ネットやSNSを見ていると、「説明会や選考の際の逆質問は必ずしましょう」と書いてありました。何を聞けばいいのでしょうか?
【回答】「自分がそこで働く姿」をイメージして質問をする
逆質問を考えるうえで最も大切なのは、「自分がその企業で働いている姿をイメージしたときに浮かぶ疑問」を質問にすることです。
この視点があるだけで、質問の内容に主体性と入社意欲がにじみ出ます。企業側にも「この学生は本気でうちで働くことを考えているな」と好印象を与えることができます。
❌「何かを聞いておこう」→ 表面的な質問になりがち
✅「自分が入社したらどうなるだろう?」→ 具体的で熱意が伝わる質問になる
逆質問でおすすめの質問テーマ
① 事業の展望について聞く
企業の将来の方向性を聞く質問は、ビジネスへの関心と長期的な視点をアピールできます。
意識すべきポイント
- ただ「今後の事業展望を教えてください」と聞くだけでは不十分
- 自分もその事業に関わる一員としてイメージしたうえで質問することが重要
- 「自分がどのように関わりたいか」「事業をどう成長させたいか」まで考えておくと、深みのある質問になる
質問例
「御社の○○事業は今後さらに拡大していくと伺いました。私は△△の経験を活かして貢献したいと考えているのですが、今後この事業で特に注力していく領域があれば教えていただけますか?」
「新規事業の立ち上げにも興味があるのですが、若手社員が新しい企画に携われる機会はどの程度ありますか?」
② 活躍している社員の特徴を聞く
入社後に成果を出すために何が必要かを知る質問は、成長意欲と自己研鑽の姿勢を伝えることができます。
意識すべきポイント
- 「自分も入社後に同様、またはそれ以上に活躍したい」という思いを持って質問する
- 自分がその企業でどのようなキャリアビジョンを描いているかをイメージしたうえで聞くと、質問に説得力が出る
質問例
「御社で早くから活躍されている社員の方に共通する特徴やマインドがあれば、ぜひ教えていただきたいです。入社までに準備できることがあれば取り組みたいと考えています。」
「入社後、最初の1〜2年で成果を出している方は、どのような働き方や意識を持っていらっしゃいますか?」
③ その他おすすめの質問テーマ
上記の2つに加えて、以下のテーマも逆質問として効果的です。
| テーマ | 質問例 |
|---|---|
| 1日の仕事の流れ | 「○○職の方の1日のスケジュールを具体的に教えていただけますか?」 |
| チームの雰囲気 | 「配属先のチームはどのような雰囲気で仕事をされていますか?」 |
| 評価制度・成長環境 | 「若手社員の成長を支援する研修制度やメンター制度はありますか?」 |
| 面接官自身の経験 | 「○○様がこの会社で働いていて、最もやりがいを感じた瞬間を教えていただけますか?」 |
💡 面接官個人の経験を聞く質問は、会話が盛り上がりやすく、その企業のリアルな魅力を知ることができるのでおすすめです。
逆質問で避けたほうがよいNG質問
逆質問は事前準備をしておくほど、自信を持って臨めます。以下のような質問は避けましょう。
| NG質問 | 理由 |
|---|---|
| 「特にありません」 | 質問がないと志望度が低い印象を与えてしまうこともあるため、最低1つは用意しておくと安心です。 |
| 調べればすぐ分かること(売上高、従業員数など) | 企業研究不足と判断される |
| 待遇・休日の話ばかり(「残業はどれくらいですか?」など) | 選考の場では仕事への意欲が伝わりにくい(※説明会では質問してOK) |
| 「はい/いいえ」で終わる質問 | 会話が広がらず、もったいない |
⚠️ 待遇や福利厚生について知りたい場合は、説明会や座談会の場で聞くか、就職エージェントを通じて確認するのがおすすめです。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 逆質問は貴重なチャンス | 企業を深く知り、自分の意欲をアピールできる場 |
| 質問の考え方 | 「自分がそこで働く姿」をイメージして疑問を洗い出す |
| おすすめテーマ | 事業の展望・活躍する社員の特徴・仕事の流れ・面接官の経験 |
| NG質問に注意 | 「特にありません」や調べれば分かることは避ける |
| 最低2〜3個は用意 | 説明会中に回答済みになることもあるため、多めに準備しておく |
まずは気になる企業のHPを見て、1つでも疑問を見つけてみましょう。それだけで立派な逆質問の準備になります。企業研究をしっかり行い、「この企業で働きたい」という気持ちが伝わる質問を用意して、自信を持って臨みましょう。
質問の内容に迷ったら、就職エージェントに相談するのも一つの手です。企業ごとに効果的な逆質問を一緒に考えていきましょう。