エントリーシートの志望動機の書き方は?業界・職種・理由別に例文25選

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エントリーシートの志望動機の書き方は?

「エントリーシート(ES)の志望動機に何を書けばよいかわからない」と悩んでいませんか。

ここでは、採用担当者から評価される志望動機の書き方について、業界別・理由別の例文を交えながら詳しく解説します。

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この記事で分かること(目次)

  1. なぜ企業はエントリーシート(ES)で志望動機を重視するのか
  2. インターンシップ選考と本選考での志望動機の書き方の違い
  3. 採用担当者から評価される志望動機の書き方【基本構成4ステップ】
  4. 志望動機を書き始める前に準備すべき自己分析と企業分析
  5. 【業界別】エントリーシート志望動機の例文10選
  6. 【職種別】エントリーシート志望動機の例文10選
  7. 【理由別】エントリーシート志望動機の例文5選
  8. ESにおける文字数別(200字・400字)志望動機の書き方のコツ
  9. 志望動機の「書き出し」と「締めくくり」の差がつく書き方・フレーズ集
  10. エントリーシートの志望動機でやりがちなミスと注意点
  11. エントリーシートの志望動機が書けないときの対処法
  12. エントリーシートの志望動機の書き方に悩んだら就活エージェントに相談しよう

なぜ企業はエントリーシート(ES)で志望動機を重視するのか

企業がエントリーシート(ES)で志望動機を求めるのには明確な意図があります。

単なる企業への興味・関心を伝えるだけでなく、採用担当者が知りたい以下の3つのポイントを押さえることが、書類選考通過への第一歩です。

自社とのマッチ度(価値観・適性)を確認するため

企業は、優秀な学生であれば誰でもよいわけではなく、自社の社風や方針に合う学生を求めています。

どれほど能力が高くても、企業の方向性と個人の価値観がずれているのは避けたほうが望ましいからです。

そのため、採用担当者は志望動機を通じて、あなたのやりたいことや大切にしている価値観が、企業のビジョンや社風と合致しているかを確認し、入社後のミスマッチを未然に防ごうとしています。

入社への志望度(熱意)の高さを測るため

多くの学生が複数の企業を並行して受ける中で、「なぜ他社ではなく、うちの会社なのか」という理由は、内定辞退のリスクを見極める重要な判断材料になります。

どこの企業でも通用するような汎用的な内容ではなく、その企業ならではの特徴を踏まえた具体的で説得力のある動機は、高い志望度の証明となります。

「絶対にこの会社に入りたい」という熱意は、スキル不足を補うほどの強い魅力になることもあると知っておいてください。

入社後の活躍イメージを持つため

「入社して何をしたいか」が明確な学生は、入社後も主体的に動き、早期に戦力になる人材だと評価されます。

志望動機の中に、具体的なキャリアビジョンや、自分の強みをどう活かすかが盛り込まれていると、採用担当者はあなたが実際にその会社で働いている姿を想像しやすくなります。

活躍イメージを持ってもらうことは、選考通過において重要です。

インターンシップ選考と本選考での志望動機の書き方の違い

インターンシップ&キャリア選考と本選考は、目的が異なるため、評価されるポイントも違います。この違いを理解して志望動機を書くようにしましょう。

選考の目的比較

採用担当者に見られているポイント
インターンシップ&キャリア・素養があるか
・成長意欲があるか
・業界や企業に興味を持っているか
本選考・自社で活躍できる能力があるか
・内定を出したら入社してくれるか
・社風に合うか

インターンシップ&キャリアでは、まだ業界知識が浅くても構いません。「なぜこの業界に興味を持ったのか」や「インターンシップ&キャリアを通じて何を学びたいか」という意欲やポテンシャルを重視して書きましょう。

本選考では、インターンシップ&キャリアを経て得た気づきや、より深い企業分析に基づき、「自分がどのように企業に貢献できるか(再現性)」を具体的に書く必要があります。

同じ企業の「インターン→本選考」を受ける場合の注意点

5日間以上のインターンシップでは、企業がインターンシップでの学生情報を本選考に活用することが認められています。

この場合、志望動機はインターンシップで使ったものから明確に進化させることが重要です。

インターンシップ時点本選時点
企業理解「〇〇という仮説を持っている「インターンで〇〇を体験し、△△だと確信した」
志望度「確かめたい」(検証段階)「ここで働きたい」(確信段階)
自己理解「自分の強みは〇〇だと思う」「インターンシップ&キャリアで〇〇の強みが実際に活きた」「新たに△△の課題を見つけた」
企業への貢献像まだ抽象的でもOK具体的な職種・領域・成し遂げたいことまで明確にする

インターンシップに参加したのに、志望動機がインターンシップ前と変わっていない場合、採用担当者は「インターンシップで何も得なかったのか?」と判断してしまうかもしれません。

インターンシップでの具体的な体験・気づき・変化を必ず盛り込みましょう。

採用担当者から評価される志望動機の書き方【基本構成4ステップ】

採用担当者から評価される志望動機の書き方

採用担当者にとって読みやすく、かつ説得力のある志望動機は、基本構成(フレームワーク)に則っています。

志望動機をいきなり書き出すのではなく、これから紹介する4つのステップに沿って情報を整理しましょう。

①結論:なぜその企業を志望するのか

ビジネス文書においては、結論ファーストが基本です。

まずは一文目で「私が貴社を志望する理由は、〇〇という点に魅力を感じたからです」や「〇〇を実現したいと考え、貴社を志望します」と簡潔に伝えましょう。

最初に要点を提示することで、採用担当者はその後の文章をどのような視点で読めばよいかが明確になり、関心を惹きつけやすくなります。

②根拠:その想いに至ったきっかけ・エピソードは何か

次に、結論で述べた理由の根拠となる、具体的な体験談やエピソード(原体験)を述べます。

たとえば「なぜその業界に興味を持ったのか」や「なぜその課題解決に取り組みたいのか」という背景を、自身の過去の経験と紐づけて説明します。

アルバイトやサークル、ゼミ活動など、あなた自身が実際に体験し、感じたことを言葉にすることで、他の学生にはないあなただけのオリジナリティが生まれます。

③差別化:なぜ同業他社ではなくその企業なのか

「そのやりたいことは、同業他社でもできるのではないですか?」という問いは、面接でも頻出します。

ここで重要になるのが、競合他社と比較したうえでの「その企業の強み」に触れることです。

経営理念や独自のビジネスモデル、社風、今後の戦略など、その企業にしかない魅力を挙げ、「貴社でなければならない理由」を明確にします。

これにより、志望度の高さと企業研究の深さをアピールできます。

④未来:入社後にどう貢献したいか

最後に、入社後の抱負やビジョンを述べて文章を締めくくります。

「入社させてほしい」というお願いではなく、自分の強みやスキルを活かして、具体的にどのような仕事をしたいか、どう会社や社会に貢献できるかを伝えます。

この「貢献の意思」を熱意ある言葉で示すことで、採用担当者はあなたを採用するメリットを感じ取ることができます。

基本構成4ステップのフレームワーク

基本構成4ステップのフレームワークを紹介します。

【①結論:志望理由を一文で】という理由から、貴社を志望します。

貴社は【②企業の特徴・強み:同業他社と比較した固有の魅力】に強みを持ち、【③共感ポイント:自分の価値観と重なる企業の姿勢や方針】に強く惹かれました。

私は【④経験の概要:いつ・どこで・何に取り組んだか】において、【⑤自分の行動:課題に対して具体的に何をしたか】に取り組んだ結果、【⑥成果:数字や第三者評価など客観的な結果】を達成しました。

この経験で培った【⑦得た力:経験から抽出したポータブルスキル】を活かし、貴社の【⑧職種・ポジション】として【⑨入社後の貢献イメージ・なりたい姿】を目指します。

志望動機を書き始める前に準備すべき自己分析と企業分析

志望動機がうまく書けない大きな原因は、文章力の問題ではなく、書くための材料不足にあります。

説得力のあるエントリーシートを作成するためには、書く前の準備である「自己分析」と「企業分析」を徹底し、論理の土台を固めることが重要です。

自己分析で見つける「就活の軸」

まずは、自分が仕事を通じて何を実現したいのか、どのような環境で働きたいのかという「就活の軸」を言語化しましょう。

就活の軸とは、企業選びの基準となる自分の価値観のことです。

「人々の健康を支えたい」や「若いうちからリーダーとして裁量権を持ちたい」など、就活の軸が明確であればあるほど、企業とのマッチングを論理的に説明しやすくなります。

裏を返せば、就活の軸がブレていると、どの企業の志望動機も表面的なものになってしまいがちです。

関連記事:就活の軸とは?決め方とESや面接での答え方を例100個とともに解説

企業分析で見つける「企業の魅力」

企業の公式WEBサイトを見るだけでは、深い志望動機は書けません。

インターンシップ&キャリアへの参加やOB・OG訪問、企業説明会などを通じて、実際に働いている人の声や雰囲気を肌で感じることが重要です。

経営理念や事業内容だけでなく、中期経営計画や社長のインタビュー記事などから企業の向かう未来を知るなど、多角的に情報を集めて、企業の魅力を深掘りしましょう。

自分と企業の「接点(共通項)」

自己分析と企業分析ができたら、その二つを照らし合わせて「接点」を見つけます。

「自分のやりたいこと(就活の軸)」と「企業がやっていること(事業内容や理念)」が重なる部分こそが、強い志望動機になります。

無理に企業に合わせるのではなく、自分の価値観と企業の方向性が自然に重なり、心から共感できるポイントを見つけ出す作業が、説得力のある志望動機作成のポイントです。

【業界別】エントリーシート志望動機の例文10選

エントリーシート志望動機の例文10選

業界によって、好まれるキーワードや評価されるポイントは異なります。ここでは主要な10業界について、採用担当者の視点を踏まえた解説と、具体的な例文を紹介します。

IT・通信業界

【「IT・通信業界」の志望動機の書き方】

IT業界は変化が激しく、技術を用いて「社会や企業の課題をどう解決するか」という視点が重視されます。

単に「最新技術に触れたい」だけでなく、その技術を使って誰にどのような価値を提供したいかを具体的に述べましょう。

SIerやWEBサービス、通信キャリアなど、業態による立ち位置の違いも意識してください。

【例文】

貴社の「ITを通じて企業の生産性を最大化する」という理念に共感し志望しました。

私は飲食店でのアルバイトリーダーとして、シフト管理のデジタル化を提案し、業務効率を30%改善した経験があります。この経験から、DXが働く人の負担を減らし、本来のサービス業務に集中させる力を実感しました。

貴社のクラウドサービスは、中小企業の課題解決に特化しており、私の「テクノロジーで働く人を支えたい」という想いを実現できる環境だと確信しています。

入社後は、顧客の潜在的な課題を引き出し、最適なソリューションを提案する営業として貢献したいです。

メーカー業界

【「メーカー業界」の志望動機の書き方】

メーカー業界では、製品への愛着も大切ですが、それ以上にモノづくりへのこだわりや、製品を通じて社会にどう貢献するかという視点が必要です。

研究開発や生産管理、営業など、どの職種であっても、自社製品への誇りと品質・安全への責任感をアピールすると好印象です。

【例文】

「高品質な製品を、安定して届け続ける」という貴社のモノづくりへの姿勢に強く共感し、生産管理職を志望いたしました。

私は大学で経営工学を専攻し、生産計画の最適化や在庫管理の手法について研究してきました。ゼミでは実際の製造現場を対象にしたケーススタディに取り組み、工程のボトルネックを特定して生産リードタイムを短縮する改善提案を行った経験があります。

貴社が推進されているIoTを活用したスマートファクトリーの取り組みは、品質の安定化とコスト削減を両立させる先進的な挑戦だと感じています。私が学んできたデータ分析のスキルと、貴社の生産技術を掛け合わせることで、現場の改善に貢献できると考えています。

入社後は、まず製造現場の工程を深く理解した上で、品質・コスト・納期のバランスを最適化し、お客様に「安心して選んでいただけるモノづくり」を支えていきたいです。

商社業界

【「商社業界」の志望動機の書き方】

総合商社の本質は、トレーディング(貿易仲介)だけでなく、事業投資・事業経営を通じて産業全体のバリューチェーンを構築する点にあります。

資源開発から消費者への届け方までを一気通貫で設計し、新たな事業価値を生み出す「仕組みの構築者」としての視点を志望動機に盛り込みましょう。

また、近年はGX(グリーントランスフォーメーション)やDX領域への投資が加速しており、「既存事業の延長ではなく、次の時代の産業をどう創るか」という問いに対する自分なりの考えを持っていると評価が高まる傾向にあります。

困難な交渉をやり遂げるバイタリティや異文化環境での調整力に加え、「事業を経営する当事者」としての視座をアピールしましょう。

【例文】

日本と世界の架け橋となり、新たなビジネス価値を創造したいと考え、貴社を志望します。

貴社は〇〇地域のエネルギー開発において幅広いネットワークを築いており、現地との共存共栄を掲げている点に強く惹かれました。

私は留学時代、現地の学生とチームを組み、文化的な摩擦を乗り越えてプロジェクトを成功させた経験があります。

この経験で培った「相手の懐に入り込む力」と「粘り強さ」を活かし、貴社の営業職として、困難な市場開拓やパートナーシップの構築に貢献したいと考えています。

金融業界

【「金融業界」の志望動機の書き方】

金融業界の本質は「お金を扱う」ことではなく、企業や個人の「信用」を評価し、経済の循環を支えるインフラとしての役割を担うことです。

銀行であれば融資を通じて企業の挑戦を支える力、証券であれば資本市場を通じて成長資金をつなぐ力、信託であれば長期的な資産形成を導く力が求められます。

志望動機では、業態ごとの役割の違いを理解したうえで、「なぜ銀行なのか/なぜ証券なのか」まで踏み込んで書きましょう。

また、高い公共性を持つ業界だからこそ、誠実さやコンプライアンス意識は大前提です。

そのうえで、フィンテックの台頭やデジタル化が進む中、「変化を恐れず新しい金融の形を創りたい」という前向きな姿勢を示せると、他の就活生との差別化につながります。

【例文】

地域企業の成長を金融面から支え、経済の活性化に貢献したいと考え、貴行を志望します。

私は大学祭実行委員の会計係として、限られた予算内で各企画の要望を調整し、イベントを成功に導きました。この経験から、資金面でのサポートが挑戦の土台になることを学びました。

貴行は地域密着型の支援に強みがあり、顧客との対話を重視する姿勢に共感しています。

私の強みである「傾聴力」を活かし、お客様の真のニーズを汲み取り、最適な融資やソリューションを提案できる銀行員を目指します。

保険業界

【「保険業界」の志望動機の書き方】

金融の中でも保険業界は、リスクへの備えや万が一のときの安心を提供するという社会的使命が強い業界です。

生命保険と損害保険では、扱うリスクの種類や契約期間、営業スタイルが異なります。

生命保険は数十年単位で個人の人生に伴走する長期契約型、損害保険は企業のリスクマネジメントや自然災害対応など法人向けの比重が大きい短期契約型が中心です。

志望動機では「なぜ生保か/なぜ損保か」まで明確にしましょう。

近年は「事後の補償」から「事前の予防」へとビジネスモデルが進化しており、健康増進型保険やテレマティクス保険、企業向けリスクコンサルティングなど、保険の枠を超えたソリューション提案力が問われる時代です。

こうした変化への理解を示すと、他の就活生との差別化につながります。

【例文】

リスクマネジメントの力で企業や個人が安心して挑戦できる土台を支えたいと考え、貴社を志望します。

貴社は健康増進型保険やリスクコンサルティングなど、事後補償にとどまらずリスクそのものを低減する事業を展開されており、保険の可能性を広げる姿勢に共感しました。

私はゼミの共同研究で中小企業10社にヒアリングを行い、事業リスクを分類・可視化し対応策を提言しました。

経営者から「漠然とした不安が整理され、次の一手が見えた」と評価いただき、リスクの見える化の価値を実感しました。

この経験で培ったヒアリング力と課題構造化力を活かし、貴社の営業職としてお客様の潜在リスクを捉え、補償と予防の両面から最適な提案ができる人材を目指します。

コンサルタント業界

【「コンサルタント業界」の志望動機の書き方】

コンサルティング業界では、論理的思考力(ロジカルシンキング)と、クライアントの成果に対するコミットメントが求められます。

また、ひと口にコンサルといっても、経営の最上流に関わる戦略系、戦略から実行・IT導入までを一貫して支援する総合系、システム導入を軸に業務変革を推進するIT系など、ファームの類型によって役割や求められるスキルは大きく異なります。

志望動機では「なぜコンサル業界か」に加え、「なぜこの企業なのか」まで踏み込むことが差別化のポイントです。

プロジェクト単位で明確な成果物を求められる環境で、限られた期間内にクライアントの期待を超える価値を出し切る覚悟と、経営層と対等に議論できる胆力をアピールしましょう。

【例文】

クライアントの経営課題に深く入り込み、戦略立案から成果実現まで一貫して伴走するコンサルタントになりたいと考え、貴社を志望します。

戦略策定にとどまらず実行フェーズまで一体で支援し、明確な成果にコミットする貴社のプロフェッショナリズムに強く惹かれました。

私はゼミで地域の中小企業3社の経営改善に半年間取り組み、現場ヒアリングとデータ分析から仮説を立て施策の実行まで伴走した結果、1社で客単価を15%向上させました。

提言を成果に変えきるやりがいを実感したこの経験で培った仮説構築力と実行への執着を武器に、貴社でクライアントの経営層と向き合い、変革を成果として届けられる存在を目指します。

サービス・小売業界

【「サービス・小売業界」の志望動機の書き方】

顧客と直接接するサービス・小売業界では、ホスピタリティと現場視点での改善意識が重要です。

単に「接客が好き」というだけでなく、顧客体験(CX)をどう向上させたいか、あるいは店舗運営やマネジメントにどう関わりたいかという視点を持つと評価が高まります。

【例文】

貴社の「お客様の日常に彩りを添える」という店舗運営の姿勢に惹かれ、志望いたしました。

私は貴社の店舗を利用した際、スタッフの方の心温まる対応に感動し、自分もこのような空間を作りたいと強く思いました。

カフェでのアルバイト経験では、常連様の好みを記憶し、プラスアルファの提案をすることで売上向上に貢献しました。

入社後は、現場でのお客様との対話を大切にしつつ、将来的には店長として、スタッフ全員が生き生きと働き、お客様に愛される店舗づくりに挑戦したいです。

電力・ガス・エネルギー業界

【「電力・ガス・エネルギー業界」の志望動機の書き方】

電力・ガス・エネルギー業界は、人々の暮らしや産業活動を根幹から支えるインフラ業界です。

志望動機では、単に「安定した業界だから」ではなく、社会的使命感やエネルギーの未来に対するビジョンを自分の言葉で語ることが重要です。

脱炭素・再生可能エネルギーへの転換、電力自由化による競争環境の変化など、業界が直面する課題を理解した上で、自分がどう貢献できるかを示しましょう。

【例文】

「エネルギーの安定供給を守りながら、脱炭素社会を実現する」という貴社の経営ビジョンに深く共感し、志望いたしました。

私は大学で環境工学を専攻し、再生可能エネルギーの導入が電力系統の安定性に与える影響について研究してきました。

研究を通じて、クリーンエネルギーの普及には技術革新だけでなく、需給バランスを最適に制御する仕組みづくりが不可欠であることを強く実感しました。

貴社が取り組まれている洋上風力発電の大規模プロジェクトや、AIを活用した電力需給予測システムの開発は、まさに「安定供給」と「脱炭素」を両立させる挑戦だと感じています。

私が培ってきたデータ解析の知見を活かし、その挑戦に貢献したいと考えています。

入社後は、まず現場でエネルギー供給の最前線を学び、将来的には再生可能エネルギーの導入拡大や系統運用の最適化に携わることで、地域社会が安心して暮らせるエネルギー基盤づくりに貢献していきたいです。

広告業界

【「広告業界」の志望動機の書き方】

広告業界は、企業やブランドの課題を「コミュニケーションの力」で解決する仕事です。

志望動機では、華やかなイメージへの憧れだけでなく、消費者の心を動かすことへの情熱や、クライアントの課題解決に伴走する姿勢を伝えることが大切です。

デジタル広告の急成長やデータドリブンマーケティングの浸透など、業界の変化を踏まえたうえで、自分ならではの強みを示しましょう。

【例文】

「アイデアとテクノロジーの融合で、人の心を動かす」という貴社のクリエイティブ哲学に強く惹かれ、志望いたしました。

私は大学で社会心理学を専攻し、広告表現が消費者の購買意思決定に与える影響について研究してきました。

ゼミの共同研究では、SNS広告のクリエイティブ要素ごとにエンゲージメント率を比較分析し、「共感型ストーリー」が従来の訴求手法よりも高い効果を発揮するという成果を得ました。

貴社が手掛けられた○○ブランドの統合キャンペーンでは、テレビCMからSNS施策まで一貫したストーリーで生活者との接点を設計されており、まさにデータと企画力の両輪で成果を出す理想的なアプローチだと感じました。

入社後は、まず営業やプランニングの現場でクライアントの課題を深く理解する力を磨き、将来的にはデータ分析の知見を活かした統合プロモーションの企画・立案を通じて、「届くだけでなく、心に残る広告」を生み出していきたいです。

人材業界

【「人材業界」の志望動機の書き方】

人材業界は、「人」と「企業」をつなぎ、双方の可能性を最大化する仕事です。

志望動機では、単に「人と関わるのが好き」で終わらせず、求職者のキャリアに寄り添う覚悟や、企業の経営課題を採用で解決するというビジネス視点を示すことが重要です。

少子高齢化による人手不足、働き方の多様化、リスキリング需要の拡大など、業界を取り巻く社会課題への理解も求められます。

【例文】

「一人ひとりの”はたらく”を前向きに変える」という貴社のミッションに深く共感し、志望いたしました。

私は大学でキャリア心理学を専攻し、職業選択が個人の人生満足度に与える影響について研究してきました。

また、学生向けキャリア支援団体の運営に携わり、年間50名以上の就活相談を受ける中で、適切な情報と伴走者の存在が、人の選択を大きく変えることを実感しました。

一方で、企業側も深刻な人手不足や採用のミスマッチに悩んでおり、この課題を解決するには求職者と企業の双方を深く理解する力が不可欠だと考えています。

貴社が強みとされる業界特化型のコンサルティングは、表面的なマッチングではなく、企業の事業戦略に踏み込んだ提案ができる点に大きな魅力を感じています。

入社後は、まずリクルーティングアドバイザーとして企業の採用課題に向き合い、信頼関係を築く力を磨きたいです。

将来的には、キャリアアドバイザーの経験も積むことで、求職者・企業の両面から最適なマッチングを実現し、「この人に相談してよかった」と言われる存在を目指したいと考えています。

【職種別】エントリーシート志望動機の例文10選

業界研究と同様に、その職種のビジネス上の役割を正しく理解しているかが採用担当者からの評価を左右します。

「なぜこの職種か」を語るには、仕事の表面的なイメージではなく、企業の中でどのような価値を生み出すポジションなのかを押さえたうえで、自分の経験と連携させることが重要です。

営業職

【「営業職」の志望動機の書き方】

営業職の本質は「モノを売る」ことではなく、顧客の課題を発見し、自社の商品・サービスで解決策を設計して提案することです。

売上という数字で成果が明確に測られるため、企業の収益を最前線で支えるポジションといえます。

法人営業(BtoB)と個人営業(BtoC)では求められるスキルが大きく異なります。

法人営業は複数の意思決定者を巻き込みながら長期的な関係構築と課題解決型の提案力が問われ、個人営業はスピード感のある信頼構築と顧客心理への深い理解がカギになります。

志望動機ではどちらの営業スタイルに魅力を感じ、なぜ自分に適性があるのかまで踏み込みましょう。

近年はSFA・CRMなどのデータ活用が進み、「足で稼ぐ営業」から「データに基づいて戦略的に動く営業」への転換が加速しています。こうした変化への理解を示すと、他の就活生との差別化につながります。

【例文】

顧客の課題を起点に、自社のソリューションで解決策を設計・提案する営業職として、貴社で成果を出したいと考え志望します。

貴社は業界内でも法人向けの課題解決型営業に強みを持ち、顧客の経営課題に踏み込んだ提案で高いリピート率を実現されている点に惹かれました。

私は学園祭実行委員でスポンサー企業の新規開拓を担当し、各企業の宣伝課題をヒアリングしたうえで協賛メリットを個別に設計して提案した結果、前年比2倍の12社から協賛を獲得しました。

相手の課題を起点に提案を組み立てることで成果が生まれる実感を得たこの経験を活かし、貴社の営業として顧客に選ばれ続ける存在を目指します。

企画・マーケティング職

【「企画・マーケティング職」の志望動機の書き方】

企画・マーケティング職は、市場データや顧客インサイトから仮説を立て、商品・サービスの「売れる仕組み」を設計する職種です。

華やかなイメージを持たれがちですが、実態は地道なデータ分析と仮説検証の繰り返しであり、数字に基づいた意思決定力が問われます。

商品企画・販売促進・ブランディング・デジタルマーケティングなど領域が広いため、志望動機では「企画・マーケの中でも何をやりたいのか」を明確にすることが重要です。

「アイデアを出したい」だけでは不十分で、市場調査→仮説構築→施策実行→効果検証というPDCAを自ら回した経験を示せると説得力が増します。

2026年現在はAIによるデータ分析の自動化が進み、マーケターに求められる能力は「分析作業」から「データから意味を読み取り、戦略に落とし込む解釈力」へとシフトしている点を踏まえられるとよいでしょう。

【例文】

市場の変化を読み取り、データに基づいた戦略で売れる仕組みを設計するマーケティング職に挑戦したく、貴社を志望します。

貴社はデジタルとリアルを横断した統合マーケティングに強みを持ち、顧客データを起点に施策を高速で検証・改善する組織文化に魅力を感じました。

私は大学のフリーペーパーサークルで広告営業と読者分析を担当し、読者アンケートとSNSデータから各号の特集テーマを企画した結果、設置先での配布完了率を40%から85%に改善しました。

仮説を立てて施策に落とし込み、数字で検証するプロセスに面白さを感じたこの経験を活かし、貴社のマーケターとしてデータドリブンな戦略立案に貢献したいと考えています。

ITエンジニア職

【「ITエンジニア職」の志望動機の書き方】

ITエンジニアの本質は「プログラムを書く」ことではなく、技術を手段として使い、ビジネスや社会の課題を解決するシステムを設計・構築することです。

どんなに高度なコードも、解くべき課題の定義が間違っていれば価値を生みません。

SIer(受託開発)と自社開発(SaaS・WEB系)では働き方が大きく異なります。

SIerは顧客の業務要件を正確に理解し要件定義から設計・開発・運用まで一連の工程を管理するプロジェクトマネジメント力が求められ、自社開発はプロダクトの成長指標を追いながら高速にリリースと改善を繰り返すスピードと自律性が問われます。

志望動機では「なぜSIerか/なぜ自社開発か」の選択理由を明確にしましょう。

【例文】

技術を手段としてビジネス課題を解決するITエンジニアとして、貴社で価値あるシステムを生み出したいと考え志望します。

貴社は上流の要件定義からクライアントと伴走し、業務理解に基づいた最適なシステム設計を強みとされている点に共感しました。

私は学内で飲食店の予約管理アプリを開発した際、まず店舗に3日間入り込み業務フローを観察したうえで要件を定義しました。現場起点で設計したことで店長から「本当に欲しかった機能だ」と評価され、技術の前に課題定義が重要だと実感しました。

この経験を活かし、貴社のエンジニアとしてクライアントの業務を深く理解し、本質的な課題を技術で解決できる人材になります。

事務職(一般事務・営業事務)

【「事務職(一般事務・営業事務)」の志望動機の書き方】

事務職は組織の業務基盤を支え、他部門が本来業務に集中できる環境を作るポジションです。

正確性・効率性・先回りの気配りが問われ、ミスひとつが取引先との信頼関係や経営判断に直結するため、責任の大きさは見た目以上です。

志望動機で「縁の下の力持ちになりたい」や「人をサポートするのが好き」という表現は頻出ですが、これだけでは他の就活生と差別化しづらいです。

重要なのは、業務プロセスの改善提案や正確性を担保する仕組みづくりなど、受動的なサポートではなく、能動的に業務効率を上げる視点を示すことです。

【例文】

正確かつ効率的な業務基盤を構築し、組織全体の生産性向上に貢献する事務職として貴社を志望します。

貴社は事務部門にも業務改善提案を積極的に求める風土があり、定型業務の自動化を推進しながら事務職の役割を進化させている点に共感しました。

私は飲食店アルバイトで発注業務を任された際、手書き管理だった在庫記録をスプレッドシートで仕組み化し、発注ミスをゼロにしたうえで作業時間を1日30分短縮しました。

言われた作業をこなすだけでなく、業務フロー自体を改善する面白さを実感したこの経験を活かし、貴社の事務職として正確性と効率化の両立で組織を支えられる存在を目指します。

人事職

【「人事職」の志望動機の書き方】

人事職は「採用担当」のイメージが強いですが、本質は「人と組織の力を最大化することで、経営戦略の実現を支える」機能です。

採用・育成・評価・配置・労務・組織開発と領域が広く、経営と現場の双方を理解したうえで最適な人事施策を設計・運用する力が求められます。

特に新卒で人事職を志望する場合、「人が好き」や「人と関わる仕事がしたい」だけでは志望理由として弱いことを認識するとよいでしょう。

人事は時には異動・評価・退職勧奨など、当事者にとって厳しい意思決定にも関わるポジションです。

志望動機では「人に寄り添う」だけでなく、組織全体の最適解を考えて判断できる視座を示しましょう。

【例文】

人と組織の力を最大化し、経営戦略の実現を支える人事職として貴社に貢献したいと考え志望します。

貴社はデータを活用した人材配置の最適化や、社員のキャリア自律を促す独自の育成制度に力を入れており、人事を経営の中核機能と位置づけている姿勢に強く共感しました。

私はサークルの幹部として30名のメンバー配置を担当した際、各自の強みと希望を面談で把握したうえで役割を再設計した結果、イベント運営の満足度が前年比で20ポイント向上しました。

個人の力を引き出す配置が組織全体の成果を変えると実感したこの経験を活かし、貴社の人事として採用から育成・配置まで一貫して組織力の向上に貢献したいと考えています。

経理・財務職

【「経理・財務職」の志望動機の書き方】

経理・財務の本質は「数字を記録する」ことではなく、企業の経営状態を数字で可視化し、経営判断の土台を提供することです。

経理は日々の取引記録から決算書を作成する「過去の記録と報告」、財務は資金調達や投資判断など「未来のお金の戦略」を担い、両者は密接に連携しています。

経理・財務の価値は正確な数字を出すことに加え、その数字から経営上の示唆を読み取り、意思決定者に伝えることにあります。

志望動機では「数字が得意」「几帳面」といった適性アピールだけでなく、「数字を通じて経営に貢献したい」という視座を示しましょう。

【例文】

財務データを通じて経営の意思決定を支える経理職として、貴社に貢献したいと考え志望します。

貴社は経理部門にも経営分析やコスト改善提案の役割を求めており、数字の記録にとどまらず経営参謀としての機能を重視されている点に魅力を感じました。

私は学園祭実行委員で15団体・総額200万円の予算管理を担当した際、前年の支出データを分析して費目ごとの予実差異を可視化し、予算配分を見直した結果、全体コストを12%削減しながら来場者満足度を維持しました。

数字を正確に管理するだけでなく、分析から改善策を導く面白さを実感したこの経験を活かし、貴社の経理として信頼性の高い数字と経営に資する示唆の両方を届けられる人材を目指します。

広報・PR職

【「広報・PR職」の志望動機の書き方】

広報・PR職は「情報を発信する」だけの仕事ではなく、企業と社会(メディア・顧客・投資家・社員)との信頼関係を戦略的に構築・維持するポジションです。

プレスリリースの作成やメディアリレーション、SNS運用、社内広報、危機管理対応まで業務領域は幅広く、企業のブランド価値を中長期で守り育てる役割を担います。

「発信が好き」や「SNSが得意」というアピールは志望理由としては浅く映りがちです。

広報は「何を・誰に・どういう文脈で伝えれば企業価値の向上につながるか」を逆算して設計する仕事です。

志望動機では、受け手の立場を踏まえて情報を設計した経験や、ステークホルダーとの信頼関係を構築した経験と接続させると説得力が増します。

2026年現在はSNS上での企業の発言が瞬時に拡散される時代であり、攻めの情報発信と同時にレピュテーションリスクへの感度も広報人材に強く求められています。

【例文】

企業と社会の間に信頼を築く広報職として、貴社のブランド価値向上に貢献したいと考え志望します。

貴社は社会課題への取り組みを積極的に発信し、企業姿勢そのものをブランドとして確立されている広報戦略に共感しました。

私は大学の広報学生スタッフとしてオープンキャンパスの集客を担当した際、高校生の志望校選びの動線を調査したうえで発信内容とチャネルを再設計した結果、SNS経由の参加申込数を前年比60%増加させました。

届けたい情報ではなく受け手が求める情報を起点に設計する重要性を学んだこの経験を活かし、貴社の広報として社会との信頼関係を戦略的に構築できる人材を目指します。

研究開発職(R&D)

【「研究開発職(R&D)」の志望動機の書き方】

研究開発職(R&D)は、科学的知見や技術を、市場で価値を持つ製品・サービスへと転換するポジションです。

R&Dとは、「Research and Development(リサーチ・アンド・デベロップメント)」 の略称で、日本語では 「研究開発」 と訳されます。

基礎研究・応用研究・製品開発と段階があり、特に企業のR&Dでは「技術的に面白いか」ではなく「事業として成立するか」という視点が求められます。

大学の研究との最大の違いは、コスト・納期・市場ニーズという制約条件の中で成果を出す必要がある点です。

志望動機では「研究が好き」だけでなく、「自分の研究がどのように社会実装され、顧客の課題を解決するか」まで考えている姿勢を示しましょう。

研究テーマと志望企業の事業領域の接点を明確にすることも重要です。

【例文】

自身の専門知識を活かし、研究成果を社会に届ける製品へと昇華させたいと考え、貴社の研究開発職を志望します。

貴社は基礎研究の段階から事業部門と連携する体制を取っており、技術シーズを市場価値ある製品へ着実に転換する仕組みに魅力を感じました。

私は大学院で高分子材料の耐久性向上をテーマに研究し、従来と異なるアプローチで添加剤を設計した結果、耐久性を従来比30%改善する成果を得ました。

この過程で行き詰まった際に他研究室との共同実験に踏み切り、異分野の視点が突破口になる経験をしました。

専門性と協働力の両方を活かし、貴社のR&Dで技術を事業成果に変えられる研究者を目指します。

クリエイティブ職(デザイナー・制作)

【「クリエイティブ職(デザイナー・制作)」の志望動機の書き方】

クリエイティブ職の本質は「美しいものを作る」ことではなく、ビジネス課題やユーザーの課題をデザインの力で解決することです。

UI/UXデザイン・グラフィックデザイン・映像制作・コピーライティングなど領域は多岐にわたりますが、共通するのは「誰のどんな課題を解決するためのアウトプットか」を定義してから手を動かすというプロセスです。

企業のクリエイティブ職では、ビジネス目標(売上・CVR・認知度など)から逆算してデザインの方向性を決める力が求められます。

志望動機では「ものづくりが好き」「センスを活かしたい」だけでなく、制作意図と成果を論理的に説明できるかどうかが評価のポイントになります。

【例文】

ユーザー課題を起点にデザインでビジネス成果を生み出すクリエイティブ職として、貴社に貢献したいと考え志望します。

貴社はデザイン部門を事業戦略の上流から参画させ、見た目の美しさだけでなく事業KPIへの貢献を重視するデザイン経営を実践されている点に惹かれました。

私は学生団体のWEBサイトをリニューアルした際、アクセスデータとユーザーインタビューから離脱要因を特定し、情報設計と導線を再構築した結果、問い合わせ数を3倍に増加させました。

感覚ではなくデータと課題定義からデザインを組み立てるプロセスに手応えを感じたこの経験を活かし、貴社のデザイナーとしてビジネスに貢献するクリエイティブを追求します。

販売・サービス職

【「販売・サービス職」の志望動機の書き方】

販売・サービス職は、顧客と近い距離で接し、ブランド体験の質を直接左右するポジションです。

店頭での接客だけでなく、売場づくり・在庫管理・売上分析・スタッフ育成まで業務範囲は広く、一人ひとりの対応が企業のブランドイメージそのものを形成します。

「人と接するのが好き」「笑顔で対応できる」ことからさらに深堀りし、顧客のニーズを引き出し、最適な提案を通じて購買体験の価値を高める力をアピールするとよいでしょう。

また、販売職はキャリアパスとして店長→エリアマネージャー→本部(MD・バイヤー・EC等)へと広がるため、将来的にどの方向に進みたいかまで語れると評価が高まる傾向にあります。

【例文】

顧客一人ひとりに最適な体験を提供し、ブランドのファンを生み出す販売職として貴社を志望します。

貴社はスタッフの提案力を競争優位の源泉と位置づけ、接客品質の向上に全社で取り組んでいる姿勢に共感しました。

私はアパレルショップのアルバイトで、来店客の購買データを分析しリピーターの好みの傾向を把握したうえで、次回来店時にパーソナライズした提案を行う仕組みを自主的に始めた結果、担当顧客のリピート率を25%向上させました。

目の前のお客様のニーズを深く理解し、期待を超える提案で信頼を積み上げる面白さを実感したこの経験を活かし、貴社の販売職として顧客体験の質で選ばれる店舗づくりに貢献します。

【理由別】エントリーシート志望動機の例文5選

志望動機を書く際、どこに焦点を当てるかによって文章の構成は変わります。

ここからは、学生のみなさまがよく感じる、5つの魅力ポイントごとに、評価される書き方の解説と、具体的な例文を紹介します。自分の状況に当てはめて参考にしてください。

企業の理念やビジョンに共感した場合

【「企業の理念やビジョンに共感した場合」の志望動機の書き方】

企業の掲げるミッションやビジョンへの共感は、志望動機として強いです。

ただし、「感動しました」だけでは不十分です。「なぜ共感したのか」というあなたの過去の経験とセットで語ることで、説得力が生まれます。

【例文】

私は「失敗を恐れず、常に新しい価値を創造する」という貴社の理念に強く共感し、志望いたしました。

私は大学時代、廃部寸前の演劇部を立て直すため、前例のないオンライン公演を企画・実行しました。

周囲からは無謀だと言われましたが、結果として新規部員を倍増させることができました。

この経験から、逆境こそが成長の機会であると学びました。貴社においても、変化を恐れず挑戦し続ける姿勢で、新規事業の拡大に貢献したいと考えています。

特徴的な事業内容やサービスに惹かれた場合

【「特徴的な事業内容やサービスに惹かれた場合」の志望動機の書き方】

特定の商品やサービスが好きで志望する場合、「ファン目線」にならないよう注意が必要です。

「好きだから働きたい」ではなく、「その商品の価値を広める側としてどう貢献したいか」というビジネス視点を盛り込みましょう。

【例文】

貴社の「〇〇シリーズ」が持つ、手軽さと栄養バランスを両立させる商品開発力に魅力を感じ、志望しました。

私は一人暮らしを始めた際、貴社の商品に支えられ、食生活の改善が心の余裕につながることを実感しました。

この経験から、今度は私が開発者として、忙しい現代人の健康を支える商品を届けたいと考えるようになりました。

大学で学んだ食品化学の知識を活かし、美味しさと機能性を兼ね備えた次世代のヒット商品を生み出したいです。

社風や働いている人に魅力を感じた場合

【「社風や働いている人に魅力を感じた場合」の志望動機の書き方】

「社風が合うから」という理由は抽象的になりがちです。

「誰の」「どのような行動」に惹かれたのかを具体的に示し、「自分もそのような働き方をしたい」というキャリアビジョンにつなげるのがポイントです。

【例文】

個人の成果だけでなく、チーム全体の成長を喜び合える貴社の社風に惹かれました。

インターンシップに参加した際、社員のみなさまが互いにフォローし合いながら、困難なプロジェクトを成功させる姿を拝見しました。

私は大学の部活動で副主将を務め、チームの連携強化に尽力してきた経験があります。

貴社においても、周囲と協力しながら大きな目標を達成する「チームの一員」として、組織の活性化に貢献したいと考えています。

自分の強みやスキルを活かしたい場合

【「自分の強みやスキルを活かしたい場合」の志望動機の書き方】

大学での研究内容や、部活動・資格などで培ったスキルをアピールする場合、単なる自慢で終わらせてはいけません。

「そのスキルが貴社の業務でどう役立つか」という再現性を伝えることが重要です。

【例文】

私の強みである語学力と異文化適応力を活かし、貴社の海外展開を加速させたいと考え志望しました。

私は1年間の留学中、現地の学生と共にボランティア活動を企画し、文化的な背景の異なるメンバーをまとめるリーダーシップを発揮しました。

貴社は東南アジア地域への進出を強化されており、私の経験と英語力は、現地パートナーとの信頼構築や交渉業務において即戦力として貢献できると確信しています。

成長環境や教育制度に魅力を感じた場合

【「成長環境や教育制度に魅力を感じた場合」の志望動機の書き方】

「成長させてほしい」という受け身の姿勢は避けましょう。「成長することで、いち早く企業に貢献したい」という能動的な姿勢を示せると評価につながります。

【例文】

若手のうちから責任ある仕事を任せる貴社の環境で、早い段階で市場価値の高い人材となり、事業拡大に貢献したいと考え志望しました。

私は安定よりも変化と挑戦を好む性格であり、大学祭の実行委員長として、前例のない大規模イベントを成功させた経験があります。

貴社の実力主義の風土は、私の挑戦心を発揮できる最適な環境です。

入社後はスピード感を持って業務を習得し、1年目から高い成果を出せるよう邁進します。

ESにおける文字数別(200字・400字)志望動機の書き方のコツ

ESにおける文字数別(200字・400字)志望動機の書き方のコツ

エントリーシートの志望動機欄は、企業によって文字数制限が異なります。同じ内容でも、文字数に合わせて構成を調整するテクニックが必要です。

200字の場合:要素を絞り込みシンプルにする

200字は非常に短いため、挨拶や過度な修飾語は削ぎ落とします。

「結論(志望理由)+簡潔な理由(きっかけ)+貢献イメージ(未来)」の3点に絞り、要点をストレートに伝えましょう。エピソードの細部よりも、論理のつながりを優先します。

400字の場合:エピソードで具体性を持たせる

400字は、一般的なエントリーシートで特に多い文字数です。

200字の内容に加え、理由を裏付ける具体的なエピソード(原体験)を詳しく描写し、説得力を高めます。

「当時の状況」「課題」「行動」「結果」を盛り込むことで、あなたの人柄や能力が伝わりやすくなります。

志望動機の「書き出し」と「締めくくり」の差がつく書き方・フレーズ集

志望動機の冒頭と末尾は採用担当者の印象に残るパートです。パターンを知ったうえで、自分の内容に合うものを選び完成度をさらに上げましょう。

書き出しパターン①:志望理由ストレート型

〇〇を実現できる環境で△△に挑戦したいと考え、貴社を志望します。

【例文】

「データに基づくマーケティングで顧客の事業成長に貢献したいと考え、貴社を志望します。」

書き出しパターン②:Will起点型(なりたい姿から入る)

〇〇な人材になりたいという想いから、貴社を志望します。

【例文】

「技術と業務理解の両方を武器に、顧客の変革を推進できるSEになりたいという想いから、貴社を志望します。」

書き出しパターン③:原体験フック型(冒頭でエピソードの伏線を張る)

〇〇の経験から△△に強い関心を持ち、貴社を志望します。

【例文】

「祖父の町工場がDXで再生した原体験から製造業のIT支援に強い関心を持ち、貴社を志望します。」

書き出しパターン④:課題意識型(社会や業界の課題から入る)

〇〇という課題を△△の立場から解決したいと考え、貴社を志望します。

【例文】

「地方中小企業の後継者不足という課題をM&Aアドバイザーの立場から解決したいと考え、貴社を志望します。」

書き出しパターン⑤:企業特徴起点型(企業固有の魅力から入る)

貴社の〇〇という強みのもとで、△△に取り組みたいと考え志望します。

【例文】

「貴社の戦略から実行まで一気通貫で支援する体制のもとで、成果にこだわるコンサルタントとして成長したいと考え志望します。」

締めくくりパターン①:貢献宣言型

この経験を活かし、貴社の〇〇として△△に貢献します。

【例文】

「部活動で培った粘り強さを活かし、貴社の営業職として新規顧客の開拓に貢献します。」

締めくくりパターン②:目標人物像型(なりたい姿で締める)

〇〇を活かし、貴社で△△できる人材を目指します。

【例文】

「留学で身につけた語学力と適応力を活かし、貴社で国境を越えて信頼されるグローバル人材を目指します。」

締めくくりパターン③:価値提供型(届ける価値を明示する)

〇〇の力で、貴社のクライアント/ユーザーに△△という価値を届けたいと考えています。

【例文】

「相手の立場に立つ傾聴力で、貴社のクライアントに『相談してよかった』と思える安心という価値を届けたいと考えています。」

締めくくりパターン④:覚悟・決意型(意志の強さを示す)

〇〇の経験で培った△△を武器に、貴社で□□をやり抜く覚悟です。

【例文】

「長期インターンシップ&キャリアで培った泥臭い実行力を武器に、貴社でどんな困難なプロジェクトも最後までやり抜く覚悟です。」

締めくくりパターン⑤:ビジョン接続型(企業の方向性と自分を重ねる)

貴社が掲げる〇〇というビジョンの実現に、△△の立場から貢献したいと考えています。

【例文】

「貴社が掲げる『持続可能な社会の実現』というビジョンの実現に、技術開発の立場から貢献したいと考えています。」

ありがちな注意ポイントの例

エントリーシートでありがちな、注意したい表現とその理由を紹介します。

【書き出し】

ありがちな注意表現注意したい理由
私が貴社を志望した理由は3つあります。文字数の少ないエントリーシートでの番号列挙は冗長な印象になりがちです。
貴社の企業理念に共感し…理念への共感は誰でも書けます。理念のどの部分に・なぜ共感したかを盛り込むように注意しましょう。

【締めくくり】

ありがちな注意表現注意したい理由
一日でも早く成長したいです。企業は学校ではありません。成長は手段であり目的ではないことを認識しておくようにしましょう。
よろしくお願いいたします。ESの締めとしては蛇足になりがちです。貢献意欲で締めたほうがよいでしょう。
精一杯頑張ります。具体性がないため、何を・どう頑張るのかを伝えましょう。

エントリーシートの志望動機でやりがちなミスと注意点

せっかくよい内容でも、マナー違反や避けたい表現があると評価を下げてしまう可能性があります。提出前に必ずチェックしたいポイントを解説します。

「貴社」と「御社」の使い分けミスをする

エントリーシートの書き言葉では「貴社」、面接などの話し言葉では「御社」を使います。基本的なビジネスマナーとして間違えないようにしましょう。

どの企業でも通じるコピペのような内容にする

「貴社の将来性に惹かれました」だけでは、「他の会社でもいいよね?」と思われてしまいます。固有名詞やその企業の特徴を入れることが必須です。

待遇や福利厚生ばかりを理由にする

「給料が高いから」「休みが多いから」といった条件面を前面に出すと、仕事への意欲を疑われます。あくまでも仕事内容やビジョンを主軸にしましょう。

学ばせてほしいという受け身の姿勢を見せる

企業は学校ではありません。「成長させてほしい」ではなく「自ら成長して貢献したい」というスタンスでエントリーシートを書くことが大切です。

エントリーシートの志望動機が書けないときの対処法

「ここまで読んでもどうしても志望動機を書く手が止まってしまう…」そのような方もいるでしょう。そこで、無理にひねり出すのではなく、アプローチを変えて志望動機を見つける方法を紹介します。

なぜ「他社ではないのか」を逆説的に考える

「A社にはなくて、この企業にはあるものは何か?」と考えてみましょう。消去法でも構いません。他社との違いを浮き彫りにすることで、独自の魅力が見えてきます。

ChatGPTなどのAIツールを壁打ち相手にする

生成AIに自分の強みや企業の情報を入力し、「志望動機のアイデアを5つ出して」と聞いてみるのも一つの手です。そのまま使うのではなく、ヒントを得るために活用しましょう。

就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談する

一人で悩み続けるよりも、就活エージェントのキャリアアドバイザーに意見を聞くのがよいでしょう。客観的な支援を得られます。

マイナビ新卒紹介なら、あなたの強みを引き出し、企業に刺さる志望動機を無料で一緒に考えます。

エントリーシートの志望動機の書き方に悩んだら就活エージェントに相談しよう

エントリーシートの志望動機は、特別な経験や美辞麗句でなくても構いません。大切なのは、あなたの本音と企業の強みを論理的に結びつけることです。

今回紹介したフレームワークや例文を参考に、あなたらしい熱意の伝わる志望動機を作成し、自信を持って選考に進んでください。

自分一人でのエントリーシートの作成に不安がある方、キャリアアドバイザーによる添削を受けたい方は、ぜひ就活エージェント「マイナビ新卒紹介」にご相談ください。

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