&キャリアへの参加
大学3年生 秋〜冬秋以降~:筆記試験・面接対策の総仕上げ
1月下旬~:総合職試験(春)申し込み受付開始
2月上旬~:一般職試験(大卒程度試験)申し込み受付開始
2月下旬~:総合職試験(春)第1次試験
秋冬のインターンシップ&キャリアへの参加、OB・OG訪問
大学3年生 3月〜3月中旬:総合職試験(春)第1次試験合格者発表、第2次試験(筆記試験)※教養区分を除く就活広報活動解禁、企業へのエントリー開始
大学4年生 春〜4月上旬~4月下旬:総合職試験(春)第2次試験(人物試験等)
5月上旬:一般職試験 第1次試験
5月下旬:総合職試験(春)最終合格発表日、一般職試験 第1次試験合格者発表
6月上旬~:一般職試験 第2次試験(人物試験))
エントリーシート提出、筆記試験、面接開始
大学4年生 夏以降7月上旬:一般職試験 最終合格者発表本選考、内々定の獲得

※実施年や試験の種類によって異なる場合があります。最新の情報は必ず確認するようにしましょう。
※参考:人事院「2027年の国家公務員採用試験(春)の日程について」令和8年3月5日

大学3年生のときにやっておきたいこと

公務員試験は、試験区分によって必要な科目や学習期間がさまざまです。

そのため、大学3年生前早い段階から少しずつ学習をスタートさせつつ、民間企業の自己分析や業界研究も並行して進めておくと、大学3年生3月民間就活の広報活動解禁後に慌てずに済みます。

この時期は公務員試験の学習に比重を置きながらも、夏や秋冬のインターンシップ&キャリアに参加しておくことで、民間企業についての理解を深めておく期間として位置づけるとバランスを取りやすいでしょう。

インターンシップ&キャリアへの参加は、業界研究や自己分析を実践的に深める機会にもなるため、後の本選考に向けた土台作りとしても役立つ場面が多いといえます。

大学4年生になってからの動き方

大学4年生になると、公務員試験の一次試験・二次試験と、民間企業の本選考が時期的に重なる場面が出てきます。

どちらの予定も一つのカレンダーで管理し、筆記試験や面接の日程が重複しないよう、早めに各企業・各試験のスケジュールを確認しておくことが大切です。

特に官公庁の面接や、国家公務員志望の場合の官庁訪問と、民間企業の最終面接が同じ週に集中してしまうケースも起こり得ます。

志望度の高い企業や試験区分から優先的に日程を押さえていくと、直前になって慌てずに済みやすくなるでしょう。

公務員試験と民間企業の就活をうまく切り替えるコツ

公務員試験対策と民間企業の就活対策をうまく切り替えるには、スケジュール管理以外にもいくつかのコツがあります。

対策の共通点と相違点を整理する

公務員試験と民間企業の選考では、求められる知識やスキルに重なる部分と異なる部分があります。

【共通点】

時事問題・一般常識公務員試験の基礎能力試験等や、民間企業の一部の適性検査で問われる場合がある領域です。出題範囲は試験の種類ごとに確認しましょう。
数的処理・論理的思考力公務員試験と、民間企業の適性検査で出題される非言語問題は、求められる思考のプロセスが似ているため、一方の対策がもう一方の得点力にもつながりやすい領域です。
面接での自己分析・志望動機の組み立て方「なぜこの仕事を選ぶのか」「これまでの経験をどう活かすか」を論理的に説明する力は、公務員面接でも民間企業の面接でも変わらず求められます。
論理的な文章構成力公務員試験の論文試験と、民間企業のエントリーシート作成は、どちらも「結論→理由→具体例」という筋道立った文章を書く力が問われます。

【相違点】

専門知識の有無公務員試験では法律・経済・行政学などの専門科目が課されることが多く、暗記に相応の時間を要します。一方、民間企業の適性検査は知識量よりも処理速度や地頭を測る内容が中心です。
面接で重視される軸公務員面接では「公共の利益にどう貢献するか」という視点の一貫性が問われやすいのに対し、民間企業の面接では「自社の事業や社風とのマッチ度」「入社後にどう成果を出せるか」が中心的な評価軸になります。
選考プロセスの独自性国家公務員では官庁訪問という選考ステップがある一方、地方公務員を含む採用手続きは試験区分や自治体によって異なります。民間企業でも選考方法は企業ごとに異なるため、それぞれ個別の確認と対策が必要です。

あらかじめどの対策がどちらにも活きるのかを整理しておくと、限られた時間を効率的に使えるようになります。

民間企業の応募を効果的に絞る

すべての民間企業にエントリーしようとすると、公務員試験の学習時間を圧迫してしまいます。

志望する業界や職種をある程度絞り込むのも一つの手です。自分の興味や適性に合った企業を中心に選考を受けることで、負担を軽減しながら併願を進めやすくなります。

適性検査などに早くから慣れておく

民間企業の選考で実施される適性検査は、独特の出題形式や時間配分に慣れているかどうかで結果が左右されやすい特徴があります。公務員試験の学習で忙しくなる前に、参考書を一冊解いておくなど、早めに形式へ慣れておくと直前期の負担を減らせるでしょう。

特に大学3年生の夏頃までの比較的余裕のある時期に、一度は模擬形式の問題に触れておくことはおすすめです。

本選考の時期に適性検査の対策を一から始める負担を減らし、公務員試験の学習時間を確保しやすくなります。

学校のキャリアセンターや就活エージェントに相談する

一人で公務員と民間の両方の情報を集め、対策まで進めるのは負担が大きいものです。

学校のキャリアセンターでは大学独自の情報や過去の選考レポートを得られることがあり、就活エージェントでは民間企業の選考に関する個別のサポートを受けられます。

両方をうまく使い分けることで、効率的に併願を進めやすくなります。

民間の面接で「公務員併願」を誠実に伝える方法

民間の面接で「公務員併願」を誠実に伝える方法

公務員試験と民間企業の就活を併願する場合、民間企業の面接が進むなかで、緊張する瞬間のひとつが「当社の志望度はどのくらいですか?」という質問ではないでしょうか。

特に公務員試験の対策も並行して進めている場合、「正直に併願していると伝えたら不利に受け取られるかも…」「でも、第一志望だと嘘をつくのは気が引ける」と、答え方に迷ってしまうかもしれません。

結論からお伝えすると、公務員との併願を隠す必要はありません。大切なのは、伝え方の工夫です。採用担当者に納得してもらいつつ、民間企業への熱意もしっかり届けるための具体的なアプローチと回答例をご紹介します。

採用担当者が「志望度」を聞く意図

まずは、企業がなぜ志望度を直接聞いてくるのか、その意図を理解しておきましょう。

「内定辞退」の可能性を想定しておきたい

公務員試験は結果が出る時期が夏ごろになることもあり、企業側は「内定を出した後に公務員へ流れてしまわないか」「採用人数の枠をどう管理するか」という採用上の見通しを確認したい場合があります。

どのような基準で「決断」するのか知りたい

「人生の大きな決断を、この学生はどういう判断基準で行うのか」という誠実さや論理的思考力を確認しようとする場合があります。

つまり、ただ「公務員と迷っています」と答えるだけでは不十分で、「迷っている理由」と「決断の基準」をセットで開示することが重要となります。

「公務員と民間の併願を伝えつつ熱意を示す」3つのステップ

公務員試験との併願を伝えたい際には、以下の3つのステップを意識して伝えてみましょう。

ステップ①:現在の併願状況を「誠実」に伝える

まずは、公務員試験を併願している事実を正直に伝えます。隠さず伝えるスタンスをとる場合、この後のステップ②の内容が特に重要となります。

ステップ②:公務員と民間、それぞれの「志望理由」を言語化する

「どちらも同じくらい魅力的です」とだけ言うと、志望理由が曖昧に聞こえる場合があります。

「〇〇の点では公務員の仕事に惹かれているが、一方で、御社の〇〇という仕事には民間ならではの挑戦環境があり、自分のやりたいことに非常にマッチしている」といったように、それぞれの魅力の違いと、自分の中で今どのように気持ちが動いているのかを具体的に説明しましょう。

ステップ③:意思決定をする「期限」と「基準」を提示する

「公務員試験の結果が〇月に出るため、そのタイミングで最終的な決断をします」と、スケジュールを明確に伝えます。さらに「最後は、どちらがよりスピーディーに顧客の課題を解決できるかで決めます」といった、決断の判断基準も伝えることが重要です。

志望業界・職種に合わせて志望する官庁を考える

公務員のなかでも国家公務員には、業務内容ごとにさまざまな省庁があります。民間企業で関心のある業界と関連性の高い省庁を併願先として検討することで、対策の一部を重ねられる場合があります。

興味のある民間業界の例関連性が考えられる省庁の例
コンサルティング、マスコミ・報道関心分野に応じた各省庁
メガバンク、政府系金融機関財務省、金融庁
総合商社外務省、経済産業省
IT・ベンチャー企業デジタル庁
インフラ関連企業国土交通省
食品メーカー農林水産省

興味のある民間業界と関連する省庁をあわせて調べることで、業界全体の構造や課題への理解が深まり、どちらの志望動機にも厚みを持たせやすくなります。

完全に重なるわけではありませんが、業界研究の方向性を絞ることで効率よく両立を進められるでしょう。

たとえば、金融業界に関心がある場合は財務省や金融庁の政策や取り組みを調べることで、業界の規制や動向への理解が深まり、民間企業の面接での業界理解のアピールにもつながりやすくなります。

同様に、インフラ業界に関心がある場合は国土交通省の政策を調べることで、業界を取り巻く社会的な課題や今後の方向性についての理解を深められるでしょう。

公務員試験と民間企業の就活の両立に関するよくある質問

Q. 公務員試験から民間企業へ切り替える場合、いつから動き出せばよいですか?

公務員試験の結果が出る時期によっては、民間企業の選考がすでに進んでいることもありますが、秋以降も採用を続けている企業はあります。

これまで公務員試験で培った学習習慣や論理的思考力は、民間企業の選考でも活かせる場面があるため、早めに情報収集を始めることをおすすめします。

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関連記事:冬採用とは?受かりやすいコツと企業の探し方を新卒就活向けに解説

Q. 公務員試験の対策中に民間企業の説明会には参加すべきですか?

すべての説明会に参加する必要はありませんが、関心のある業界の説明会には可能な範囲で参加しておくと、大学3年生の3月以降の本選考に向けた準備がスムーズになります。

オンライン開催の説明会もあるため、学習の合間を活用しながら情報収集する方法もあります。

Q. 公務員と民間、どっちを優先すべきかどう判断すればよいですか?

どちらを優先するかは、ご自身が将来どのような形で社会に関わりたいかという軸によって変わります。

判断に迷う場合は、学校のキャリアセンターや就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、第三者の視点を交えながら、どのようなキャリアを築きたいか整理してみましょう。

公務員試験と民間企業の就活の両立に悩んだら相談しよう

公務員と民間企業の併願は可能ですが、スケジュール管理が重要です。それぞれの選考の違いを理解したうえで、メリット・デメリットを踏まえた計画を立て、両立できる工夫を取り入れながら進めていきましょう。

民間企業の対策をどう進めればよいか迷ったときは、第三者に相談するのも一つの手です。

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