エントリーシート(ES)の長所・短所欄は、性格を並べる場所ではなく、「入社後も再現できる強み」と「弱みへの向き合い方(改善の工夫)」を根拠を添えて伝える欄です。
「自己PRと何が違う?」「長所が思いつかない」「短所との整合性が不安」と悩む方に向けて、企業が確認しやすい観点から見つけ方、言い換え、長所・短所別テンプレ、NG例まで、しっかり整理します。
もし「何を長所にすべきか」に迷ったら、第三者に相談するのも一つの手です。
私たちマイナビ新卒紹介では、キャリアアドバイザーが「応募書類の考え方」や「企業選びの軸づくり」まで無料でサポートしていますので、ぜひ活用してみてください。
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この記事で分かること(目次)
- エントリーシート(ES)で長所・短所を聞かれる理由
- 長所と自己PRの違い
- エントリーシートを書く前にやるべき、長所・短所の見つけ方
- エントリーシート(ES)における長所・短所の書き方
- 長所・短所の例文テンプレ
- インターンシップ&キャリア・本選考ごとの長所の伝え方のポイント
- 長所の言い換え一覧64選
- 短所の言い換え一覧64選
- エントリーシート(ES)における長所・短所の例文
- エントリーシートの長所・短所で評価されにくい書き方と改善ポイント
- 企業選びが不安なときの進め方
- エントリーシート(ES)の長所欄を整えて、万全の形で就活を進めよう
エントリーシート(ES)で長所・短所を聞かれる理由
企業がエントリーシート(ES)で長所・短所を質問するのは、「良いところ・悪いところを知りたい」という単純な理由だけではありません。
学生のみなさまの考え方や行動の再現性、そして弱みへの向き合い方(改善の工夫)を確認する目的で設けられることが多いです。
採用担当者が見ている観点を押さえると、長所も短所も内容がブレにくくなります。
ここから、長所・短所を聞かれる理由を解説します。
自分自身を客観的に理解できているかを確認したい
まず挙げられるのが、自分自身を客観的に理解できているかを確認したいという理由です。
自分の特徴を把握し、根拠を添えて説明することは、面接でも問われるため準備が必要です。
長所を一言で言えるだけでなく、どのような場面で活かせるのかまで語れると伝わりやすくなります。
短所も同様に、「どの場面で影響が出やすいか」まで説明できると、自己理解の深さが伝わりやすくなります。
そういった準備がしっかりできているか、エントリーシートで確認されています。
仕事や社風と合いそうかを見たい
企業は「その長所が、この仕事でどう活きるか」を見ています。業務内容やチームでの仕事の進め方と相性がよい長所であればあるほど、採用担当者の納得感は高まりやすくなります。
短所についても、仕事の場面に置き換えたときに「致命的な欠点にならない形」で説明できているか、かつ改善策が具体的であるかどうかが重要です。
これらが明確であれば、入社後のミスマッチに対する不安を減らすことにつながります。
伝え方が簡潔で一貫しているかを見たい
内容そのものだけでなく、文章の組み立てや要点の絞り方も評価の対象となりやすいポイントです。限られた文字数の中で、結論から書き始め、根拠と活かし方を論理的につなげると読みやすくなります。
特に短所に関しては、「結論(短所)→影響→改善の工夫→今の状態→入社後の工夫」の流れで整理することをおすすめします。
この構成で書くことで、弱みを受け入れる素直さと、改善に向かう前向きさ、そして再現性が伝わりやすくなります。
長所と自己PRの違い
エントリーシートを書く際、「長所」と「自己PR」の違いに迷うことがよくあります。この二つは似ていますが、求められる役割が少し異なります。
この違いをしっかりと押さえておくと、同じ強みを扱う場合でも効果的に書き分けることができます。
長所と自己PRの違いについて知りたい方は「自己PRと長所の違いとは?探し方から例文まで詳しく解説」にて詳しく解説しているため、合わせてご活用ください。
エントリーシートを書く前にやるべき、長所・短所の見つけ方

「自分の長所が見つからない」、あるいは「自信を持って言える強みがない」と悩む場合は、いきなり長所を表す言葉を探すのではなく、材料集めから始めるとスムーズです。
ここで集めた材料は、そのままエントリーシートのエピソードの根拠として使えます。
うまくいった経験を分解して共通点を探す
まずは、これまでの部活動・ゼミ・アルバイト・サークル・趣味などの中で、「うまくいった経験」や「人から褒められた経験」を思い出し、書き出してみましょう。
次に、その経験の中で「自分が具体的にどのような行動をとったか」に注目し、共通している動きを探します。
たとえば、以下のようなことが考えられます。
- 準備を早めに進めていた
- 役割を整理して皆に伝えていた
- 周囲にこまめに確認を取っていた
- 困難な状況でも最後までやり切った
短所を言い換えて長所の候補にする
自分の短所ばかりが目についてしまう場合は、その短所の見方を変えて長所に言い換えることも有効です。大切なのは、言い換えたあとに「仕事で良い方向に働く場面」が説明できるかどうかです。
例えば、「心配性」であれば「事前にリスクを洗い出して対策できる力」と言い換えられますし、「慎重すぎて遅い」のであれば「ミスを減らす工夫ができる正確さ」と捉えることができます。
強み・弱みをまとめて整理したい場合は、「SWOT分析を使った自己分析のやり方を解説!学生向けの具体例あり」も参考にしてください。
他己分析で長所・短所を言語化する
自分の強みは自分自身では当たり前すぎて気づきにくいことがあります。
そのようなときは、家族やゼミの仲間、アルバイト先の方などに、具体的な質問をして客観的な意見を聞くのがコツです。
漠然と「私の長所・短所は何?」と聞くよりも、次のような質問を投げかけてみましょう。
- 一緒に活動していて助かったと感じた行動は?
- 私が粘り強く取り組んでいた場面はあった?
- 私に任せたいと思う役割は何?
例えば、「お願い!他己分析」ではLINEでつながっている友だちに自分の長所や短所などを聞くことができます。一緒に就活をしている仲間と試してみるのがおすすめです。

適性診断でヒントを得る
自己分析の入口として、診断を使ってみるのもおすすめです。診断結果はそのまま貼るのではなく、「当てはまると思う理由」と「実際の行動」をセットで整理すると、エントリーシートに落とし込みやすくなります。
例えば、「適性診断MATCH plus」では、今の自分を知るための自己分析と今後の自分が進んでいく方向を考えるための指針に関する情報を、さまざまな角度から得ることができます。
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エントリーシート(ES)における長所・短所の書き方
長所が見つかったら、次はそれを読み手が理解しやすい形に整えていきましょう。同じ内容でも構成が変わるだけで伝わり方は大きく変わります。
長所は「結論→エピソード→入社後の活かし方」の順番で書く
長所は、次の3ステップで組み立ててください。
- 長所を一言で結論から書く
- 行動が伝わるエピソードを入れる
- 入社後にどう活かすかで締める
それぞれのポイントを解説します。
①長所を一言で結論から書く(結論)
最初の一文は、「私の長所は〇〇です」と結論から言い切ります。あれもこれもと詰め込みたくなるかもしれませんが、長所は基本的に一つに絞るほうが、読み手の印象に残りやすくなります。
②行動が伝わるエピソードを入れる(盛らずに事実ベース)
次に、その長所を裏付けるエピソードを記述します。「状況→行動→結果(学び)」の順で構成すると自然な流れになります。ここでは話を盛ったり誇張したりせず、あなたの長所が具体的に発揮された行動が読み取れるように事実を書くことが大切です。
③入社後にどう活かすかで締める(再現性)
最後に「仕事での再現性」を示して文章を締めます。
もし志望職種が明確に決まっていない場合は、「周囲と協力して進める業務」や「期限があるタスク」など、幅広い仕事の場面に置き換えて書くと汎用性が高く、整った文章になります。
短所は「短所→影響→改善策→現在→入社後の工夫」の順番で書く
文章を構成する際は、次の5ステップを意識してください。
- 短所を一言で書く(結論)
- 困った場面と影響を具体化する(盛らずに事実ベース)
- 改善の工夫を書く(行動で示す)
- 現在どうなっているかを書く(変化)
- 入社後の工夫で締める(再現性)
それぞれのポイントを解説します。
①短所を一言で書く(結論)
例)私の短所は、慎重になりすぎて判断に時間がかかる点です。
②困った場面と影響を具体化する(盛らずに事実ベース)
例)ゼミの発表準備で資料の完成度にこだわり、共有が遅れて調整が後ろ倒しになったことがありました。
③改善の工夫を書く(行動で示す)
例)以降は、①締切を逆算して“提出日”を前倒しで設定、②相談事項は24時間以内に共有、③迷ったら選択肢と判断材料をセットで出す、の3点を徹底しました。
④現在どうなっているかを書く(変化)
例)その結果、共有タイミングが安定し、周囲の意見を取り入れながら質を上げられるようになりました。
⑤入社後の工夫で締める(再現性)
例)入社後も、期限と共有ルールを先に決め、関係者と早めにすり合わせながら業務を進めます。
短所は改善の工夫までセットで書く
短所欄は、欠点を探すための質問というより、「自己理解ができているか」や「改善の工夫ができるか」を確認する目的で設けられることがあります。
短所は“弱みそのもの”よりも、「どう向き合い、どう整えているか」をセットで書くと、読み手が判断しやすくなります。
短所を伝えるときは、①短所(結論)→②影響が出た場面→③改善の工夫→④今の状態→⑤入社後の工夫、の流れにすると整理しやすいです。
「短所=悪いこと」で終わらせず、行動で整えている点まで書けると、前向きな印象につながりやすくなります。
短所は仕事に置き換えても説明しやすいテーマを選ぶ
どのような短所を選べばよいか迷ったときは、次の条件を満たすものを選ぶと書きやすくなります。
- 改善のために具体的な行動を取れている、もしくは取ろうとしているもの
- 仕事で起こり得る場面に置き換えやすいもの(期限管理、優先順位付け、報連相、確認作業、調整業務など)
- 改善が想像しにくい表現は避け、行動の傾向として説明したうえで、具体的な改善策までセットで示せるもの(遅刻や約束を破るなど「社会人として当たり前に守るべきルールの欠如とみられるのはNG)
長所と短所の整合性を取るコツ
長所と短所は、全く別のバラバラな要素ではなく、同じ特性の“裏表”として書くと一貫性が出やすくなります。
例)
- 長所:慎重に準備できる → 短所:慎重すぎて決断が遅い(期限設定・共有で改善)
- 長所:責任感が強い → 短所:抱え込みやすい(早めの相談・分担で改善)
- 長所:こだわりを持てる → 短所:細部に時間をかけすぎる(優先順位付けで改善)
このように関連付けると、「自分の性格をよく理解している」という印象を与えられます。
「短所を直しています」だけで終わらず、仕事でも使える実践的な工夫として説明できるかを目安にすると整いやすいです。
長所をES・面接で伝えるときに注意したいポイント
長所をES・面接で伝えるときは次のポイントを意識してください。
- 長所は1つに絞る
- 仕事で活かせる長所を選ぶ
- 長所と自己PRが矛盾しないように注意する
- 長所と短所が矛盾しないように書く
端的に仕事で活かせる長所を自己PRや短所と矛盾しないように伝えましょう。
長所・短所の例文テンプレ
長所・短所の例文テンプレを文字数別に紹介します。
50文字程度の場合
私の長所は【長所】です。【場面】で【行動】し、【結果】につなげました。
私の短所は【短所】です。【改善の工夫】で、【今の状態】に整えています。
100文字程度の場合
私の長所は【長所】です。【状況】で【課題】がありましたが、【行動】を徹底しました。その結果【結果】となり、【学び】を得ました。入社後も【活かし方】として発揮します。
私の短所は【短所】です。【場面】で【影響】が出た経験があります。以降は【改善策】を徹底し、【今の状態】に整えています。入社後も【入社後の工夫】で再発を防ぎます。
200文字の場合
私の長所は【長所】です。【状況】で【目標】に向けて取り組む中、【課題】がありました。そこで【工夫1】と【工夫2】を行い、【周囲との関わり】も意識しました。その結果【結果】につながり、【再現できる学び】を得ました。入社後は【業務での場面】で、【具体的な活かし方】として発揮します。
私の短所は【短所】です。【状況】で【目標】に取り組む中、【影響】が出たことがありました。そこで【改善策1】と【改善策2】を実行し、【周囲との関わり】も意識しました。その結果【今の状態/変化】となり、【学び】を得ました。入社後は【業務場面】で、【具体的な工夫】を継続します。
400文字の場合
長所
私の長所は【長所】です。【状況】で【役割】を担い、【目標】に向けて取り組みました。しかし【課題】があり、このままでは【リスク】があると考えました。そこで【現状把握の方法】で原因を整理し、【施策1】と【施策2】を実行しました。実行にあたっては【周囲への働きかけ】を行い、【調整や合意形成】も進めました。結果として【結果】となり、【得られた学び】を得ました。この経験から【再現可能な行動指針】を身につけました。入社後は【業務の具体場面】で、【長所が活きる行動】を通じて貢献したいと考えています。
短所
私の短所は【短所】です。【状況】で【役割】を担った際、【影響】が出たことがありました。このままでは【リスク】があると考え、【原因の整理方法】で要因を分けたうえで、【施策1】と【施策2】を実行しました。実行にあたっては【周囲への共有/相談】も早めに行い、【運用ルール】を整えました。結果【変化】となり、【得られた学び】を得ました。入社後も【業務の具体場面】で、【再現可能な工夫】として継続し、チームの進行を安定させます。
インターンシップ&キャリア・本選考ごとの長所の伝え方のポイント
同じ長所であっても、選考のフェーズによって企業側が重視するポイントは少しずつ変化します。それぞれの段階で求められる期待値を理解しておくと、より効果的なアピールが可能です。
基本となるエントリーシート(ES)では、「根拠が読み取れるか」を常に意識すると評価が安定しやすくなります。
インターンは志望度合いとマッチ度、将来性、主体性が見られやすい
インターンシップ&キャリアでは、伸びしろや主体性、学ぶ姿勢が伝わる長所が評価につながりやすい傾向があります。
インターンシップ&キャリアで実施されるプログラムの内容は、企業や職種によってさまざまですが、主な特徴から「インターンシップ」「仕事体験」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」の3つに分けられます。
| インターンシップ | 仕事体験 | オープン・カンパニー&キャリア教育等 | |
|---|---|---|---|
| プログラムの型 | 「実践型」の就業体験 | 「実践型」、「業務体験型」、「課題突破型」などの就業体験 | 「課題突破型」 「セミナー参加型」など業界・職種研究や社員交流、会社・工場見学など |
| 概要 | 就業体験ができる 5日以上のプログラム | 就業体験ができる 短期間プログラム | 主に企業、仕事理解のためのプログラム |
| 時期 | 長期休暇期間のみ | 休日・長期休暇期間を含む | 制限なし (学業配慮を推奨) |
| 対象 | 2027年卒以上 (大学3年生、修士1年生以上など) | 全学年 | 全学年 |
| 参加者の個人情報取り扱い | 2026年3月以降の 採用活動に利用可能 | 採用活動への利用不可 | 採用活動への利用不可 |
※詳しくは、「インターンシップ&キャリアとは?」にて解説しています。
選考形式のハードルや目的は、プログラムの実施期間や内容の濃さに比例して変化します。
自分が応募しようとしているプログラムがどの区分に該当するかを理解し、企業側の期待値に合わせた書き方を意識することで、通過率を高めやすくなります。
インターンシップ
実務に近い体験をするため、企業によってはこの場での評価が本選考の参考にされることもあります。そのため、仕事への適性があることを示す精度の高い長所をアピールする必要があります。
仕事体験
グループワークなどが中心となる場合が多く、学ぶ意欲の方向性や協調性が重視されます。エントリーシートの自己PRでは、「現時点で持っている自分の強みや課題意識」と「プログラムを通じて何を確認し、成長したいか」が明確にリンクしているかが評価の鍵となります。
オープン・カンパニー&キャリア教育等
企業説明会やイベントに近い形式が多いです。
人気の高いプログラムで選考が実施される場合、採用担当者は「参加への真剣度(志望度の有無)」や「基礎的なマナー」を確認するためにエントリーシートを活用します。
この選考では、能力の高さによる選抜というよりも、限られた枠を有効活用してもらうために「誠実に取り組んでくれそうな学生を優先する」という意図が強くなります。
「普段利用しているサービスの裏側を知りたい」「学校の授業で学んだ〇〇という分野に関心がある」といった純粋な意欲と、自分の長所を結びつけて書くと好印象です。
本選考は長く働いてくれそうかが確認されやすい
本選考においては、インターンシップの時期よりもさらに「入社後の働き方」や「定着の可能性」が見られます。
単発のやる気だけでなく、困難な状況でも継続的に力を発揮できるか、社風に合っているかどうかが重視されます。
そのため、長所を伝える際は、一時的な成功体験だけでなく、習慣的に行っている行動や考え方を強調すると、「入社後も安定して活躍してくれそうだ」という安心感を与えられます。
長所の言い換え一覧64選

長所は、抽象語のままだと伝わりにくくなります。「どんな行動を指すのか」まで具体化するのがポイントです。抽象語を動詞に言い換えましょう。
たとえば同じ「行動力」でも、人によって意味が違います。「何を、どうするのか」に言い換えると、根拠とつながりやすいです。
行動面の長所の言い換え一覧21選
「行動力がある」「臨機応変に対応できる」といった言葉は、具体的に「どう動くのか」まで言語化すると説得力が増します。
- 行動力がある → 仮説をもとに、失敗を恐れずまず一歩を踏み出す
- 臨機応変に対応できる(柔軟性がある) → 予期せぬ状況でも、優先順位を組み替えて対応する
- 几帳面である → 細部まで確認を徹底し、未然にミスを防ぐ
- 実行力がある → 必要なタスクを洗い出し、最後までやり遂げる
- 努力家である → 目標達成のために、地道な作業や学習を継続する
- 自主的に行動できる → 指示を待たず、すべきことを自分で見つけて動く
- リーダーシップを発揮できる → チームの目標を掲げ、メンバーの士気を高めて牽引する
- 他者との約束を守れる → スケジュールやリソースを管理し、納期や合意を厳守する
- 忍耐力がある → 成果がすぐに出ない状況でも、粘り強く取り組みを続ける
- チャレンジ精神がある → 困難な目標や未経験の分野にも、物怖じせず飛び込む
- 長期的視点で行動できる → 目先の利益だけでなく、将来への影響を予測して動く
- 責任を持って行動できる → 自分の担当領域を全うし、結果に対して誠実に向き合う
- 計画的に行動できる → ゴールから逆算し、無理のない工程を組んで着実に進める
- 行動に一貫性がある → 周囲の状況に流されず、自身の軸や判断基準に従って動く
- 堅実に行動できる → リスクを事前に想定し、確実性の高い手段を選んで成果を出す
- 冷静に行動できる → トラブル時でも状況を客観視し、感情に流されず判断を下す
- 他者をサポートすることが得意である → チームの抜け漏れに気づき、不足している部分を補う
- 企画力がある → 既存の要素を組み合わせ、新しい解決策や価値を形にする
- 自己管理能力が高い → 心身の状態や時間をコントロールし、常に安定した成果を出す
- 正確に遂行できる → 手順やルールを守り、質の高いアウトプットを維持する
- 相手の視点に立って行動できる → 利用者や相手の立場を想像し、先回りして課題を解決する
思考面の長所の言い換え一覧23選
思考面の長所は、「頭の中で何が起きているか」を可視化することで、仕事の質を高める力として伝わります。
- 論理的に物事を考えられる → 複雑な事象を原因と結果に分解し、筋道を立てて整理する
- 集中力がある → 限られた時間内で深く没頭し、生産性を最大化する
- 物事を前向きにとらえられる → 困難な状況を成長の機会と捉え、解決策を見出す
- 好奇心が旺盛である → 未知の分野でも自ら情報をリサーチし、知識の幅を広げる
- 物事を慎重に考えられる → あらゆるリスクや可能性を想定し、手戻りのない判断をする
- 洞察力がある → 表面的な情報だけでなく、背景にある本質や隠れたニーズに気づく
- 責任感がある → 自分の役割が全体に与える影響を理解し、完遂する意思を持つ
- 包容力がある → 自分と異なる意見も否定せず受け入れ、多角的な視点を取り入れる
- 負けず嫌いである → 失敗や現状に満足せず、より高い成果を目指して改善を繰り返す
- 探求心がある → 「なぜ」を深掘りし、物事の本質や根本原因を突き詰める
- 勉強家である → 変化に対応するため、常に新しい知識やスキルの習得に励む
- 向上心がある → 現状維持に甘んじず、より高い目標を設定して自分を磨く
- 自立心がある → 周囲に依存せず、自分の頭で考えて意思決定を行う
- 逆境に強い → 厳しい状況下でもモチベーションを保ち、打開策を考え抜く
- 冷静に現状を把握できる → 事実と感情を切り分け、客観的なデータに基づいて状況を見る
コミュニケーション面の長所の言い換え一覧20選
「コミュニケーション力」という言葉は抽象的になりがちです。
「相手とどう関わり、どんな関係を築くのか」を行動で示しましょう。
- 傾聴力がある → 言葉だけでなく背景や感情まで汲み取り、相手の真意を理解する
- 協調性がある → 立場の違うメンバーの意見を調整し、チームとして成果を出す
- 謙虚である → 自分の非や他者のアドバイスを素直に受け入れ、成長の糧にする
- 素直である → 指摘やフィードバックを吸収し、即座に行動へ反映させる
- 感情表現が豊かである → 自分の熱意や考えを言葉や態度で示し、周囲を巻き込む
- ポジティブである → チームの空気が重い時でも、明るい発言で前向きな雰囲気を作る
- 社交性がある → 初対面の人とも物怖じせず会話を広げ、関係性を構築する
- 交渉力がある → お互いの要望を整理し、双方が納得できる着地点を見つける
- 調整力がある → 利害関係者の間に入り、スケジュールや意見のズレを解消する
- 誠実である → 誰に対しても嘘偽りなく接し、信頼関係を積み重ねる
- 落ち着きがある → どのような相手や状況でも動じず、安心感を与える対応をする
- 伝える力がある → 複雑な情報を整理し、相手が理解しやすい言葉で的確に届ける
- 発信力がある → 自分の考えや有益な情報を言語化し、周囲に影響を与える
- 流行に敏感である → 世の中のトレンドをいち早くキャッチし、新しいアイデアに活かす
- 他者への気遣いがある → 相手が困っていることを察知し、頼まれる前にサポートする
- 自分の感情をコントロールできる → 感情的にならず、常に一定のパフォーマンスと態度を保つ
- 誰とでも上手に人間関係を築ける → 相手に合わせたコミュニケーションで、敵を作らず円滑に進める
- 裏表がない性格である → 相手の立場によって態度を変えず、公平に接する
- 困った人を放っておけない → 課題を抱えている人に自ら声をかけ、解決に向けて並走する
- 相手の気持ちをくみ取れる → 言葉にされない要望や不安を察し、先回りして配慮する
短所の言い換え一覧64選
短所も、抽象語のままだと「欠点の指摘」で終わってしまいがちです。
大切なのは、どのような行動の傾向なのかを具体化し、改善の工夫につなげられる表現に言い換えることです。
行動面の短所の言い換え一覧21選
「慎重すぎる」「せっかち」といった言葉も、どのような場面で、どんな行動として表れるのかまで言語化すると、改善策を示しやすくなります。
- 慎重すぎる → 判断材料を集めすぎて決断が遅れやすい
- 優柔不断 → 選択肢の比較に時間をかけすぎる
- せっかち → 結論を急ぎ、確認が後回しになりやすい
- マイペース → 自分の進め方を優先し、全体とズレが出やすい
- 取りかかりが遅い → 完成イメージを固めてから動き出す傾向がある
- 先延ばししがち → 優先順位が曖昧だと着手が遅れやすい
- 詰めが甘い → 最終確認が不足し、細部の抜けが出やすい
- 時間管理が苦手 → 作業見積もりが甘くなりやすい
- 段取りが苦手 → タスク分解が不十分で進捗が読みにくい
- 行き当たりばったり → 事前準備より対応に頼りがち
- 抱え込みやすい → 自分で完結させようとして共有が遅れやすい
- 任せるのが苦手 → 業務を自分で持ちすぎてしまう
- 報連相が遅れがち → ある程度形にしてから共有しようとする
- 指示待ちになりやすい → 期待値が不明確だと動きにくい
- 予定変更が苦手 → 計画修正に時間がかかりやすい
- 早合点しやすい → 前提確認が不足しやすい
- 空気を読みすぎる → 判断を周囲に委ねがち
- 優先順位がぶれやすい → 目の前の作業に引っ張られやすい
- ルーティン化が苦手 → 作業が属人的になりやすい
- 突発対応が苦手 → 想定外で動きが止まりやすい
- 進捗管理が甘い → 全体状況の把握が遅れやすい
思考面の短所の言い換え一覧23選
思考面の短所は、「頭の中で起きている迷いや偏り」を整理することで、判断の工夫や成長の余地として伝えやすくなります。
- 心配性 → リスクを想定しすぎて確認が増えやすい
- 完璧主義 → 完成度を高めようとして時間を使いすぎる
- 考えすぎる → 判断までに思考を重ねすぎる
- ネガティブに考えがち → 最悪のケースを先に想定しやすい
- 楽観的すぎる → リスクの洗い出しが不足しやすい
- 頑固 → 自分の考えに固執し、修正が遅れやすい
- 警戒心が強い → 新しい提案を受け入れるまでに時間がかかる
- 視野が狭くなりがち → 一点に集中し、全体を見落としやすい
- 切り替えが遅い → 失敗後に思考を引きずりやすい
- 自信がない → 判断前の確認が増えやすい
- 思い込みが強い → 仮説を前提に進めてしまいやすい
- 感情に左右されやすい → 気分で判断の質が変わりやすい
- 白黒つけたがる → 中間案を見落としやすい
- 慎重派 → 行動前の検討に時間を使いやすい
- 柔軟性に欠ける → 方針転換に抵抗を感じやすい
- 分析に偏りがち → 実行に移すまでに時間がかかる
- 理屈っぽい → 結論より説明を優先しやすい
- 迷いやすい → 判断基準が定まるまで時間が必要
- 失敗を恐れる → 挑戦前に慎重になりすぎる
- 完成形にこだわる → 途中共有を後回しにしがち
- 理想が高い → 現実とのギャップに悩みやすい
- 一人で考えがち → 他者視点を取り入れるのが遅れやすい
- 変化が苦手 → 慣れた方法を優先しやすい
コミュニケーション面の短所の言い換え一覧20選
コミュニケーション面の短所も抽象的になりがちです。
相手との関わり方の癖として行動に落とし込み、改善の工夫とセットで示しましょう。
- 人見知り → 初対面では発言が控えめになりやすい
- 遠慮しがち → 意見を出すタイミングを逃しやすい
- 主張が弱い → 反対意見を伝えるのに時間がかかる
- 断れない → 仕事を引き受けすぎてしまう
- 気を遣いすぎる → 判断を相手基準にしやすい
- 抱え込みやすい → 相談や依頼が遅れやすい
- 口下手 → 要点を簡潔にまとめるのに時間がかかる
- 言い方がきつい → 結論優先で配慮が不足しやすい
- 空気を読みすぎる → 自分の意見を後回しにしがち
- 消極的 → 発言の初動が遅れやすい
- 話しすぎる → 要点がぼやけやすい
- 聞きすぎる → 判断や結論を相手に委ねがち
- 感情が表に出やすい → 状況によって伝え方が変わりやすい
- 緊張しやすい → 本番で実力を出すまでに時間がかかる
- 頼るのが苦手 → 一人で解決しようとしがち
- 説明が長くなりがち → 背景を含めすぎて要点が埋もれやすい
- 結論をぼかしがち → 相手に配慮して断定を避けやすい
- 反応が遅い → その場での即答が難しい
- 感情移入しすぎる → 相手の課題を背負い込みやすい
- 距離感が近くなりすぎる → 役割と感情の切り分けが難しくなる
エントリーシート(ES)における長所・短所の例文
長所・短所別に例文を紹介します。そのまま使うのではなく、自分のケースに当てはめて参考にしてください。
エントリーシートでは、文字数の指定があることも考えられるため、さまざまなケースを想定しておくとよいでしょう。
長所:継続力(50文字程度)
私の長所は継続力です。毎朝30分の英語学習を学習記録付きで半年続け、模試の得点を着実に伸ばしました。
短所:慎重(50文字程度)
私の短所は慎重すぎる点です。期限を前倒し設定し、共有を早める工夫で改善しています。
長所:課題発見力(100文字程度)
私の長所は課題発見力です。
カフェでレジ待ちが長い状況を観察し、ピーク前に注文動線と声かけ手順を見直しました。注文メモを統一して新人にも共有した結果、待ち時間が短縮し、クレームも減り、忙しい日でも安定した対応ができました。
短所:抱え込みやすい(100文字程度)
私の短所は抱え込みやすい点です。
アルバイトで業務を自分で引き受けすぎ、共有が遅れた経験があります。以降は優先順位を整理し、早めに相談・分担することで改善しています。
入社後も報連相の基準を決めて進めます。
長所:巻き込み力(200文字程度)
私の長所は巻き込み力です。
サークルの新歓イベントで参加者が伸び悩む中、目標を「体験者50人」に設定しました。聞き取りの結果、発信が属人的で投稿頻度もばらついていたため、SNS投稿の型を作って共有し、返信当番を決めました。さらに募集施策を分担し、進捗を週1で見える化。結果、当日参加は52人となり、運営も滞りなく進みました。学びは、目的共有で行動がそろう点です。
入社後も役割と情報をそろえ、協力を得て推進します。
短所:完璧主義(200文字程度)
私の短所は完璧主義で、細部に時間をかけすぎる点です。
ゼミの共同研究で資料の完成度を追求するあまり、共有が遅れて全体の確認時間を奪ってしまいました。
以降は、「作業ごとに制限時間を設ける」と「完成度6割の段階で一度相談する」をルール化しました。これにより、手戻りが減り、期限に余裕を持って質の高い成果を出せるようになりました。
入社後も、スピードと質のバランスを意識し、早めの共有で業務を円滑に進めます。
長所:育成・支援力(400文字程度)
私の長所は育成・支援力です。
飲食店のアルバイトで新人教育係を任され、早期戦力化を目標に取り組みました。しかし、教える人によって手順が異なり、新人が迷って確認が増える課題がありました。このままではピーク時の提供遅れにつながると考え、まず新人3名へのヒアリングと業務観察でつまずき箇所を整理しました。
そのうえで、作業を「準備・注文・提供・締め」の4工程に分けたチェックリストを作成、よくある質問を1枚にまとめて共有しました。加えて、理解度に合わせて練習順序も調整し、必要に応じて声かけも工夫しました。先輩側にも説明の言い回しをそろえるよう提案し、短時間の共有会で合意を得ました。
結果、土日夜でも新人の確認回数が減り、提供遅れが起きにくくなりました。この経験から、観察で原因を特定し、型化して周囲と統一することが再現可能だと学びました。
入社後も、相手の不安を減らす仕組み化とフォローで、チームの成果に貢献します。
短所:心配性(400文字程度)
私の短所は心配性なところです。
サークルの新歓イベントでリーダーを務めた際、当日のトラブルを懸念して何度も備品や手順の確認を繰り返し、メンバーへの指示出しが遅れて準備時間が圧迫されることがありました。このままでは本番の運営に支障が出ると考え、不安の要因を「準備不足」と「想定外への恐れ」に分解しました。
そのうえで、想定されるトラブルと対応策をすべて書き出してマニュアル化する、確認作業は「前日」と「開始1時間前」の2回に絞る、を実行しました。実行にあたっては、マニュアルをメンバー全員に共有して「何が起きても対応できる状態」を作ることで、自分一人の抱え込みを解消しました。
結果、過度な確認作業がなくなり、判断スピードが向上。イベントも大きなトラブルなく成功しました。この経験から、漠然と心配するのではなく、事前準備と仕組みで不安を解消することの重要性を学びました。
入社後も、業務のリスクを先回りして洗い出しつつ、確認のタイミングを明確にすることで、確実性とスピードを両立させてチームの進行を安定させます。
エントリーシートの長所・短所で評価されにくい書き方と改善ポイント
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仕上げの段階で、評価されにくいポイントを知っておくと無駄な手戻りを防げます。次のNG例に当てはまっている場合は、修正するだけで読みやすさと評価が上がりやすくなります。
抽象語だけで終わってしまう
NG例:協調性があります。
これだけでは根拠がありません。「意見の異なるメンバーの間に入り、共通点を見つけて合意形成を図る協調性があります」のように具体化しましょう。
長所を複数盛り込んで焦点がぼやける
NG例:粘り強さも計画性もあり、行動力もあります。
あれもこれもと言うと、結局何が一番の強みなのか印象に残りません。一つに絞り、その分エピソードを深く掘り下げる方が効果的です。
改善策がなく「短所の告白」で終わる
NG例:私の短所は飽きっぽいところです。
「好奇心が強く目移りしやすい傾向がありますが、一つのタスクに集中時間を設けることで改善しています」のように、どう工夫しているか(仕組み化、期限設定、報告頻度など)まで書きます。
長所と短所が矛盾して見える
NG例:長所は計画性、短所は計画性がないところです。
同じ特性の“過不足”として整えます。「計画性が高い(長所)」→「計画にこだわりすぎて臨機応変さに欠ける(短所)」のように整理すると、人物像に矛盾がなくなります。
入社後の活かし方がふわっとしている
NG例:入社後もこの長所を活かして頑張ります。
これでは意気込みしか伝わりません。「この粘り強さを活かして、難易度の高い課題でも原因を分析し続け、解決策が見つかるまで取り組みます」のように、具体的な行動イメージを伝えましょう。
企業選びが不安なときの進め方
ここまで長所・短所の書き方を見てきましたが、そもそも「どの企業が自分に合うのかわからない」という悩みは就活において自然なものです。
長所づくりとセットで進めやすい企業選びの視点を整理します。
合う企業は条件だけでなく相性でも考える
待遇や勤務地などの目に見える条件に加えて、「仕事の進め方」や「評価されやすい行動」、「チームの雰囲気」などの相性を言語化すると、自分に合う企業が判断しやすくなります。
長所欄で書いた自分の強みが、その企業の環境で歓迎され、活きるものかどうか、という視点で見てみるのも役立ちます。
一次情報(採用ページ・説明会・社員発信)からズレを減らす
口コミなどの二次情報は主観が含まれるため、企業が発信する一次情報の確認が不可欠です。
採用HPの「社員インタビュー」や説明会の登壇者の様子からは、仕事のリアルや社内の空気感が読み取れます。
また、SNSでの社員発信も個人の働き方を知るヒントになります。得た情報から「若手も挑戦できそうか」などの仮説を立て、面接等で質問して答え合わせをすることで、入社後のミスマッチを最小限に防げます。
第三者に相談して情報を整理する選択肢もある
たとえば私たちマイナビ新卒紹介では、自己分析やエントリーシートの記入、企業選びに課題を感じている就活生のサポートを行っています。
また、1社ごとに担当者がいるため、担当者を通して企業の採用基準や選考で重視されるポイントなど、採用担当者目線の情報を把握しており、学生のみなさまのご支援に役立てています。
就活の進め方や企業選び、エントリーシートの書き方を整理したい場合は、ぜひご相談ください。
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エントリーシート(ES)の長所欄を整えて、万全の形で就活を進めよう
エントリーシート(ES)の長所欄は、強みを一言で示したうえで、行動が見えるエピソードで根拠をつくり、入社後の業務でどう再現するかまでつなげると伝わりやすくなります。
長所が出てこないときは、うまくいった経験を「自分が取った行動」に分解し、短所の言い換えや他己分析で材料を増やしてから言語化すると整えやすいです。
短所を書く場合も同様に、「短所→影響→改善の工夫→現在→入社後の工夫」の流れで整理すると、自己理解と再現性が伝わりやすくなります。
もし企業選びとの整合性や表現の方向性に迷う場合は、第三者と一緒に整理する方法も検討してみてください。
マイナビ新卒紹介では、就活の進め方から応募書類、面接対策まで相談できます。
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