選考の対策を前もって進めようと思い調べていく中で、実際の選考でどのようなことを深掘りされるのか気になります。緊張しやすい性格のため、事前準備の難しい深掘り質問が心配です。
【回答】あなたの考え方・行動の背景を知るための深掘り質問がされます。
深掘りとは、面接で学生が回答した内容に対して 採用担当者からさらに質問をされることを指します。自己PRを例に深掘り質問について解説をします。
まず自己PRを聞かれた場合、結論部分の強みなどを伝えた上で、過去の経験を用いて話を展開していくかと思います。
その中で例えば、
- なぜその強みを身に付けることができたのか
- またなぜ○○の体験をしようと思ったか
- 目標などは定めていたのか
など自己PR一つを取っても深掘りすることのできる項目は無数にあります。
そこで、自己PRの構成を元にそれぞれに対して、【なぜ?】と自問自答してみてください。【なぜ?】を繰り返し自問自答しておくことで、深掘り質問にも落ち着いて対応しやすくなります。
<自己PRの構成の例>
- 結論
- きっかけ(どこで身に付けたのかなど)
- 目標、課題(行動する前に立てたものなど)
- 具体的な行動(目標、課題を達成するための行動)
- 結果(目標、課題に対しての結果)
- 結論を活かしてどうしたいのか
以下では、様々な深掘りされるポイントをご紹介します。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の深掘り
こちらの深掘りでは、その経験の中であなたがどんな役割を果たし、どんな姿勢で取り組んだのかをより具体的に知ろうとしています。
(例)
- その活動を始めた理由は?
- 具体的に何をしたの?
- うまくいかなかった時どう乗り越えた?
- 周りを巻き込むためにした工夫は?
- その経験から何を学んだ?
- 学んだことを仕事でどう活かす?
価値観・考え方の深掘り
こちらの深掘りでは、「どんな思考で動くタイプか」を知るために行動の背景について深掘りします。
- なぜその選択をしたのですか?
- 他に候補はあった?その中でなぜ選んだ?
- 物事を進める時に大切にしていることは?
- チームで意見がぶつかった時、どう調整した?
自己PRの深掘り
こちらの深掘りでは、強みが本物かどうか、再現性があるかどうかを確認します。
- その強みが発揮された具体的な場面は?
- 自分の強みを第三者からどう評価されている?
- 弱みは何?
- その弱みをどう改善してる?
- その強みを入社後どう活かせると思う?
志望動機の深掘り
こちらの深掘りでは、企業に対する志望度や熱意が本気かどうかを確認します。
- なぜその企業なのか?
- 同業他社ではなくその会社を選ぶ理由は?
- 企業のどんな取り組みに魅力を感じた?
- 入社後どのように活躍したい?
- そのために今なにを準備している?
深掘り質問の対策方法
深掘り質問の対策方法が大きく2つあります。
・自己分析の内容を深める
深掘りされる内容は、あくまでも自分自身が経験してきたことや感じたことなどです。振り返りが十分にできていると、緊張した場面でも自分の言葉で落ち着いて答えやすくなります。事前に過去の自分を細かく深く振り返っておくことで、想定していなかった深掘り質問にも対応することができます。
・想定される深掘り質問を確認しておく
事前に本記事に記載されているような、深掘りされる質問に目を通しておきましょう。もし深掘り質問をされたらどんな回答をするのか?まで考えておくことができれば事前準備としては問題ありません。
深掘りの対策をするのには、就職エージェントの活用が効率的?
上記で紹介したように、深掘り質問への対策は、2つあります。自分一人での対策に加えて、第三者の視点を取り入れたい場合は就職エージェントの活用も選択肢の一つです。
自己分析の内容を深めることに対しては、自己分析だけでなく、キャリアアドバイザーからの他己分析も加えることで、自分では気づくことができなかったことや言語化することができなかったことを見つけることができます。
想定される深掘り質問に対しては、面接対策や模擬面接を通じて深掘り質問の回答を考えるだけでなく、実際の選考の練習も実践が可能です。
よくある質問
Q1. 深掘りに答えられなかったら不合格になりますか?
A. 一つの深掘り質問に答えられなかっただけで、即不合格になることはほとんどありません。
面接は「一問一答のテスト」ではなく、面接全体を通じてあなたの人柄や思考力を総合的に評価する場です。ある質問にうまく答えられなかったとしても、他の回答や受け答えの姿勢から十分に評価されることがあります。
答えに詰まったときの対処法
- 正直に伝える 「すぐに言葉にできないのですが、少し考えてもよろしいでしょうか」と一言添えるだけで、誠実な印象を与えられます。
- 考えるプロセスを見せる 「〇〇という観点では△△ですが、まだ整理しきれていない部分もあります」のように、思考の途中経過を共有することも立派な回答です。
- 面接後に振り返る 答えられなかった質問は、自分の自己分析が浅い部分を教えてくれる貴重なヒントです。次の面接に向けて、その部分を深めておきましょう。
ポイント: 面接官が見ているのは「完璧な正解を言えるか」ではなく、**「自分の言葉で考えようとしているか」「素直に向き合えるか」**という姿勢の部分が大きいです。答えに詰まること自体は自然なことなので、落ち着いて対応すれば問題ありません。
Q2. 深掘りされやすい人の特徴はありますか?
A. はい、いくつかの傾向があります。ただし「深掘りされやすい=不利」ではなく、むしろアピールのチャンスが多いとも言えます。
深掘りされやすい人に共通する3つの特徴
① エピソードに具体性がある人
自己PRやガクチカで具体的な行動や数字を交えて話す人ほど、面接官は「もっと聞きたい」と感じます。
例:「サークルの参加率を上げました」 → 面接官:「具体的にどんな施策を?何%から何%に?」
② 回答に独自の視点がある人
テンプレート的ではない、自分ならではの考え方が見える回答は、面接官の興味を引きます。
例:「リーダーシップを発揮しました」だけでなく、「あえてリーダーを立てず、全員が意見を出せる仕組みを作りました」のような独自の切り口。
③ 話の中に「なぜ?」の余白がある人
結論や行動は伝えているものの、その動機や背景が省略されていると、面接官はその部分を知りたくて深掘りします。
対策: 話す内容について事前に「なぜそう考えたのか?」「他の選択肢はなかったのか?」と自問自答しておくと、深掘りされても慌てずに済みます。
深掘りされにくい場合の注意点
逆に深掘りされにくい場合は、以下の可能性も考えられます。
- 回答が抽象的すぎて、面接官が質問の糸口を見つけにくい
- エピソードが短すぎて、会話が広がりにくい
この場合は、一つのエピソードをより具体的に、背景・行動・結果を含めて話す練習をすると、面接官との対話が自然に生まれやすくなります。
ポイント: 深掘りは「責められている」のではなく**「興味を持たれている」サイン**であることがほとんどです。深掘りされやすい人は、それだけ面接官に「もっと知りたい」と思わせる魅力的な話ができている証拠です。自信を持って臨みましょう。
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