企業にエントリーするために書類を書いていたのですが、趣味・特技の欄に何を書いていいのかわかりません。何を、どのように書いたらいいのでしょうか。
【回答】あなたの個性や人柄を伝えられるように記載しましょう。
趣味・特技の欄を書く目的は、あなたの個性や人柄を伝えることです。これにより、面接官があなたをより深く理解しやすくなります。ポイントを3点紹介するので、参考にしてみてください。
・具体的に書く
例えば、趣味が「読書」だった場合に、趣味を「読書」だけで記載して終わるのではなく、「年間50冊以上、ビジネス書を読むこと」と具体的に書くと、より印象に残ります。採用担当者も「なぜビジネス書が好きなのか?」「年間50冊読む時間はどのように捻出しているのか?」などの深堀の質問もしやすいため、より学生のみなさまのことを知ることもできます。
・関連性を考える
志望する業界や職種に関連する趣味や特技があれば、それを強調しましょう。
以下にいくつか例をご紹介します。
- IT業界:プログラミング、アプリ開発、IT関係のイベントへの参加
- 広告・マーケティング業界:SNS運用、動画編集、写真撮影
- 金融業界:株式投資、簿記、データ分析
- 商社:海外旅行、語学学習、異文化交流
- 不動産・住宅設備業界:インテリアコーディネート、建築模型作り
- エンタメ・メディア業界:動画編集、イラスト制作
- 医療・ヘルスケア業界:ランニング、栄養学の勉強、ボランティア活動
- 旅行・観光業界:旅行プラン作成、写真撮影、地図作り
・エピソードを添える
趣味や特技に関する具体的なエピソードを簡単に書くと、面接官に興味を持ってもらいやすくなります。
冒頭でご紹介した「読書」を例としてエピソードを添えた文章をご紹介します。
「読書が趣味で、年間50冊以上を読んでいます。特にビジネス書を好み、読んだ内容を日々の生活や考え方に活かしています。最近読んだ『〇〇』という本では、問題解決のフレームワークなどを学びました。」
趣味特技が見つからない場合は、どうしたらいい?
「趣味や特技と呼べるような立派なものはない…」と悩む必要はありません!採用担当者は、全国大会レベルのすごい経歴を求めているわけではありません。人柄やポテンシャルが伝わるヒントは、普段の生活の中に隠されています。
自分の「好き」や「楽しい」を振り返る
まず、あなたが心から「楽しい」「好きだ」と感じる瞬間を思い出してみてください。「新しいカフェを開拓するのが好き」「好きなアーティストのライブに行くのが楽しい」といった、些細なことでも構いません。なぜそれに惹かれるのか、どんな部分に楽しさを感じるのかを少し深掘りするだけで、自分自身の価値観や行動特性が見えてきます。
日常生活で「多くの時間を費やしていること」を考える
意識していなくても、毎日当たり前のように続けていることは、立派な「特技」と言えます。例えば、「毎日1時間かけて自炊している」なら計画性や自己管理能力を、「SNSで情報収集するのが日課」なら情報感度の高さやトレンドを追う力をアピールできます。具体的な的な方法としては、スマートフォンのスクリーンタイム(iPhone)/Digital Wellbeing(android)を見て、自分が何に時間を使っているか客観的に分析してみるのも一つの手です。
「過去に夢中になったこと」を思い出す
今、現在続けている必要はありません。趣味・特技を思い出すきっかけとして、小中高時代に熱中した部活動、文化祭の準備、アルバイトでの経験などを振り返ってみましょう。「文化祭のクラスの出し物の企画運営」の経験は企画力やマネージメント力に、「部活で役職はなかったが後輩の指導や相談に乗っていた」経験は育成力やリーダーシップのアピールに繋がります。忘れていた強みが見つかるかもしれません。
周囲の人に「自分の強み」を聞いてみる
自分自身では「当たり前」だと思っている長所も、他人から見れば立派な個性や特技の場合があります。家族、友人、バイト先の人に「私の得意なことって何だと思う?」と気軽に聞いてみましょう。「いつも聞き上手だよね」「調べ物を頼むとすごく的確で早い」「旅行の計画立てるの得意だよね」など、客観的な視点から、自分では気づかなかった強みや思わぬアピールポイントを発見できることがあります。
以上を参考に書類の趣味・特技の欄の作成に取り組んでみてください!