就活中は、不採用通知が続くことがあったり、周囲と比較して焦ったりと、不安で泣きそうになる瞬間があるものです。つらいと感じるのは、それだけ真剣に将来と向き合っていることの表れの一つかもしれません。
ここでは、不安を感じてしまう原因や特徴を整理し、心がつらくなりすぎる前に試してほしい対処法を紹介します。
もし就活に対する不安が大きいと感じるときは、第三者に気持ちを共有するのも一つの手です。
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この記事で分かること(目次)
- 就活が不安で泣きそうになることはめずらしくない
- 就活が不安で泣きそうになる7つの理由
- 不安を抱え込みやすい方の思考の癖とは?
- 就活でメンタルがボロボロなときに試したい気分の切り替え方
- 泣きそうな気持ちが落ち着いたら取り組みたい、不安への向き合い方
- 就活の不安を一人で抱え込まずに進めるための選択肢
- 就活が不安で泣きそうなときは、外部に相談しよう
就活が不安で泣きそうになることはめずらしくない
就活が不安で泣きそうになる自分を「弱い」「甘えている」と責めてしまう学生もいますが、そう思う必要はありません。
まずは、多くの就活生が同じような感情を抱えていることについて触れていきます。
つらいと感じる学生の声も多い
就活中に「不安で泣きそう」「もうやめたい」と感じることは、決してめずらしいことではありません。SNSなどでも、同様の不安を吐露する声が見られます。
マイナビの「大学生低学年のキャリア意識調査8月(2028・2029年卒対象)」では、大学2年生の68%、大学1年生の58.8%が就活に対する不安を感じていました。
また、「2026年卒 大学生キャリア意向調査4月<就職活動・進路決定>」では、大学4年生に就活に対し不安があるかを聞くと、未内々定者では81.8%、内々定を持ちながら活動を継続する学生でも62.3%と、半数以上が「不安がある」と回答したことが分かっています。
「内定がもらえるか」や「自分に合う仕事があるか」と悩むのは、自分が将来に対して真剣に向き合っている証拠で、その感情はごく自然な反応です。
慣れない採用選考や将来へのプレッシャーにより、精神的な負荷がかかりやすい時期であることを理解し、自分だけが泣きそうになっているのではないことを知りましょう。
不安を感じるのは真剣に取り組んでいる証拠だと知る
泣きそうなほど悔しかったり、不安になったりするのは、それだけ就活に対して真剣に向き合っているからこそだと言えます。どうでもいいことに対しては、人は涙が出るほど悩みません。
自分の将来を真剣に考えているわけですので、まずは「よく頑張っている」と自分を認めてあげることが、次へ進むための大切なステップです。
不安の大きさは、裏を返せばあなたの「より良い未来を掴みたい」という熱意の大きさでもあります。そのエネルギーの方向を少し変えるだけで、状況が好転することも十分にあり得ます。
就活が不安で泣きそうになる7つの理由

なぜ就活にこれほどまでの不安を感じてしまうのか、その理由は人によって異なります。
漠然とした不安の正体を特定することで、対策が見えてくることもあります。具体的にどのような不安を抱えているのか、自分自身に問うてみましょう。
社会人になることに前向きになれていないから
社会人になることへのプレッシャーや、働き方が合わない企業だったらどうしようといった不安から、就活そのものにブレーキがかかっているケースです。
「学生のままでいたい」「働きたくない」と考えてしまっており、就活に対して前向きになれていません。
この場合、働くことへのイメージが抽象的すぎて恐怖心が増している可能性があります。
OB・OG訪問などで実際に働く先輩の話を聞き、現実的な社会人の生活を知ることで、「意外に大丈夫かもしれない」と不安が和らぐこともあります。
学業や部活・サークルとの両立が大変だから
卒業論文や研究などの学業や部活・サークルと就活スケジュールが重なり、物理的に時間が足りないことで混乱してしまっているケースも考えられます。
特に理系の学生や体育会系の部活に所属している学生に多く見られます。
やるべきことが山積みになり、何から手をつけていいか分からなくなるパニック状態が「泣きたい」という感情を引き起こします。
この場合は、優先順位をつけてスケジュールを可視化するだけでも、気持ちが整理されることがあります。
アピールできることがないから
「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)がない」と思い込み、自己PRに自信が持てず不安で泣きそうになっているケースもあります。
就活では、不安が募ると、周囲の学生がすごい経験をしているように見え、相対的に自分が劣っていると感じてしまいがちです。
実際には特別な経験でなくとも、日常の取り組みやプロセスを言語化することで、魅力的なアピールにつながる場合があります。
企業は「何をしたか」という実績そのものよりも、「どのように考え、行動したか」という人柄や思考プロセスを重視する傾向があるからです。
そのアピールがしっかり伝われば、学歴を過度に気にしすぎる必要がない場合もあります。
関連記事:「自己分析ができない」と悩む就活生へ。原因と簡単に出来る対策を紹介
関連記事:自己PRと長所の違いとは?探し方から例文まで詳しく解説
内定が出ないから
採用選考に進んでも不採用通知が届くばかりでよい結果が得られず、「自分はどこからも必要とされていないのではないか」と追い詰められてしまうケースです。これがもっとも直接的な不安の原因の一つになりやすいと言えます。
選考中企業が減っていく恐怖は、就活生にとって非常に大きなものです。
しかし、内定が出ないのは能力の問題ではなく、単にその企業との相性が合わなかっただけという場合も少なくありません。
タイミングや縁の要素も大きいため、必要以上に自分を責めないことが大切です。
就職先をこだわりすぎているから
「大手企業でなければならない」「この業界しか行きたくない」といったこだわりが強く、就職先の選択肢を自ら狭めてしまっているケースもあります。
大手企業は倍率が高く、運に左右されることがあります。企業選びは知名度だけではなく、あなたとのマッチングも重要です。
BtoB企業など、一般消費者への知名度は低くても、業界シェアが高くて働きやすさに力を入れている企業は多くあります。視野を広げることで、自分と合う企業と出会えるかもしれません。
不採用通知が届いて自己肯定感が低下しているから
不採用通知が続き、人格そのものを否定されたように感じて自信を喪失しているケースです。
学校のテストであれば点数という明確な基準がありますが、面接の合否は理由が明かされないことが多く、何が悪かったのか分からないまま否定された気持ちになりがちです。
採用選考はあくまで企業と学生のマッチングであり、人格否定ではないと頭では分かっていても、心が追いつかない状態になることもあるでしょう。
自己肯定感が下がると、面接でも自信のなさが伝わってしまい、悪循環に陥ることもあります。
周りの友人と比べてしまうから
自分の就活がうまくいかないとき、友人の内定報告や進捗状況を聞いて、焦りを感じてしまうケースです。仲のよい友人であっても、比較して劣等感を抱いてしまうことは少なくありません。
特にSNSでは、他人の成功体験ばかりが目に入ってきます。「あの子は内定をもらったのに、自分はまだ…」と比較することは、あなたの就活にとってプラスには働きません。
人は人、自分は自分と割り切る意識的な情報の遮断も必要になってきます。
不安を抱え込みやすい方の思考の癖とは?

就活のストレスを溜め込みやすい方には、いくつかの共通する思考の癖や特徴が見られることがあります。
自分が当てはまっていないか確認し、もし当てはまるなら「今はそういう思考になりやすい状態なんだ」と自覚するだけでも、少し冷静になれるはずです。
初対面と話すのが苦手な方
グループディスカッションや面接など、初対面の人と話す機会が多い就活において、コミュニケーション自体が大きなストレスとなってしまうタイプです。
人見知りをする性格の方にとって、自分をよく見せようと緊張し続ける時間は相当な負担になります。
しかし、採用担当者も学生が緊張していることは織り込み済みです。
「流暢に話すこと」よりも「誠実に伝える姿勢」が評価される場面も多いため、うまく話そうとしすぎないことが対策になることもあります。
完璧主義者で真面目な方
「面接ではすべての質問に完璧に答えなければならない」「失敗は許されない」と考えがちな方は、小さなミスでも大きく落ち込んでしまい、精神的な回復に時間がかかる傾向があります。
面接では、答えに詰まったり、噛んでしまったりしても、それだけで不合格になることはほとんどありません。
完璧主義な方は、1つの小さなミスを100の失敗のように捉えてしまいがちです。60点や70点でも合格ラインには達するという柔軟な考えを持つことが、心の負担を減らすポイントとなります。
ネガティブ思考が強い方
物事を悪い方向に捉える癖がついていると、企業からのフィードバックや現状を冷静に受け止められず、不安が増幅しやすくなります。
たとえば、面接時間が短かったときに「興味を持たれなかったからだ」と即座に結びつけてしまうようなケースです。
実際には、「すでに合格が決まったので確認だけで終わった」というポジティブな理由かもしれません。事実は一つでも、解釈は無数にあります。
意識的にポジティブ、あるいはニュートラルな解釈を心がける練習が必要です。
思い込みが激しい方
「思い込みが激しい」というのは、一度不採用通知が届くと「もうどこにも受からないのでは」、採用担当者の反応が少し薄いと「嫌われた」など、ネガティブな方向に思い込みを強めてしまうことです。
この思考パターンに入ると、客観的な事実が見えなくなってしまいます。
思い込みが激しくなっていると感じたら、信頼できる第三者に状況を話し、「それは考えすぎだよ」などと意見をもらう機会を持つことが大切です。
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期待や世間体を気にしてしまう方
親の期待や友人からの評価、世間体などを過剰に気にしてしまう方は、自分の意思よりも「他人からどう見られるか」を優先してしまい、プレッシャーを感じやすくなります。
その結果、自分の強みを活かせる就職先よりも知名度がある企業を優先させてしまい、結果が出ずに苦しむこともあります。
「誰のための就活なのか」を今一度問い直し、自分自身の幸せを軸に据える勇気を持つことが、結果的によい就職につながります。
就活は自分一人で終えなければならないと思ってしまう方
人に頼ることを「弱さ」と捉え、悩みや不安を誰にも打ち明けずに抱え込んでしまう方は、ストレスのはけ口がなく、限界まで我慢してしまうことがあります。
就活は準備することが多く、心理的な負担もかかりやすい時期です。一人ですべてを抱え込む必要はありません。
就活に不安があるときこそ、就活エージェント「マイナビ新卒紹介」のキャリアアドバイザーと面談してみるとよいでしょう。
第三者の視点が入るだけで、驚くほど視界が開けることがあります。
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関連記事:新卒の就活エージェントとは?何をしてくれるのかについて解説
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就活でメンタルがボロボロなときに試したい気分の切り替え方

泣きそうなほど感情が高ぶったまま無理に就活を続けても、よい結果にはつながりにくいものです。
ここでは、一度気持ちをリセットし、冷静さを取り戻すための具体的な対処法を紹介します。
一旦就活から離れて休息をとる
心身ともに疲弊していたり、気分が落ち込み、何も手につかないように感じる場合は、勇気を持って数日間就活を休むのも一つの方法です。
「休んでいる間に選考が終わってしまうのではないか」と怖くなるかもしれませんが、心が折れてしまっては元も子もありません。
趣味に没頭したり、好きなものを食べたりして、就活以外の時間を過ごすことで、気持ちに余裕が生まれることもあります。
一日中寝ていても構いません。一度頭を空っぽにする時間を作ることで、新たな視点で就活に向き合えるようになる場合もあります。
「急がば回れ」という言葉通り、休息は決して無駄な時間ではないのです。
信頼できる友人や家族に気持ちを話す
不安な気持ちを言葉にして誰かに話すだけで、心が軽くなることがあります。友人や家族など、話しやすい相手に今の状況を話してみましょう。
このとき、必ずしも解決策を求める必要はありません。
「アドバイスはいらないから、ただ話を聞いてほしい」と前置きをして、つらいという気持ちを共有するだけでもストレス軽減につながります。
言葉にすることで、自分が何に悩んでいるのかが整理される効果も期待できます。
もしそういった友人や家族がいない、あるいは心配をかけたくないという場合は、就活の知見が深いマイナビ新卒紹介のキャリアアドバイザーに面談を依頼する方法もあります。
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SNSや周囲の情報と距離を置く
SNSで友人の内定報告を見たり、ネット上の不確かな情報に触れたりすることで、不安が大きくなることがあります。
内定を得た方と比較して落ち込んでしまうときは、あえてスマートフォンを見る時間を減らし、情報の遮断を行うことも自分を守るための有効な対処法です。
SNS上のきらびやかな成功報告は、その人の一面に過ぎません。画面越しに見える他人の結果よりも、今ここにある自分の生活を大切にしてみてください。
涙を流して感情を発散する
「泣いてはいけない」と我慢するのではなく、思い切り泣いてしまうのも効果的です。涙を流すことですっきりする方に特におすすめです。
家で一人、泣ける映画を見たり、悲しい音楽を聴いたりして、意図的に涙を流す「涙活」をしてみるのもよいかもしれません。
感情を出し切ることで、ふっと気持ちが軽くなり、切り替えられることもあるでしょう。
泣きそうな気持ちが落ち着いたら取り組みたい、不安への向き合い方
泣きそうな気持ちが少し落ち着いたら、不安の原因に対して、具体的な対策を立てていきましょう。
不安は分からないことから生まれることが多いため、状況を整理するステップが大切です。
「変えられること」と「変えられないこと」を分ける
不安要素の中で、自分でコントロールできるものと、できないものを分けます。
悩んでも仕方がないことにエネルギーを使うのをやめ、自分で変えられることに集中するためです。
- 変えられること:ESの質の向上、面接への準備、応募企業の数など
- 変えられないこと:企業の採用基準、合否結果、他人の就活の進み具合など
変えられることに意識を集中することで、前進している実感が生まれ、不安を行動へのエネルギーに変えやすくなります。
自己分析を見直して強みを再確認する
「アピールできることがない」と感じている場合は、改めて自己分析を行い、自分の強みや価値観を見つめ直すことが有効です。
自信を失っているときは、自分の悪いところばかりに目が向いてしまいがちだからです。
「適性診断MATCHplus」や「お願い!他己分析」などの就活ツールを活用し、客観的なデータから自分の特徴を把握するのもよいでしょう。


客観的な結果は、感情に左右されずにあなたのよさを教えてくれます。
関連記事:「自己分析ができない」と悩む就活生へ。原因と簡単にできる対策を紹介
就活の不安を一人で抱え込まずに進めるための選択肢
自分一人でできると背負い込んでしまう特徴に当てはまる方ほど、意識的に第三者のサポートを受けることが大切です。
自分一人で考えているだけでは気づけなかった視点を得られることも少なくありません。
就活エージェントを活用してみる
「自分に合った企業が見つからない」「採用選考対策に自信がない」という場合は、就活エージェントを利用するのも一つの手段です。
キャリアアドバイザーが学生一人ひとりに付き、企業紹介から選考対策まで伴走してサポートしてくれます。
客観的な視点でのアドバイスを受けられるため、「この方向で合っているのだろうか」と一人で悩む時間を減らせます。
また、不採用が続いたときにも、何が原因だったのかフィードバックをもらえる場合があり、次につなげやすくなります。
学校のキャリアセンターを利用する
学校のキャリアセンターでは、ESの添削や模擬面接などのアドバイスを受けられることもあります。
学校ごとの過去の採用データや、その大学の学生を積極的に採用したいと考えている企業の求人、OB・OGの情報を保有していることもあるため、身近な支援先として活用してみましょう。
大学の職員は、長年多くの学生を見てきているため、学生特有の悩みにも理解を示してくれるはずです。
就活が不安で泣きそうなときは、外部に相談しよう
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就活が不安で泣きそうになることは、誰にでも起こりうることです。まずは無理をせず休息を取り、気持ちを落ち着かせてから、できることを少しずつ進めていきましょう。
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