【質問】面接で「そうなんですね」はOK?面接で使える相づちを教えてください。

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【質問】面接で「そうなんですね」はOK?面接で使える相づちを教えてください。

質問

「面接官との会話中、相づちのバリエーションに困って「そうなんですね」を連発して言ってしまいます。これって失礼にあたりますか? もっと適切な言い換えがあれば教えてください。」

回答

面接での「そうなんですね」は失礼ではないが、少しカジュアルな印象です

「そうなんですね」は、日常会話では親しみやすさを生む便利な言葉ですが、ビジネスシーン、特に面接という「評価の場」においては、少し幼い印象やカジュアルすぎる印象を与えてしまうリスクがあります。

大切なのは、相手の話を「興味を持って聞いている」「深く理解している」という姿勢を正しく伝えることです。

単なる相づちで終わらせず、「左様でございますか」や「おっしゃる通りです」といった、TPOに合わせた表現を使い分けることで、あなたの「傾聴力」や「誠実さ」が面接官により強く伝わるようになります。

  1. 「そうなんですね」の言い換え例とは?【面接で使える相づち一覧】
  2. 面接官は「相づち」で何を見ているのか?
  3. 面接で使える!実践テンプレートとNG例

「そうなんですね」の言い換え例とは?【面接で使える相づち一覧】

ここでは、面接で使える「そうなんですね」に変わる「相づち」の言い換えについてご紹介します。

それぞれの言葉が持つニュアンスの違いと、面接官に「おっ、しっかりしているな」と思わせるための最適な言い換えを整理します。

▼  面接で使える!相づち・言い換え完全比較表

表現丁寧度・推奨度面接官が抱く印象具体的な使用シーン・解説
そうなんですね△ カジュアル親しみやすいが、友達感覚に近い。「敬語が未熟」と捉えられるリスクあり。基本的には避ける。 緊張をほぐすための雑談や、OB訪問でかなり打ち解けた後半なら許容範囲。
なるほどですね× 誤用(NG)上から目線に聞こえる。「あなたの言ったことを私が評価しました」というニュアンスを含むため。使用は避けた方が無難。 多くの学生が使いがちだが、マナーを重視する面接官にはマイナス評価になる可能性も。
そうですか / そうですか…△ 注意が必要語尾が下がると「関心が薄い」「不満がある」ように聞こえる可能性も。基本的には推奨しません。使うなら明るく「そうですか!」と言うと良いでしょう。
勉強になります〇 学ぶ姿勢「素直さ」「吸収力」「成長意欲」がある学生だと評価される。フィードバックをもらった時や、業界の裏話・知識を教えてもらった時。
かしこまりました/承知しました〇 了承指示や説明を素直に受け入れる、実務能力の高さを予感させる。次の選考スケジュールの案内や、面接中の指示(「~について話して」)を受けた時。
左様(さよう)でございますか◎ 非常に丁寧「教養がある」「礼儀正しい」「落ち着きがある」という好印象を与える。「そうなんですね」の言い換えになる。 役員面接や、目上の方の話を聞く際の基本形。
おっしゃる通りです◎ 強い同意「私の意見を正しく理解し、共感してくれている」と信頼感が高まる。面接官の意見や企業理念に対して、深く納得・同意した時。

「そうなんですね」自体が悪い言葉というわけではありませんが、面接は「ビジネスパーソンとしての適性」を見られる場でもあります。

そのため、よりフォーマルな表現である「左様でございますか」や、内容への理解を示す「おっしゃる通りです」を使えるようになると、グッと良い印象になります。

💡 ワンポイントアドバイス

いきなり全てを「左様でございますか」に変える必要はありません。ガチガチになりすぎて会話が弾まなくなっては本末転倒です。

まずは、「ここぞという重要な話」や「面接官が熱心に話してくれた時」に使ってみてください。

面接官は「相づち」で何を見ているのか?

単に「敬語が正しいか」だけを見ているわけではありません。面接官は、あなたの相づちを通して、入社後のコミュニケーション能力を想像しています。

1. 「傾聴力」があるか

ビジネスの現場では、顧客や上司の話を正しく聞き取る力が求められます。適切なタイミングで適切な相づちが打てることは、「私はあなたの話をしっかり聞いています」というアピールにも繋がります。

2. 場の空気を読む力(TPO)

カジュアルな雑談でガチガチの敬語を使うと距離が縮まりませんし、逆にシリアスな場面で「そうなんですねー」と言うと信頼を損ねることもあります。 状況に合わせて言葉を選べる柔軟性は、仕事をする上でも非常に重要視されます。

▼ 面接官への好印象チェックポイント

  • 表情とのセット: 言葉だけでなく、軽く頷いたり、目を見たりしながら言えているか。
  • トーンの変化: 驚いた話には少し声を高く、真面目な話には落ち着いたトーンで返せているか。
  • バリエーション: 一辺倒にならず、複数の相づちを使い分けられているか。

面接で使える!実践テンプレートとNG例

それでは、実際にどのような場面でどう言い換えればよいのか、具体的なケーススタディを見ていきましょう。

【ケース1】驚きや新しい情報を聞いたとき

面接官:「実は、来期から海外拠点をさらに3つ増やす計画があるんです。」

△ ありがちな相づち: 「へぇー、そうなんですね!」

◎ 推奨:「左様でございますか!それは大きな展開ですね。」

解説:「左様でございますか」にプラスして、内容に対する感想(大きな展開ですね)を一言添えると、より関心の高さが伝わります。

【ケース2】アドバイスや指摘を受けたとき

面接官:「君の強みはここだけど、もう少し論理的に話すとさらに良くなるよ。」

△ ありがちな相づち: 「あ、そうなんですね。気をつけます。」

◎ 推奨:「勉強になります。ありがとうございます。」

解説:教えてもらったことへの感謝と、学ぶ姿勢を示す「勉強になります」がベストです。

【ケース3】相手の意見に深く同意するとき

面接官:「仕事において、信頼関係こそが最も重要だと私は考えています。」

△ ありがちな相づち: 「そうなんですね。」

◎ 推奨:「おっしゃる通りだと思います。私もその点に深く共感いたします。」

解説:相手の言葉を肯定する「おっしゃる通り」を使うことで、価値観の一致をアピールできます。

💡 注意点:やりがちなNG例

「はい、はい、はい」「ええ、ええ」 短い相づちを連続して言うと、「話を早く終わらせてほしいのかな?」と急かしているように聞こえてしまいます。一回一回、しっかりと頷く方が効果的です。

「なるほど、そうなんですね」 前述の通り、「なるほど」は目上の人に対して評価を下すようなニュアンス(「あなたの言ったことは理にかなっていると私が認める」という意味合い)が含まれるため、面接では避けたほうが無難です。「確かにおっしゃる通りですね」と言い換えましょう。

ポイント💡まとめ

「面接での相づち」や「そうなんですねの言い換え」について、要点を整理します。

  1. 「そうなんですね」は間違いではないが、面接ではより丁寧な言い換えがベター。
  2. 「左様でございますか」「おっしゃる通りです」「勉強になります」の3つをマスターしよう。
  3. 言葉だけでなく、頷きや表情を合わせて「聞く姿勢」を示すことが大切。

言葉遣いは、一朝一夕で身につくものではありません。普段の会話から少しずつ意識することで、面接本番でも自然と口から出るようになります。

完璧を目指して緊張しすぎる必要はありません。「相手の話を大切に聞きたい」という気持ちがあれば、自然と丁寧な態度は伝わるものです。

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