「就活エージェントを使ってみたいけれど、料金が高そう」や「無料と聞いたけど、本当にタダで大丈夫なの?」、「後から高額な請求が来たらどうしよう」と不安を感じて、利用を迷っている方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、就活エージェントは学生側の費用負担が発生しない形で提供されることが多く、基本的には無料で利用できます。
ここでは、なぜこれほど手厚いサポートが無料で受けられるのか、その仕組みを分かりやすく解説します。
また、一部存在する有料サービス(就活塾・コーチングなど)との違いについても詳しく紹介するため、判断の材料としてお役立てください。
就活エージェントを検討している方は、複数サービスを比較したうえで、自分に合うものを選びましょう(例:マイナビ新卒紹介など)
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この記事で分かること(目次)
- 【結論】就活エージェントの料金は基本的に完全無料
- 有料の就活支援サービス(就活塾など)との違い
- 安心して利用できる就活エージェントを判断する6つのポイント
- 無料で対応のよい就活エージェントの選び方
- 就活エージェントを使いこなす活用法
- 就活エージェントの料金に関するよくある質問
- お金をかけなくても就活サポートは受けられる
【結論】就活エージェントの料金は基本的に完全無料
就活エージェントというサービスを利用するにあたって、学生のみなさまが金銭的な負担を心配する必要はありません。
まずは、具体的にどの範囲が無料なのかについてお話しします。
就活エージェントは、登録から個別面談、企業の紹介、ES・面接対策、そして内定獲得・入社に至るまで、学生側には料金が発生しません。
「相談料」「紹介料」「内定承諾料」など、名目を問わずエージェントからお金を請求されることはありませんので、ご安心ください。
これは、大手企業が運営する就活エージェントであっても、中小規模の就活エージェントであっても共通しています。
ただし、就活エージェントとは別に、有料の就活塾や就活向けコーチングなどのサービスがあります。
それらは、サービス内容や目的が異なるため、別のものとして認識するとよいでしょう。この違いについては後ほど詳しく解説します。
関連記事:新卒の就活エージェントとは?何をしてくれるのかについて解説
なぜ就活エージェントは料金がかからないのか?仕組みを解説
「タダより怖いものはない」という言葉があるように、これだけ充実したサポートが無料なのには裏があるのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、これにはしっかりとした理由があります。
就活エージェントは、人材を採用したい企業から紹介手数料を受け取ることで運営されています。
企業は、自社にマッチした学生を採用したいと考え、採用費用として就活エージェントに報酬を支払う仕組みです。
企業が自社だけで採用活動を行う場合、求人広告を出したり、膨大な数のエントリーシートを確認したりと、多大な時間と費用がかかります。
就活エージェントを利用することで、求める人物像に近い学生と効率的に出会えるため、企業はお金を払ってでも就活エージェントに依頼をするのです。
つまり、企業側がコストを負担してくれているため、学生はキャリアアドバイザーのサポートを無料で利用できます。
このようなサービス形態は身近なたとえだと不動産仲介が同じ仕組みです。
また、転職の際にエージェントを使うのは一般的です。転職エージェントについては、テレビCMや駅での広告を見たことがあるのではないでしょうか。
内定/内々定をを取ったら料金を請求されることはある?
就活を続けていく中で、無事に内定/内々定を獲得できたとしても、その対価として料金が請求されることは一切ありません。
また、一般的な就活エージェントであれば、退会時に違約金を求めることも基本的にはないです。
たとえば、「せっかくサポートしたのに辞退するなら手数料を払ってください」といった要求は、一般的な就活エージェントが行うことはありません。
ただし、法外な金銭を要求する悪質な業者や、就活エージェントを装った詐欺まがいのサービスもあるため、注意が必要です。
これらは極めて稀なケースですが、記事の後半で無料で対応のよい就活エージェントの選び方も解説するため、ぜひ参考にしてください。
就活エージェント利用時に自己負担となる料金
就活エージェントサービスの利用自体は無料ですが、就職活動を行ううえでどうしても発生する実費については自己負担となります。トラブルを避けるためにも、事前に把握しておきましょう。
まず、面談や面接会場までの交通費や宿泊費は自己負担です。
最終面接等では、企業側が交通費を支給してくれるケースもありますが、基本的には学生自身が負担するものであり、就活エージェントが肩代わりすることはありません。
遠方の企業を受ける際は、夜行バスや早割を利用するなど、計画的な資金管理が必要です。
また、ZoomやTeamsなどを使用したオンライン面談や、Web適性検査を受ける際のインターネット通信費は自己負担です。
スマートフォンのデータ通信量だけで対応しようとすると、速度制限にかかり面接中に映像が止まってしまうリスクもあります。
そのため、自宅にWi-Fi環境を整えたり、通信制限のない学校を利用したりするなど、通信量を気にせず活動できる準備をしておきましょう。
有料の就活支援サービス(就活塾など)との違い

就活支援サービスの中には、学生側が料金を支払う有料のものも存在します。代表的なのが、就活塾やコーチング、有料オンラインサロンなどです。
これらのサービスは、お金を払ってでも、他の就活生より一歩先の準備をしたいというニーズに応えるものです。
主な目的は、就活スキルの指導やトレーニングなど。
たとえば、外資系・総合商社などのトップ企業を目指す学生向けの短期集中型コーチングがあります。戦略的な就活設計や、ビジネススキルの向上に力を入れています。
料金は多種多様ですが、数十万円であることも少なくありません。
無料の就活エージェントと有料の就活支援サービスの役割は次の通りだと認識しておくとよいでしょう。
| 無料の就活エージェント | パートナーのようなもの。スキル支援(ES・面接)もしながら、具体的な企業とのマッチングまで無料で行う。 |
| 有料の就活支援サービス | 予備校のようなもの。スキルは身につくが、求人は自分で探す必要がある(一部では求人紹介がされるところもあるがメインではない)。 |
どちらを使うべき?無料の就活エージェントがおすすめな方
これから本格的に就活を始める方や、特に強いこだわりがない場合は、まずは無料のサービスから始めるのが得策です。
「自分に合う企業を紹介してほしい」や「ES添削や面接練習をしてほしい」というニーズは、無料の就活エージェントで十分に満たせる可能性が高く、いきなり数十万円のお金を支払うのはリスクがあるためです。
特に、経済的な負担をかけたくない方にとっては、無料でキャリアアドバイザーのサポートを受けられる就活エージェントが最適かもしれません。
まずは就活エージェントに登録し、キャリアアドバイザーの視点からのアドバイスを受けてみてください。
就活を進めていく中で、どうしても自分に足りない部分があり、それを補いたいと思ってから有料の就活支援サービスを利用し始めても遅くないはずです。
有料の就活支援サービスを検討してもよい方
「特に超難関企業で企業独自の選考があり、特化した選考対策を実施したいなど、内定テクニックを徹底的に学びたい」や「お金を払ってでも強制的に自分を追い込みたい」といった明確な目的があるなら、有料の就活支援サービスを検討してもよいでしょう。
有料サービスならではの質の高いコミュニティや、非公開の選考情報が得られるケースもあります。
ただし、高額な費用がかかることも少なくないため、慎重な判断が必要です。お金を払えば内定が取れるわけではないことを理解したうえで、自分に必要な投資かどうかを見極めましょう。
安心して利用できる就活エージェントを判断する6つのポイント
「無料だから」といって、すべての就活エージェントがよいとは限りません。中には学生のみなさまの弱みにつけ込む悪質な業者も存在します。
安心して就活を進めるために、注意すべき点をお伝えします。トラブルを避けるために、以下の6つのポイントを確認しておくと安心です。
- 料金体系は分かりやすいか
- 強引な勧誘や過度な約束はないか
- 情報開示が十分に行われているか
- 利用者の評判や口コミが極端ではないか
- 退会や解約は容易か
- 職業紹介優良事業者に認定されているか
料金体系は分かりやすいか
まず確認すべきは、公式サイトや規約に書かれているお金に関する記述です。
「基本無料だが、内定が出たら成果報酬が発生する」「特定の教材費が必要」など、料金体系があいまいで分かりにくいサービスは避けましょう。(※就活エージェントサービスでは基本的にはこういったことはありません)
一般的な就活エージェントであれば、公式サイトのトップページやよくある質問の箇所に「学生は完全無料」と明記されています。
強引な勧誘や過度な約束はないか
面談時の担当者の発言にも注意が必要です。
「絶対に内定が出る」「この企業に入らないと後悔する」といった強引な勧誘や、根拠のない「絶対」という言葉を使うサービスは信用できません。
就職活動に「絶対」はありませんし、誠実なキャリアアドバイザーであれば、学生のみなさまの意思を尊重します。
また、あなたの希望を無視して特定の企業ばかりを推してくる場合も注意が必要です。
情報開示が十分に行われているか
運営会社の実体が見えにくいサービスは、利用を避けるべきです。
運営会社の情報(住所、代表者名、連絡先など)が公式サイトに明確に記載されていない、またはプライバシーマークなどの個人情報保護に関する認証が見当たらない業者は、リスクが高いため利用を控えたほうがよいかもしれません。
個人情報を適切に管理していない業者に登録してしまうと、予期せぬ営業電話がかかってきたり、情報が流出したりする恐れがあります。
利用者の評判や口コミが極端ではないか
WEB上の情報はすべてを鵜呑みにできませんが、重要な判断材料になります。
WEB上の口コミが極端に悪い、あるいは反対にサクラのようなよい口コミばかりが不自然に並んでいる場合は要注意です。
特定の掲示板で批判が殺到している場合や、SNSで同じ文面の絶賛コメントが大量に投稿されている場合は、操作された情報の可能性があります。
SNSや複数の口コミサイトで、実態に即した評判を確認することが大切です。
退会や解約は容易か
入会時は親切でも、辞めるときに態度が急変する業者は、安心して利用できる就活エージェントとは言えません。
「一度登録したら簡単には退会できない」「退会しようとすると違約金をちらつかせる」といった対応をする業者は避けましょう。
一般的な就活エージェントであれば、メール一本や専用フォームからスムーズに退会手続きが可能です。
登録する前に、公式サイトの「よくある質問」などで退会方法についても確認しておくと安心です。
職業紹介優良事業者に認定されているか
職業紹介優良事業者とは、日本の人材紹介事業者のうち、一部の優良な事業者だけが取得できる特別な認定のことです。
職業紹介優良事業者行動指針を遵守し、適正な業務運営と経営改善努力を行ない、一定の基準を満たした事業者が認定されます。
職業紹介優良事業者は、単に企業規模が大きいだけでなく、以下のような基準をクリアしていることが証明されています。
- 法令遵守:法律を守り、適正に運営されているか
- マッチングの質:求職者(学生)と企業の双方にとって適切な紹介を行っているか
- 個人情報の保護:学生の大切な個人情報を適切に管理しているか
つまり、このマークは「学生一人ひとりの意思を尊重し、無理な誘導をせず、質の高いマッチングを行う安全なエージェントである」という客観的な証明です。
職業紹介優良事業者に認定されているかどうかも、重要な基準となります。
無料で対応のよい就活エージェントの選び方

数多くある就活エージェントの中から、自分にとって本当に役立つサービスを選ぶための基準を紹介します。
就活エージェントは、無料だからといって、サービスの質が低いわけではありません。しかし、運営会社によってサポートの充実度は異なります。
安かろう悪かろうにならないよう、質の高い就活エージェントを選ぶポイントを紹介します。
運営会社の信頼性と実績を確認する
まずは、どのような会社が運営しているかをチェックしましょう。
企業からの信頼が厚く、紹介できる求人数も豊富な就活エージェントを選んでください。
運営歴が長く、大手企業グループに属している就活エージェントなどは、コンプライアンス遵守の意識も高く、安心して利用できます。
また、個人情報の管理体制(プライバシーマークの取得など)もしっかりしているため、大切な個人情報を預ける際のリスクを最小限に抑えられます。
紹介される求人を見極める
求人の量だけでなく、「マッチ度」が重要です。
ただ求人を大量に送ってくるだけでなく、あなたの希望や適性を踏まえて厳選してくれるかどうかが重要です。
こちらの希望条件を無視した求人ばかり紹介される場合は、担当者の変更を検討してもよいかもしれません。
面談でこちらの話をじっくり聞いてくれる担当者であれば、質の高いマッチングが期待できます。ときには、なぜその求人を紹介してくれたのか確認するのもよいでしょう。
「あなたの○○という強みが、この企業の社風に合うと思ったからです」といった納得感のある回答が得られれば、信頼できる就活エージェントだと言えます。
サポート範囲の広さをチェックする
就活エージェントによって、提供されるサービスの範囲は異なります。
単なる求人紹介だけでなく、自己分析のサポートやES添削、面接対策、内定後のフォローまで、トータルで面倒を見てくれる就活エージェントを選びましょう。
中には、面接直前の対策講座や、内定者向けの研修を行っているところもあります。
公式サイトのサービス内容や利用者の声を参考に、どこまでサポートしてくれるのかを確認してください。
職業紹介優良事業者の認定を受けているか確認する
安全な就活エージェントを見極めるための確実な指標の一つが、「職業紹介優良事業者」に認定されているかどうかです。
前述した通り、職業紹介優良事業者は、国内に数多く存在する人材紹介会社の中で、適正な業務運営と経営改善に取り組み、厳しい審査基準をクリアしたごく一部の優良な事業者だけが取得できる特別な認定制度です。
就活エージェントの公式サイトやパンフレットにこの認定マークが掲載されているかを判断基準にするとよいでしょう。
関連記事:就活エージェントのおすすめは?選ぶ際の基準を徹底解説
就活エージェントを使いこなす活用法
就活エージェントは、登録して身を委ねたらよいものではなく、積極的に関わることでより大きなメリットを得られるものです。
無料のサービスだからこそ、遠慮せずに徹底的に活用するのが就活成功のポイントです。就活エージェントを使いこなすためのコツをお伝えします。
ES添削や模擬面接は何度でも依頼する
キャリアアドバイザーの視点によるフィードバックは、自分一人では気づけない改善点を見つける絶好の機会です。
ES添削や模擬面接は、選考通過率を上げるために欠かせません。そのため、一度だけでなく、企業ごとに合わせて何度でもフィードバックをもらってもよいでしょう。
無料ですので、回数を気にする必要はありません。特に面接練習は、数をこなすことで自信がつきます。志望度が高い企業の選考前には、模擬面接を依頼しましょう。
自分に合わない求人ははっきり断る
キャリアアドバイザーに紹介されたからといって、義務感で応募する必要はありません。
興味のない企業は断り、その理由(「業界が違う」「社風が合わなそう」「勤務地が希望と異なる」など)を伝えることで、次回の紹介精度が上がります。
遠慮して曖昧な態度をとっていると、ミスマッチな求人が続き、お互いに時間を浪費してしまうこともあります。
担当のキャリアアドバイザーには、自分の就活の軸をしっかり伝えることが大切です。
就活の悩みや不安を相談する
就活は孤独な戦いになりがちですが、就活エージェントのキャリアアドバイザーは、よき相談相手にもなります。
就活エージェントは単なる求人紹介所ではなく、就活のパートナーです。「自己分析が進まない」「面接で緊張してしまう」「親に反対されている」といった悩みも相談できます。
メンタル面のサポートも、就活エージェントの重要な役割の一つです。不安な気持ちを吐き出すだけでも気持ちが楽になり、前向きに就活に取り組めるようになるでしょう。
関連記事:「自己分析ができない」と悩む就活生へ。原因と簡単に出来る対策を紹介
就活エージェントの料金に関するよくある質問
最後に、学生のみなさまからよく寄せられる質問に対して回答します。この機会に不安を解消しておきましょう。
Q. 内定を承諾した後に辞退したら違約金はかかりますか?
いいえ、内定を承諾した後に辞退しても料金はかかりません。就活エージェント経由で内定をもらった後でも辞退することは可能で、それに対して違約金やペナルティが発生することはありません。
職業選択の自由は学生のみなさまにありますので、納得のいくまで就職活動を続けて構いません。
ただし、辞退する場合は、就活エージェントに対して、すぐに連絡を行うことをおすすめします。何故なら企業は、内定者数に応じて採用活動を行っているため、辞退者が出た場合は採用を再開するなどの対応を行う場合があるためです。
Q. 途中で退会する場合、解約金は必要ですか?
解約金は不要です。いつでも自由に退会でき、費用は発生しません。
「他の企業で内定が決まった」「サービスが合わなかった」「自分で就活を進めたくなった」など、理由は問いません。
退会手続きも、多くの場合はメールやWeb上のフォームで完結します。
Q. テキスト教材などを買わされることはありますか?
一般的な就活エージェントでは、テキスト代や教材費などを請求することはありません。
もし面談などで高額な教材購入や有料セミナーへの勧誘を受けた場合は、悪質な業者の可能性があるため、慎重に判断しましょう。
なお、任意の有料イベントなどが紹介されるケースも稀にありますが、参加が強制されることはありません。
お金をかけなくても就活サポートは受けられる
就活エージェントは、企業が採用コストを負担する仕組みによって、学生のみなさまに費用負担が発生しにくい形で提供されているサービスです。
経済的な不安を感じることなく、キャリアアドバイザーによるES添削、面接対策、そして企業求人の紹介を受けられます。
一人で悩んで時間を浪費する前に、まずは無料の相談を活用して、就活を有利に進めましょう。
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