ネットで調べていた際に、選考で書類に記載した趣味や特技についても聞かれるとありました。聞かれた場合、何を回答したらいいですか。
【回答】3つの要素①何を話すか(内容) + ②どう話すか(構成) + ③どこまで話すか(深さ)を意識しては話そう!
就活の選考では、自己PRや志望動機だけでなく、趣味や特技について質問される場面も少なくありません。
「そんなことも聞かれるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、実はこの質問、単なる雑談ではありません。 面接官はこの質問を通じて、あなたの人柄やコミュニケーション能力をしっかりと見ています。
趣味や特技について聞かれたら、「自分が本当に好きなこと・得意なこと」を、結論ファーストで簡潔に伝えましょう。 その際、ただ趣味名を答えるだけでなく、「なぜ好きなのか」「どのように取り組んでいるか」まで一言添えるのがポイントです。 面接官は内容そのもの以上に、あなたの人柄や伝え方を見ています。特別な趣味である必要はないので、自分の言葉で語れるものを選びましょう。
下記に好印象を残すための回答のポイントを詳しくお伝えします。
そもそもなぜ趣味・特技を聞かれるのか?
まず、面接官がこの質問をする意図を理解しておきましょう。
| 面接官が見ているポイント | 具体的な内容 |
|---|---|
| コミュニケーション能力 | 質問に対して的確に、分かりやすく回答できるか |
| 論理的な説明力 | 深掘りされたときに筋道を立てて話せるか |
| 人柄・価値観 | 何に興味を持ち、どのような考え方をする人なのか |
| 自己理解の深さ | 自分自身のことを客観的に言語化できているか |
つまり、面接官は趣味や特技の内容そのものよりも、それをどう伝えるかを重視しています。「趣味は読書です」で終わってしまうのではなく、なぜ好きなのか、どのように取り組んでいるのかまで語れることが大切です。
回答のポイント
1. 結論ファーストで簡潔に伝える
面接での回答は、まず結論(趣味・特技が何か)を端的に述べることが基本です。その後に理由やエピソードを補足する流れを意識しましょう。
❌ 悪い例 「小さい頃から体を動かすのが好きで、中学ではバスケ部に入って、高校でもバスケを続けて、大学ではサークルでフットサルをやっていて…趣味はスポーツです。」
⭕ 良い例 「趣味はフットサルです。大学から始めたのですが、チームで戦略を考えながらプレーする楽しさにハマり、週2回サークルで活動しています。」
結論が最後に来ると、面接官にとって要点が掴みにくくなる場合があります。
結論→理由→具体的なエピソードの順番を意識してください。
2. 深掘りに対しての準備をしておく
趣味・特技の回答に対して、面接官はほぼ確実に深掘り質問をしてきます。
よくある深掘り質問の例は以下のとおりです。
- 「なぜそれが好きなのですか?」
- 「いつから始めたのですか?」
- 「それを通じて学んだことはありますか?」
- 「どのくらいの頻度で取り組んでいますか?」
- 「今後の目標はありますか?」
これらの質問に対して、普段自分が意識していないことまで言語化し、事前に振り返っておくことが重要です。
深掘りされたときにスムーズに答えられると、**「自己理解が深い」「論理的に話せる」**という好印象につながります。もし詰まっても、『少し考えさせてください』と伝えれば問題ありません。事前に振り返りをしておくとより安心です。
3. 仕事につながる要素を盛り込む
必須ではありませんが、趣味・特技の話の中に仕事に活かせる要素を自然に盛り込めると、さらに評価が高まります。
| 趣味・特技 | 仕事につながるアピール例 |
|---|---|
| チームスポーツ | チームワーク・協調性 |
| 読書 | 情報収集力・知的好奇心 |
| 料理 | 段取り力・計画性 |
| ゲーム | 戦略的思考・目標達成力 |
| 旅行 | 行動力・異文化理解 |
| ブログ・SNS発信 | 文章力・発信力 |
ただし、無理にこじつけると不自然になるので、あくまで自然な流れで触れる程度にしましょう。
4. 避けたほうがよい回答に注意する
基本的にどんな趣味・特技でも問題ありませんが、以下のような回答はマイナスの印象を与える可能性があるため注意が必要です。
- 「特にありません」:自己理解が浅い印象を与えてしまう
- ギャンブル関連:企業によってはネガティブに捉えられる場合がある
- 嘘の趣味・特技:深掘り質問に一貫性をもって答えにくくなるため嘘をつくのは避けましょう
趣味が思いつかないという方は、日常の中で自分が時間をかけていることを振り返ってみてください。動画を観ること、散歩をすること、カフェ巡りなど、些細なことでも立派な趣味になります。大切なのは**「なぜそれが好きなのか」を自分の言葉で語れること**です。
回答例
実際の面接を想定した回答例をご紹介します。
質問:「趣味や特技を教えてください」
「私の趣味はカフェ巡りです。大学2年生の頃から始め、これまでに100店舗以上を訪れました。ただコーヒーを飲むだけでなく、お店ごとの内装やコンセプトの違いを観察するのが好きで、訪れたお店の感想をノートに記録しています。この趣味を通じて、物事を観察する力や、自分の感じたことを言葉にする習慣が身につきました。」
この回答のポイントは以下のとおりです。
- ✅ 結論ファーストで趣味を明確に伝えている
- ✅ 具体的な数字(100店舗以上)で取り組みの深さが伝わる
- ✅ どのように楽しんでいるかが具体的に語られている
- ✅ 趣味を通じた学びにも自然に触れている
まとめ
趣味・特技の質問は、一見カジュアルに思えますが、あなたの人柄やコミュニケーション能力が試される重要な質問です。
回答のポイントを改めて整理します。
- ✅ 結論ファーストで簡潔に伝える
- ✅ 深掘り質問への準備を事前にしっかり行う
- ✅ 可能であれば仕事につながる要素を自然に盛り込む
- ✅ 「特にありません」や嘘の回答は避ける
事前に振り返りを実施し、自分の趣味・特技について自信を持って語れる状態で面接に臨みましょう。しっかり準備をすれば、趣味・特技の質問はむしろあなたの魅力を伝えるチャンスに変わります!