エントリーシートや履歴書の自己PR作成にChatGPTを使いたいけれど、採用担当者に違和感を持たれないか、評価につながる内容にできるか気になっている就活生もいるのではないでしょうか。
ここでは、ChatGPTの活用方法と注意点を、具体的なプロンプト例とともに解説します。
自己PRの書き方について相談先がほしい場合は、就活支援サービスを行う「マイナビ新卒紹介」のキャリアアドバイザーと面談するのも一つの手です。
マイナビ新卒紹介では、学生のみなさま一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付き、自己PRの書き方をサポートしています。学生のみなさまは無料で利用できるため、ご検討ください。
» マイナビ新卒紹介について詳しく見る

この記事で分かること(目次)
- ChatGPTで自己PRは作れる?結論と基本的な考え方
- ChatGPTで自己PRを作るメリット
- ChatGPTで自己PRを作る手順・プロンプト
- ChatGPT利用の有無よりも重要!採用担当者がESで見ている本質とは
- ChatGPTで作成した自己PRにあなたらしさを加える4つの工程
- 自己PR作成にChatGPTを活用する際の注意点
- ChatGPTだけでは不安な方へ。就活エージェントの活用もおすすめ
- 自己PR作成でChatGPTを使うときによくある質問
- 自己PR作成にChatGPTだけでなく就活エージェントも活用しよう
ChatGPTで自己PRは作れる?結論と基本的な考え方
ChatGPTを使って自己PRを作ること自体は可能で、うまく活用すれば就活準備の効率化につながります。
ただし、ChatGPTに丸投げして出力された文章をそのまま使うことと、補助ツールとして目的に応じて使うことでは、採用担当者への伝わり方が異なります。
まずはChatGPTの活用に対する基本的なスタンスを押さえておきましょう。
補助ツールとして使うのがおすすめ
ChatGPTは、文章の構成を整えたり、アイデアを広げたり、文字数を調整したりするのが得意な反面、あなたの原体験や感情、具体的なエピソードを知りません。
そのため、ChatGPTの出力をそのまま使うと、誰にでも当てはまる抽象的な文章になりやすく、採用担当者の目には「自己分析の深掘りや言語化ができていない」と映ることがあります。
自己PRは、本来あなたという人間を採用担当者に知ってもらうための文章です。ChatGPTが生成した「きれいだけど抽象的な文章」では、あなたの人柄や熱意は伝わりにくくなってしまいます。
自分の言葉で仕上げることを前提に、骨格づくりや添削に活かす「補助ツール」として使うのがおすすめです。
マイナビ「2027年卒 大学生キャリア意向調査4月<就活生のAI利用について>」では、就活で生成AIを利用したことのある学生は84.9%であることが分かっています。

生成AIの利用方法については「ESの推敲(71.8%)」が最も多く、「面接対策(56.2%)」としての利用が近年大幅に増えています。

このデータからも、ChatGPTに自己PR作成を丸投げするのではなく、ESの推敲など、補助的な使い方が広がっていることが分かります。
マイナビ調査から見る、企業のChatGPT活用への見解
マイナビが実施した「学生が生成AIを就職活動で使うことについて企業視点の調査」によると、学生の生成AI利用を実感している企業は全体のうち12.3%で、前年より7.7ポイント増加しています。つまり、「学生が生成AIを利用していること」を実感している企業は増加傾向にあると言えます。

さらに、企業に学生の生成AI利用についての見解を聞いたところ、「利用してほしいと思う」という回答は57.7%(2025年卒)に上り、前年から13.6ポイント増えています。

※「積極的に活用してほしいと思う」、「使い方を慎重に検討したうえで活用してほしいと思う」の合計
ただし、その過半数(52.7%)が「使い方を慎重に検討したうえで活用してほしい」と答えており、利用方法には注意が必要です。
つまり、生成AIの利用そのものを否定する企業は少数派になりつつある一方で、「どのように使っているか」という点は依然として問われているということです。
ChatGPTで自己PRを作るメリット

適切に使えばChatGPTは就活準備に役立つツールになります。どのような場面で力を発揮するかを理解して、上手に活用しましょう。
効率性を高められる
主なメリットは、エントリーシート作成時間を短縮できることです。
ゼロから文章を書き始めるのではなく、ChatGPTにたたき台を作ってもらうことで、構成を考える時間を大幅に短縮できます。
その分、自己分析や企業分析、面接対策など、他の重要な準備に時間を割くことができます。
文章の質を上げられる
ChatGPTは文章の要約や推敲が得意です。自分が書いた文章をChatGPTに入力し、「誤字脱字がないか」や「論理的に矛盾していないか」などをチェックしてもらうことで、文章の完成度を高められます。
特に、「この文章、なんとなく読みにくいけれど、どこが悪いのか自分では分からない」というときに、ChatGPTに指摘してもらうことで問題箇所を特定しやすくなります。
自分一人では気づけなかったミスを防ぎ、読みやすいエントリーシートに仕上げるための校正ツールとしてもChatGPTは役立ちます。
アイデアの幅を広げられる
「自己PRのネタが思いつかない」や「どのような切り口でアピールすればよいか分からない」といったときに、ChatGPTは壁打ち相手として役立ちます。
自分の経験や強みを入力して「どのようなアピールが可能か」を問いかけることで、自分では思いつかなかった視点や表現のヒントを得られることがあります。
ChatGPTは「あなたの強みを3つ挙げてください」というような漠然とした問いかけより、具体的なエピソードを入力したうえで「どう表現できるか」を聞くほうが、より実用的なアドバイスを引き出しやすくなります。
ChatGPTで自己PRを作る手順・プロンプト
そもそも「プロンプト」とは、ChatGPTなどの生成AIに対する「指示」や「質問」となる文章のことです。生成AIは入力されたプロンプトに基づいて回答を出力するため、プロンプトにどのような情報を盛り込むか、どのように指示を出すかによって、得られる結果の質が大きく変わります。
ChatGPTを自己PR作成の補助ツールとして正しく使うためには、このプロンプトを上手く活用し、何を生成AIに任せ、何を自分でやるべきかを明確にする必要があります。 ここでは、自己PR完成までの流れを4つのステップで解説します。
①事前準備:ChatGPTに渡す「素材」を自分で整理する
まずは、ChatGPTに渡す情報を事前に自分で整理することが土台になります。
「どのような経験があるか」「そこで感じたこと・考えたこと」「取った行動と結果」「そこから得た学び」を箇条書きでもメモ書きでも構わないので言語化しておきましょう。
この作業自体が自己分析の第一歩にもなります。「何を伝えたいのかは自分でも整理できていない」という状態でChatGPTに任せきりにしてしまうと、出力される内容は具体性が薄くなりがちです。
この素材の質が、最終的な自己PRの伝わりやすさに影響します。ChatGPTはあなたの記憶を持っていないため、情報を与えるほど出力内容が具体的になります。
②自己分析の壁打ち:ChatGPTに採用担当者役を演じてもらう
自分の過去の経験や強みが曖昧なとき、ChatGPTに「採用担当者役」になってもらい、深掘りしてもらう使い方が有効です。自分一人では気づけなかった強みの整理ができます。
一人で自己分析を進めると「当たり前のこと」として流してしまいがちな経験も、第三者の視点から問われることで新たな価値に気づけることがあります。ChatGPTは何度でも質問できるため、遠慮なく繰り返し問いかけられるところは便利な点です。
プロンプト例
あなたは採用担当者です。私の以下のエピソードを聞いて、私の「隠れた強み」や「アピールできそうな長所」を見つけるために、私に対して5回ほど深掘りの質問をしてください。
【エピソード】
(ここに自分で書いた文章を貼り付ける)
ChatGPTが出した質問に答えていくことで思考が整理され、最後に「今のやり取りをまとめて、自己PRの核になる強みを言語化して」と頼めば、自己分析の土台づくりができます。
③構成案(骨子)の作成:肉付けは自分の言葉で行う
アピールしたい強みが決まったら、次は構成案(骨組み)を作ってもらいます。
ここでは具体的なエピソードを箇条書きで入力することが重要です。文章そのものは自分で書くことを前提に、論理的な骨格だけを作ってもらいましょう。
PREP法(結論・理由・具体例・結論)のように、自己PRには読み手が理解しやすい型があります。ChatGPTにその型を意識した骨格を作ってもらうことで、自分で一から構成を考える労力を減らせます。
プロンプト例
以下の要素を使い、エントリーシートの自己PRの構成案を作成してください。文章そのものは私が書くので、まずは論理的な「骨子(アウトライン)」だけを提示してください。
【制約条件】
●構成はPREP法(結論・理由・具体例・結論)を用いること。
●結論は内容が伝わりやすい見出し風にすること。
【私の要素】
(ここに自分で考えた要素を貼り付ける)
例:
● 強み:粘り強さ
● エピソード:プログラミング学習で挫折しかけたが、「毎日30分PCを開く」というルールを半年間守り続けた
● 結果:簡単な家計簿アプリを自作できるようになった
出力された骨組みに沿って、当時の感情や苦労した具体的な数字を自分の言葉で肉付けしていきましょう。
④添削:辛口の採用担当者として評価してもらう
自分で書いた文章をChatGPTに入力し、「辛口の採用担当者」として評価してもらうことで、提出前に客観的な改善点を見つけやすくなります。
自分で書いた文章は、どうしても「相手にも伝わる」という前提で読んでしまいがちです。第三者の厳しい目線でチェックしてもらうことで、採用担当者が実際に感じるであろう疑問点や違和感を先取りして修正することができます。
プロンプト例
あなたは、採用担当者です。以下の自己PR文を読み、100点満点で採点してください。また、減点理由と、より具体性を持たせるための改善アドバイスを具体的に指摘してください。
【私が書いた自己PR文】
(ここに自分で書いた文章を貼り付ける)
ChatGPTから「具体的ではありません」や「抽象的です」と指摘された部分こそが、採用担当者がエントリーシートを読んだときに「評価しづらい」と感じるポイントです。
そこを重点的に自分の言葉で修正しましょう。
ChatGPT利用の有無よりも重要!採用担当者がESで見ている本質とは
ChatGPTを使うかどうかよりも、そもそも企業がエントリーシートを通じて何を知りたがっているのかを理解することの方が大切です。
この本質を外してしまうと、どれだけ文章が洗練されていても採用担当者に意図が伝わりにくくなります。
人物像:あなたらしさが伝わっているか
採用担当者はエントリーシートを通じて、その人がどのような人柄でどのような能力を持っているかを知りたいと考えています。
特に「自社の社風に合うか」や「一緒に働きたいと思えるか」というカルチャーフィット(社風との適合性)の視点は重要です。
数多くの応募書類を読む採用担当者にとって、どの学生の文章も似通って見えてしまいがちです。だからこそ、その人にしか書けないエピソードや視点が際立った文章は自然と目に留まりやすくなります。
生成AIが生成する均質な文章ではこの「あなたらしさ」が伝わりにくくなるため、意図的に個性を盛り込む必要があります。
以下の例のように、生成AIが作った抽象的な文章に対し、自分ならではの具体的なエピソードを足してみましょう。
【AI出力(Before)】
「私はコミュニケーション能力に自信があります。アルバイトではリーダーとしてチームをまとめ、円滑な業務遂行に貢献しました。」
【個性を盛り込む(After)】
「私は『聞き上手なリーダー』です。アルバイトでは、声の大きい人の意見だけでなく、控えめなメンバーが抱えていた小さな不満を個別に聞くことでチームの空気を変えました。」
熱意:なぜ他社でなくこの会社なのか
「なぜ他社ではなく、この会社なのか」という志望度や熱意も重要な確認ポイントです。
ChatGPTは一般的な志望動機を作るのは得意ですが、その企業独自の強みやあなたの原体験に基づいた熱意ある表現を作るのは苦手な傾向があります。
特に、OB・OG訪問や企業説明会で得た「その場でしか聞けなかった話」「社員の方から直接聞いたエピソード」といった一次情報は、ChatGPTには再現が難しいものです。
実際に生成AIが生成しがちな文章と、それを自分自身の体験で改善した例を比較してみましょう。
【AI出力(Before)】
「貴社の『顧客第一』という理念に深く共感しました。業界のリーディングカンパニーとして社会課題を解決し続ける姿勢に魅力を感じ、私もその一員として成長したいと考え志望しました。」
【原体験を盛り込む(After)】
「貴社の『顧客第一』という理念が現場に深く根付いていると実感したのは、OB訪問で社員の方が『お客様のためにあえて提案を断ったことがある』と話してくださったエピソードです。その誠実な姿勢に強く惹かれ、私もそのような働き方を実践したいと考え志望しました。」
コミュニケーション能力:読み手に伝わる文章力があるか
書類選考では、採用担当者に対して自分の考えを分かりやすく伝える能力があるかが見られています。
論理構成がしっかりしているか、相手に伝わる言葉を選んでいるかという文章力そのものも評価対象です。
ChatGPTを使うことで論理構成は整いますが、相手の心に響く表現力という点では、人間の手による推敲が重要になります。ビジネス的な正確さだけでなく、読んだ採用担当者が「この人に会ってみたい」と感じる温度感のある文章を意識することが大切です。
生成AIが作成した事実の羅列に対し、具体的な行動や結果を補うことで、説得力のある文章に変わる例を紹介します。
【AI出力(Before)】
「課題解決のためにプロセスを最適化し、効率性を最大化しました。その結果、前年比120%の成果を創出し、チーム全体のモチベーション向上にも寄与しました。」
【具体的な行動を盛り込む(After)】
「まずは『情報共有のあり方を見直す』ことから始めました。1時間かかっていた進捗報告をチャットに切り替えたことで、浮いた時間を接客に充てることができ、結果として売上が前年比120%に伸びました。」
独自性:自分らしい視点があるか
数多くのエントリーシートを読む採用担当者の目に留まるには、自分らしい視点があると、読み手の印象に残りやすくなります。
特別な輝かしい経験である必要はありませんが、その経験から何を学び、どう考えたかという視点が求められます。
ChatGPTによるよくある回答は、このオリジナリティを打ち消してしまう可能性があるため、自分だけの視点を加える必要があります。
ありきたりな生成AIの出力を、自分にしか語れない視点からの文章にブラッシュアップしてみましょう。
【AI出力(Before)】
「大学時代の部活動を通じて、継続することの重要性を学びました。困難な状況でも諦めずに努力を続けることで、目標を達成する力が身につきました。」
【自分だけの視点を盛り込む(After)】
「部活動でレギュラーになれなかった3年間から、『裏方としてチームを支える面白さ』を学びました。自分がデータを分析して伝えた作戦でチームが勝ったとき、プレイヤーとは違う種類の達成感があることに気づきました。」
ChatGPTで作成した自己PRにあなたらしさを加える4つの工程

ChatGPTが出力した文章は、文法的に整いすぎているがゆえに「誰にでも当てはまる」という特徴を持ちやすくなります。
提出前に以下の工程で「自分らしさ」を入れ込むようにしましょう。
①整いすぎた日本語を自分の経験に変換する
ChatGPTが書く文章は、「〇〇に貢献いたしました」「最大限の努力を行いました」といった硬い表現になりがちです。
これをあなたが経験した具体的なエピソードを盛り込んで変換し直してください。少し崩れた表現でも、行動が伝わる文章のほうが伝わりやすくなります。
たとえば、「貢献しました」という言葉一つをとっても、「具体的に何をしたのか」が書かれていなければ採用担当者にあなたの魅力が伝わりづらいです。「アルバイトでは、毎日15分早く出勤して在庫整理を引き受けた」のように、行動の粒度が細かいほど文章にリアリティが生まれます。
②ChatGPTには書けない「固有名詞」と「感情の揺れ」を入れ込む
ChatGPTはあなたの記憶を持っていないため、どうしても内容が抽象的になります。
「売上が上がった」ではなく「1日平均5万円アップした」という書き方のように、具体的な数字や固有名詞を追記しましょう。数字を入れると、文章に説得力が出て、読み手はその場面をイメージしやすくなります。
また、「辞めようか迷ったこともあったが…」といった悩んだ場面からどう立て直したかを書くことで、文章にリアリティが生まれます。
人間らしい揺らぎや葛藤のある文章は、採用担当者の印象に残りやすいです。
③面接で深掘りされても問題ないか音読して確認する
完成したエントリーシートを声に出して読んでみてください。
「この単語、普段の自分なら使わない」や「このエピソード、詳しく深掘りされたら答えられない」と少しでもそう感じた箇所は、自分に合った表現に書き直しましょう。
音読することで、目で読むだけでは気づかなかった「違和感のある言い回し」や「話し言葉と書き言葉のズレ」が浮き上がってきやすくなります。
書いた内容のすべてを自分の体験として映像で思い浮かべられるかを基準に考えてみてください。
④「自分の目」と「他人の目」で最終チェックをする
エントリーシート作成は、自分一人で完結せず、学校のキャリアセンター担当者や就活エージェントのキャリアアドバイザーなどの第三者に読んでもらい、違和感がないか確認することをおすすめします。
自分では「伝わっている」と思っていた表現が、他者には意味が理解しづらかったというケースは少なくありません。
関連記事:新卒の就活エージェントとは?何をしてくれるのかについて解説
自己PR作成にChatGPTを活用する際の注意点

そもそもツールを使用する上で守るべきリテラシーについて、以下の4点に注意して活用しましょう。
①企業が定める「生成AIの利用ルール」を確認する
企業によっては、募集要項などで「エントリーシート作成時の生成AIの使用」を明確に禁止している場合があります。
ルールで禁止されている企業に対し、生成AIで作成した文章を提出して発覚した場合、選考見送りなどの措置が取られる可能性があります。まずは志望企業の規約や方針を必ず確認しましょう。
②個人情報やアルバイト先の機密情報を入力しない
ChatGPTに入力したデータは、生成AIの学習に利用される可能性があります(※設定でオフにすることも可能ですが、基本的には学習される前提で扱うべきです)。
そのため、自分や友人の実名、電話番号、住所といった「個人情報」を入力するのは控えましょう。さらに注意すべきは、アルバイト先やインターンシップ先の売上データ、顧客情報、社外秘のプロジェクト名などの「機密情報」です。これらを入力してしまうと情報漏洩につながる恐れがあるため、生成AIを使用する際には必ず注意しましょう。
③もっともらしい嘘(ハルシネーション)を鵜呑みにしない
ChatGPTは、存在しない情報をあたかも事実であるかのように出力する「ハルシネーション」を起こすことがあります。
たとえば、「貴社の〇〇という最新プロジェクトに惹かれました」「業界全体の〇〇という課題に対して〜」などと生成AIがもっともらしく書いたとしても、そのプロジェクトが実在しなかったり、業界データが数年前の古いものであったりするケースは少なくありません。
企業情報や業界の動向に関する記述は生成AIを信用しきらず、必ず企業の公式サイトや信頼できるニュースソースで事実確認を行ってください。
④「ゼロからの作成」ではなく「壁打ち・推敲」のツールとして使う
「自己PRを考えて」など生成AIにゼロから考えてもらうと、自分の本来の強みや「なぜその企業に入りたいのか」という本質的な思考が止まってしまいます。
面接の場では、自分の頭で考え、心から思っていることに感情が乗り、説得力が生まれます。まずは箇条書きでもよいため「自分の言葉」で構成を作り、ChatGPTには「このエピソードを400字に要約して」「この構成の論理的な矛盾点を指摘して」といった、壁打ち相手や編集者としての役割を任せるスタンスを意識しましょう。
ChatGPTだけでは不安な方へ。就活エージェントの活用もおすすめ
ChatGPTの回答は、一般的な助言にとどまりやすい面があります。「より具体的な、自分に合ったアドバイスがほしい」と思ったら、就活エージェントの利用を検討してみてください。
就活エージェントとは、キャリアアドバイザーが学生一人ひとりに専任でつき、就活準備から応募書類の作成や企業選びまでをマンツーマンでサポートするサービスのことです。
ChatGPTが「一般的な学生向けのアドバイス」しか提供できないのに対して、就活エージェントはあなた個人のバックグラウンド・性格・志望業界・選考状況を踏まえたうえで具体的なアドバイスができる点が違いです。
マイナビ新卒紹介が提供するサポート
マイナビ新卒紹介では、ChatGPTではカバーしきれない自己分析の深掘りから、企業ごとのエントリーシート対策まで、キャリアアドバイザーが個別にサポートします。
ご紹介企業には一社ごとにマイナビ新卒紹介の担当者がいるため、企業の採用基準や選考で重視されるポイントなど、採用担当者目線の情報をお伝えできる場合もあります。
サービスの対象は大学生・大学院生・専門学生・短大生・高専生で、学生のみなさまは無料で利用できます。
| サポート内容 | 概要 |
|---|---|
| 個別面談 | 専任キャリアアドバイザーによる個別面談を行い、自己PR・志望動機の考え方から整理します。 |
| 求人紹介 | あなたの人柄や強みが評価されやすい企業を厳選してご紹介します。時期によっては非公開求人や特別選考ルートのご案内も可能です。 |
| 選考対策(ES・面接) | 採用担当者目線でのES添削や面接対策を実施します。 |
| 選考フィードバック・各種調整 | 選考結果のフィードバックや企業との日程調整などにも対応します。 |
マイナビ新卒紹介が信頼できる理由
就活エージェントの利用に不安を感じる方もいるかもしれませんが、マイナビ新卒紹介は厚生労働省の委託事業による「職業紹介優良事業者」に認定(2025年)されています。
これは法令遵守やマッチングの質など厳しい基準をクリアした事業者だけが持つ証明であり、学生のみなさまの意思に反する無理な誘導は一切行いません。
担当者との相性が合わない場合は変更も可能ですので、安心して本音で相談していただけます。
» マイナビ新卒紹介について詳しく見る
関連記事:就活エージェントはやめとけ・怪しいと言われる理由は?活用法を紹介
自己PR作成でChatGPTを使うときによくある質問
自己PR作成でChatGPTを使うときによくある質問を紹介します。
Q. ChatGPTで作成した自己PRは採用担当者に気づかれますか?
ChatGPTを使ったこと自体が必ず気づかれるとは限りません。採用担当者が違和感を覚えるのは、個性や原体験などがない場合です。
出力された文章をそのまま使わず、自分の経験や感情を盛り込んで自分の言葉に書き換えていれば、ChatGPTを活用したことが問題になりにくいでしょう。「ChatGPTを使ったかどうか」よりも「使い方」のほうが重要です。
Q. 文字数の調整にもChatGPTは使えますか?
文字数の調整は、ChatGPTの得意分野です。
「この文章の意味を変えずに、300文字以内に要約してください」や「この文章を、よりビジネスシーンにふさわしい言い回しに整えてください」といったプロンプトで手軽に対応できます。
ただし、文字数を削る際に「行動の具体性」まで削られてしまわないよう、出力後に自分で確認するようにしましょう。
関連記事:【志望動機の文字数】何文字が目安?履歴書・ES別や制限なしの場合の文字数調整術
Q. 自己PRとガクチカの違いは何ですか?どちらにもChatGPTは使えますか?
自己PRは自分の「強み・能力」を伝えるもの、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は経験を通じて「人柄・価値観」を伝えるものです。
重視するポイントが異なるため、同じエピソードでも切り口を変えて書き分ける必要があります。
どちらにもChatGPTは活用できますが、同じ内容をそのまま使い回すのではなく、設問の意図に合わせてChatGPTへの指示を変えることが大切です。
詳しい書き方については、下記の記事も参考にしてみてください。
関連記事:エントリーシート(ES)の書き方を解説!通過率を上げるコツを押さえよう
Q. ChatGPTを使って自己PRを書いたことは、面接で正直に言うべきですか?
ケースは限られますが、ChatGPTを使用したか確認されたときは、使用したことを正直に伝えて問題ありません。
ChatGPTを補助ツールとして使ったこと自体は、隠す必要がないためです。
重要なのは、最終的な文章があなた自身の言葉と経験に基づいているかどうかです。
「ChatGPTに骨格を作ってもらい、自分の経験を肉付けして仕上げました」と言えれば、むしろITツールを使いこなす姿勢としてポジティブに捉えられる場合もあります。
Q. 自己PRの強みが見つからないときはどうすればよいですか?
まずはChatGPTに「採用担当者役」として深掘りの質問をしてもらう方法が有効です。
日常の小さな経験でも、「なぜ?」を繰り返すことで強みが見えてきます。それでも難しいと感じたら、就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。
強みの見つけ方については、下記の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:自己PRで使える強みの見つけ方や作り方!例文20選とともに紹介
自己PR作成にChatGPTだけでなく就活エージェントも活用しよう
ChatGPTは、情報を整理したり自己PRの骨組みを作ったりするのには便利なツールです。丸投げするのではなく、自己分析の壁打ちや文章の添削などに絞って補助的に活用すれば、就活の効率を高めることができます。
しかし、ChatGPTが生成した整った文章が、評価につながる内容になっているとは限りません。就活において大切なのは、自分自身を正しく理解し、自分の言葉で適切に伝えることです。
そのため、最終的な仕上げの段階では「この内容で自分の魅力が伝わるか」「面接で深掘りされても自分の言葉で語れるか」といった客観的な判断とフィードバックが必要になります。
ChatGPTをうまく活用しつつも、この部分を的確にサポートしてくれるのはやはり人間です。
「この自己PRで伝わるか」と不安を感じたら、就活エージェント「マイナビ新卒紹介」のキャリアアドバイザーとの無料オンライン面談をご活用ください。
AIではない「人」だからこその第三者のフィードバックを取り入れることで、あなたらしい自己PRを完成させやすくなります。
» マイナビ新卒紹介について詳しく見る
