自己PRで使える強みの見つけ方や作り方!例文20選とともに紹介

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自己PRで使える強みの見つけ方

「自己PRであなたの強みを教えてください」

就活の多くの場面で聞かれるこの質問に、自信を持って答えられますか。

「リーダー経験もないし、自己PRで伝えられる強みなんてない…」と、就活生の多くが頭を抱えています。

しかし、あなたに強みがないわけではありません。ただ、見つけ方や作り方を知らないだけです。

この記事では、これまで数多くの就活生を支援してきた「マイナビ新卒紹介」が特別な経験がなくても強みを見つけるための考え方やステップを紹介します。

この記事で分かること(目次)

  1. そもそも採用担当者はなぜ自己PRで強みを聞くのか?
  2. 自己PRにおける「長所」と「強み」の違い
  3. 自己PRで使える、あなたの強みの見つけ方
  4. 自己PRで使える、採用担当者に響く「強みキーワード」
  5. 「強み×経験」で伝わる自己PRの例文20選
  6. 強みを魅力的に伝える自己PRのフレームワーク
  7. 強みを伝える自己PRで評価を落とすNG例
  8. 強みの見つけ方に悩んでいるなら…

そもそも採用担当者はなぜ自己PRで強みを聞くのか?

効果的なアピールをするためには、まず相手の意図を知ることが重要です。

採用担当者がどのような視点で質問をしているのかを理解すれば、的外れな回答を防げるでしょう。

「とりあえず褒められやすそうな強みを並べる」のではなく、「この質問を通して何を判断しようとしているのか」を理解できれば、同じエピソードでも伝え方を大きくレベルアップさせることができます。

それでは、採用担当者があなたの強みから知りたい3つの理由をお伝えします。

入社後に活躍できる再現性があるか知りたいから

採用担当者は、あなたが学生時代に発揮した強みを、入社後も仕事で再現できるかを見ています。単なる自慢話を聞きたいわけではありません。

つまり、「この強みがあれば、うちの会社でこのように活躍してくれそうだ」という未来の姿をイメージしたいということ。過去の行動事実に基づいた強みを聞くことで、その就活生が仕事で直面する課題に対してどう立ち向かうかを予測しようとしています。

そのため、「一度だけ偶然うまくいった出来事」よりも、「似たような状況で何度も同じように行動してきた経験」のほうが評価されやすい傾向にあります。自己PRを考えるときは、1つの強みについて複数のエピソードが思い浮かぶかどうかも、再現性を測るチェックポイントとして意識してみてください。

会社の文化に合う人柄か確認したいから

あなたの強みは、あなたの価値観や人柄を映す鏡です。同じ「成果を出した」という結果でも、そのプロセスには個性が表れます。

チームで協力することを重んじるのか、一人で黙々と成果を出すタイプなのか。その強みが自社の社風や価値観とマッチするかどうかを確認しています。

カルチャーマッチしていないと、早期離職の原因にもなり得るため、採用担当者は、慎重に見極めようとしています。

ここで大切なのは、「どちらのタイプが正解か」ではありません。企業によって求める人物像は異なるため、応募先の企業の価値観と自分のスタイルの接点を探し、「こういう環境だからこそ自分の強みが活きる」という伝え方を意識すると、説得力が高まります。

自分を客観視できている自己分析力があるか知りたいから

自分の強みを、具体的なエピソードを交えて説明できるか。これは単に強みの中身だけでなく、あなたが自分自身をどう捉えているかという点を見ています。

これは、あなたが自分自身をどれだけ客観的に理解しているかという自己分析力を示す指標にもなります。

この分析力は、入社後の成長にも不可欠な要素です。そのため、採用担当者は、こうした分析力を持っているかどうかを確認したいと考えています。

自分の現状を把握し、課題を見つけられる人材は、ビジネスの場でも成長が早いと考えられています。

たとえば面接で失敗経験を聞かれたときに、「うまくいかなかった」で終わる人と、「なぜうまくいかなかったのかを振り返り、次に同じ失敗をしないためにこう工夫した」と語れる人とでは、後者の方が成長ポテンシャルが高いと判断されます。

強みの自己PRでも、ただ結果を語るのではなく、その経験から何を学んだのかまで一緒に伝えられると自己分析力の高さが伝わりやすくなります。

自己PRにおける「長所」と「強み」の違い

自己PRで使える強みの見つけ方

一見、長所と強みは似たもののように思えますが、就活の文脈において長所と強みは意味合いが異なります。この違いを曖昧にしたままでは、採用担当者に響くアピールができません。

実際の選考現場でも、「長所と強みの違いがよくわからないまま、何となくそれっぽいことを話している」というケースは少なくありません。ここを整理しておくと、自己PR全体の方向性がブレにくくなります。

長所は「自分の得意なこと」なのに対し、強みは「仕事に活かせる得意なこと」です。

つまり、強みを聞かれているということは、企業にどう貢献できるか伝える必要があるということ。以下の表で違いを整理してみましょう。

長所
強み
視点自分視点企業視点
内容あなたが持つ「良い性質」や「得意なこと」そのものあなたの長所の中で、企業が入社後に「この能力を持っているならうちの会社で活躍してくれそうだ」と評価してくれるもの
優しい負けず嫌い人と話すのが好き「優しい」→「相手の立場に立って考え、ニーズを先回りして行動できる傾聴力・提案力」(営業職や接客業で活かせる)「負けず嫌い」→「困難な目標に対しても、達成するまで粘り強く試行錯誤を続けられる遂行力」(企画職や開発職で活かせる)「人と話すのが好き」→「初対面の人ともすぐに打ち解け、信頼関係を築くことができるコミュニケーション能力」(チームで働くあらゆる職種で活かせる)

長所は、あなたそのもので、強みはその長所を活かしてどう企業に貢献するか、と考えるとわかりやすいかもしれません。

自己PRでは、あなたの性格的な良さを伝えるだけでなく、どう活躍できるかを伝える意識を持ちましょう。

実際に自己PRを作るときは、①まずは「自分の長所」を広く洗い出す→②その中から「志望企業の仕事とつながりそうなもの」だけをピックアップする→③具体的なエピソードとセットで語れる形まで落とし込む、という3ステップで考えると整理しやすくなります。

「これはただの性格だから強みにはならない」と早めに切り捨ててしまうのではなく、この性格は仕事のどんな場面で役立ちそうか?と一度立ち止まって考えてみることが、強み探しの出発点になります。

自己PRで使える、あなたの強みの見つけ方

「特別な経験がない」と悩む必要はありません。

ここでは、日常に隠れた強みを見つける「4ステップ」を紹介します。

手順通りに取り組むだけで、漠然とした自己理解が「面接で通用する自己PR」へと変わっていきます。

「紙とペン」または「スマホのメモアプリ」を用意して取り組んでみてください。

1:過去の経験を感情で棚卸しする

アルバイトやサークル、ゼミなど、過去の経験を思い出せるだけ書き出してみましょう。些細なことでも構いません。

書き出すときは「小学校」「中学校」「高校」「大学」など、時期ごとに見出しを作り、それぞれの時期で最低3つ以上の出来事を挙げると、抜け漏れなく棚卸ししやすくなります。

ポイントは、成功体験だけでなく、夢中になったことや悔しかったこと、楽しかったことなど、感情が動いた出来事に注目することです。

「○○して嬉しかった」「××と言われて悔しかった」のように、そのとき心の中で生まれた言葉をそのままメモしておくと、自分が何に価値を置いているのかが見えやすくなります。

その感情に、あなたの強みが隠されています。たとえば「悔しい」と感じたなら、そこには向上心や責任感があるかもしれません。

また、「楽しい」と感じたなら、何かに没頭する力や好奇心がある可能性があります。

感情と出来事をセットで眺めることで、「自分は結果よりプロセスを大事にするタイプなのか」「人から感謝されることにやりがいを感じるタイプなのか」といった、自分ならではの強みの方向性がつかめてきます。

2:モチベーショングラフで強みの根源を探る

横軸に時間(小学校〜現在)、縦軸にモチベーションの高さをとって、これまでの人生を一本のグラフにしてみましょう。

きれいなグラフを描く必要はなく、ノートにざっくり線を引く程度で問題ありません。大事なのは、「モチベーションが一気に上がった/下がったポイント」に丸を付け、その横になぜそう感じたのかを一言で書き添えていくことです。

自己分析におけるマインドマップの活用

モチベーションが上がった(下がった)出来事について、「なぜ上がったのか?」「どうやって困難を乗り越えたのか?」と自問自答することで、あなたの価値観や強みが言語化されます。

ときに、モチベーションがどん底から回復したポイントには、あなたが困難を克服する際の強みが活かされていることも少なくありません。

たとえば、「部活でレギュラーを外されて一度は落ち込んだが、自分に足りない部分を分析して基礎練習を続け、最後はレギュラーに戻れた」という経験があれば、「状況を冷静に分析して行動を変えられる」といった強みの根拠になります。

3:短所を強みに言い換える

自分の短所はすぐに出てくる、という方は少なくありません。実は、短所と長所は表裏一体。見方を変えれば、あなたの短所は立派な強みになります。

「短所しかない」と思っている方は、それをポジティブな言葉に変換するだけで、自己PRの材料になることもあります。

  • 例:「心配性」→「慎重に行動できる」「準備を怠らない計画性」
  • 例:「頑固」→「意志が強い」「一度決めたことをやり抜く力」

なお、長所と短所の言い換えについては「新卒面接での長所と短所の例文&言い換え集」にて詳しくお伝えしているため、必要な方は合わせてご覧ください。

ここでのポイントは、「短所を都合よくごまかすこと」ではなく、「ネガティブな側面も自覚したうえで、どう活かせるかまで説明できる状態にすること」です。

たとえば「心配性で行動が遅くなってしまうことがある一方で、リスクを洗い出して事前に準備できる」というように、両面を理解している姿を見せられると、説得力が増します。

4:友人や家族に聞いて客観的な視点を知る(他己分析)

自分では当たり前だと思っていることが、周りから見れば素晴らしい強みであることは少なくありません。

「私の良いところって何だと思う?」と、信頼できる人に聞いてみましょう。思わぬフィードバックが、あなたの視野を広げてくれるかもしれません。

質問するときは、「性格でいいところ」や「一緒にいて助かったこと」、「他の人と比べて印象的だと感じるところ」など、少し切り口を分けて聞いてみると、より具体的な答えが返ってきやすくなります。

他己分析をするなら「お願い!他己分析」というツールを使ってみるのもおすすめです。LINEなどでつながっている友だちに直接自分の長所や短所などを聞ける他己分析ツールです。

また、マイナビ新卒紹介では、経験豊富なキャリアアドバイザーがあなたに合った企業の紹介から、ES(エントリーシート)添削、面接対策まで、マンツーマンで就活をサポートしています。

「自分では強みの候補はいくつか出せたものの、どれをメインに話すべきか決めきれない」「第三者の目線で、強みの言語化を一緒に整理してほしい」といった段階から相談していただいて構いません。

「自己PRで伝えたい強みが整理しきれていない」と感じている方などをサポートしていますので、就活の進め方に悩んでいる方はぜひご活用ください。就活生は完全無料で利用できます。
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自己PRで使える、採用担当者に響く「強みキーワード」

見つけた強みを、採用担当者に伝わる言葉に変換しましょう。

同じ経験でも、どのキーワードを選ぶかによって、「どんな場面で活躍できる人なのか」という印象が大きく変わります。ここでは、あなたの経験にタイトルをつけるような感覚で、ぴったりくる言葉を探してみてください。

ここでは、自己PRで使いやすい強みを以下の4つのカテゴリーに分けて紹介します。

  • 目標達成力・行動力
  • 対人力・チームワーク力
  • 思考力・分析力
  • 姿勢・性格

あなたのエピソードに合う言葉がきっと見つかるはずです。

目標達成力・行動力

主体性 / 実行力 / 挑戦心 / チャレンジ精神 / 向上心 / 粘り強さ / 継続力 / 最後までやり遂げる力 / 負けず嫌い / 開拓力 / ストレス耐性 / 推進力 / 完遂力 / 自己管理能力 / 決断力 / スピード感 / 巻き込み力 / 有言実行/ レジリエンス(回復力)

目標に向かって行動し続ける力や困難な状況でも結果を出す力をアピールしたいときに役立つキーワードです。

営業職や企画職など、数値目標が明確な職種を志望する方は、このカテゴリから1つ「自分の軸」となる強みを選ぶと、自己PR全体が組み立てやすくなります。

対人力・チームワーク力

協調性 / 傾聴力 / 調整力 / 働きかけ力 / 信頼関係構築力 / コミュニケーション能力 / チームワーク / 思いやり / 人の意見を尊重する姿勢 / サポート力 / 発信力 / 共感力 / 受容力 / ファシリテーション力 / 指導力 / 育成力 / 交渉力 / ムードメーカー

人と関わりながら成果を出した経験や、チーム活動でのエピソードと相性の良いキーワードが並んでいます。

接客・販売職だけでなく、社内の多くの人と関わる総合職や事務職でも高く評価される分野なので、「アルバイト」「サークル」「ゼミ」など身近な経験から探してみると、具体的なエピソードが見つかりやすいでしょう。

思考力・分析力

課題発見力 / 問題解決能力 / 論理的思考力 / 計画性 / 探究心 / 状況把握力 / 改善提案力 / 創造力 / 柔軟性 / 客観性 / 情報収集力 / 仮説構築力 / 俯瞰(ふかん)力 / 応用力 / 言語化力 / 概念化力 / 洞察力

ゼミ・研究活動、データ分析、企画立案など、思考のプロセスが重要になる経験を自己PRに使う際に、こうした言葉を組み合わせると伝わりやすいでしょう。

このカテゴリを選ぶときは、「考えた結果、どんな行動につながり、最終的にどんな成果や変化を生んだのか」までセットで語ることが重要です。思考プロセスだけで終わらせず、アウトプットまで具体的に示すことで、企業での再現性もイメージしてもらいやすくなります。

姿勢・性格

責任感 / 真面目さ / 誠実さ / 几帳面 / 好奇心旺盛 / ポジティブ思考 / 素直さ / 規律性 / 集中力 / 学び続ける力 / 謙虚さ / 当事者意識 / 成長意欲 / プロ意識 / 冷静沈着 / 丁寧さ / 観察力 / 切り替えの早さ

日々の取り組み方や、物事への向き合い方を表すキーワードです。これらだけでは抽象的になりやすいため、「どんな行動として表れているのか」をエピソードで補うことが大切です。

たとえば「誠実さ」であれば、クレーム対応のアルバイトでどのような姿勢を貫いたのかなど、行動レベルの具体例をセットにすることで、一気に伝わり方が変わります。このカテゴリをメインに据えるときは、「性格の良さ」だけで終わらせず、必ず具体的な行動と結果まで落とし込むようにしましょう。

「強み×経験」で伝わる自己PRの例文20選

ここでは、多くの大学生が経験する活動と、先ほど紹介した強みキーワードを掛け合わせた自己PRの例文をお伝えします。

「文章の構成」や、「どの視点でエピソードを切り取っていくか」を知る上で参考にしてみてください。

気になる例文は、「自分の経験だったらどの部分を置き換えればいいか?」という目線で読み、主語と具体例だけ自分用に差し替えてみましょう。そうすることで、テンプレートの丸写しではない、自分らしい自己PRへとアレンジしやすくなります。

単なる真似をするのではなく、構成や表現をヒントに、あなた自身の言葉でエピソードを語れるようにすると説得力が増します。

アルバイト経験における自己PR例文

お客様や仲間と日々接するアルバイト経験は、コミュニケーション能力や課題解決能力を示すエピソードになります。特別な成果でなくとも、日々の工夫がアピールにつながります。

改善提案力×書店

私の強みは、お客様の視点に立って改善を提案し、実行する力です。

書店でのアルバイトで、文庫本の売上が伸び悩んでいることに気づきました。

私は、お客様が目的の本を探しにくいことが原因だと考え、「書店員が選ぶ今月の一冊」と題した手書きPOP付きのコーナーの設置を提案しました。

各スタッフのおすすめコメントを添えることで、お客様の興味を引き、結果として文庫本全体の売上を前月比で15%向上させることができました。

この改善提案力を、貴社のサービス向上に活かしたいです。

柔軟性×コンビニ

私の強みは、状況の変化に応じて臨機応変に対応できる柔軟性です。

コンビニエンスストアでは、時間帯によって客層が大きく変わります。私は、通勤客で混雑する朝はスピードを、ご高齢のお客様が多い昼は丁寧なコミュニケーションを、と対応を意識的に切り替えてきました。

また、急な欠員が出た際にも、率先してシフトを代わるなど、店舗全体の状況を見て行動しました。

この柔軟性を活かし、変化の速いビジネス環境にも素早く適応し、貢献していきたいです。

傾聴力×ホテルフロント

私の強みは、相手の言葉の背景にある想いを汲み取る、傾聴力です。

ホテルのフロントで、あるお客様が「眺めのよい部屋」を希望されているとうかがいました。

単に高層階をご案内するのではなく、詳しくお話をうかがうと、翌日が結婚記念日で奥様を喜ばせたいという想いがわかりました。そこで、夜景が最も美しく見える角部屋をご用意し、メッセージカードを添えたところ、大変お喜びいただけました。

この傾聴力を活かし、お客様の期待を超える価値を提供します。

チームワーク×ファストフード

私の強みは、チームの一員として、仲間と協力して目標を達成する力です。

ファストフード店で最も混雑する休日のランチタイムでは、スタッフ間の連携が不可欠です。

私は、常に周囲の状況を確認し、「ポテト、あと1分で揚がります」「レジ、お願いします」といった声かけを徹底することで、チーム全体の作業効率を高めることを意識しました。

その結果、私のいるシフトは店舗で最も提供スピードが速いと評価されました。

貴社でも、チームワークを大切にし、組織の成果に貢献します。

計画性×デリバリー

私の強みは、効率的に目標を達成するための計画を立て、実行する力です。

フードデリバリーのアルバイトで、私はより多くの配達をこなすため、事前にその日の担当エリアの地図を確認し、信号の少ないルートや一方通行の道を考慮した配達順序の計画を立ててから出発していました。

その結果、他のスタッフより1時間あたりの配達件数が平均で2件多く、常時インセンティブを獲得することができました。

この計画性を活かし、貴社の業務においても効率的なタスク遂行に貢献したいです。

サークル・部活動経験における自己PR例文

共通の目標に向かって仲間と協力した経験は、チームワークや目標達成意欲をアピールするのに最適です。役職についていなくても、一人のメンバーとしての貢献を伝えれば十分です。

課題解決能力×ボランティアサークル

私の強みは、課題の原因を分析し、解決策を実行する力です。

地域の子供たちに学習支援をおこなうボランティアサークルで、子供たちの参加率が低下しているという課題がありました。

アンケート調査の結果、原因は「勉強が楽しくない」ことだと判明しました。

そこで、勉強をクイズ形式にしたり、ポイント制を導入して景品と交換できるようにしたりと、子供たちがゲーム感覚で楽しめる企画を提案・実行しました。結果、参加率は以前の2倍になり、子供たちの学習意欲も向上しました。

この課題解決能力を、貴社の業務でも発揮したいです。

最後までやり遂げる力×演劇サークル

私の強みは、予期せぬ困難に直面しても、仲間と協力して最後までやり遂げる力です。

演劇サークルで、公演1週間前に主演の役者が体調不良で降板するという危機的状況に陥りました。

私は代役として舞台に立つことになり、残された時間で膨大な台詞を覚え、他の役者との連携を深める必要がありました。仲間たちのサポートを受けながら、睡眠時間を削って練習に励み、無事に公演を成功させることができました。

この経験で培った精神力で、どんな困難な業務も最後までやり遂げます。

分析力×eスポーツサークル

私の強みは、客観的なデータに基づいて戦略を立てる、分析力です。

eスポーツサークルで、ある対戦ゲームの大会に出場した際、私はチームの戦略分析担当でした。

過去の対戦動画を10試合以上見直し、対戦相手の行動パターンや得意な戦術を徹底的に分析。そのデータに基づき、相手の裏をかくカウンター戦略を立案し、チームに共有しました。

結果、格上とされていた相手に勝利し、チームをベスト4に導くことができました。

この分析力を、貴社のマーケティング戦略立案に活かしたいです。

働きかけ力×写真部

私の強みは、目標達成のために周囲を巻き込んで行動を促す、働きかけ力です。

私が所属する写真部は部員数が少なく、存続の危機にありました。

私は新入部員を10人獲得するという目標を立て、SNSでの作品投稿や、他大学との合同写真展の開催を他の部員に提案しました。

当初は消極的だった部員にも企画の魅力を熱心に伝え、役割分担を明確にすることで協力を得ました。結果、12名の新入部員を獲得し、サークルの活性化に成功しました。

この働きかけ力を貴社のチームで発揮したいです。

サポート力×マネージャー

私の強みは、チームのメンバーが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、献身的にサポートする力です。

ラグビー部でマネージャーを務め、選手のコンディション管理を担当していました。日々の練習記録や食事内容をデータ化して選手の体調変化をいち早く察知し、監督やトレーナーに共有しました。

また、怪我をした選手に対しては、精神的なケアも含めて復帰までのリハビリ計画を一緒に考え、寄り添い続けました。

このサポート力を活かし、縁の下の力持ちとして貴社の組織を支えたいです。

ゼミ・学業経験における自己PR例文

研究やグループワークは、論理的思考力や探究心、計画性といった強みを裏付けるよい機会です。論理的思考力は、ビジネスの現場でも求められる能力です。

柔軟性×留学生との共同プロジェクト

私の強みは、文化や価値観の違いを乗り越え、目標達成のために柔軟に対応する力です。

マーケティングの授業で、様々な国の留学生とチームを組み、日本の商品を海外に展開する企画を立案しました。当初は、会議の進め方や時間に対する考え方の違いから、意思疎通がうまくいきませんでした。

私は、各国の文化を尊重しつつ、プロジェクトの共通言語として図や表を用いたり、アジェンダを事前に共有したりと、全員が理解しやすい方法を提案・実行しました。結果、チームは結束し、最優秀賞を獲得できました。

この柔軟性をグローバルな環境で発揮したいです。

創造力×建築学科の設計課題

私の強みは、制約の中で既成概念にとらわれずに新しい価値を生み出す創造力です。

建築学科の設計課題で、「狭小地に建つ図書館」というテーマが与えられました。私は、単に本を置く場所ではなく、「地域住民が集うコミュニティハブ」というコンセプトを掲げ、壁面本棚と一体化した階段や、可動式の家具でイベントスペースにもなる閲覧室など、空間を多機能に活用するアイデアを提案しました。

この独創性が評価され、学内の設計コンペで金賞を受賞しました。

この創造力を、貴社の新しいサービス開発に活かしたいです。

集中力×プログラミング

私の強みは、一度取り組んだ課題に対し、粘り強く没頭できる集中力です。

情報科学の授業で、シミュレーションプログラムを作成した際、どうしても解決できないバグが発生しました。私は諦めず、3日間かけて数千行のコードを一行ずつ検証し、関連する技術文献を読み込みました。

その結果、変数名のわずかなタイプミスが原因であることを突き止め、無事にプログラムを完成させることができました。

この集中力を活かし、精密さが求められる業務においても、質の高い成果を出します。

学び続ける力×資格取得

私の強みは、目標達成のために必要な知識を自律的に学び続ける力です。

金融業界への興味から、大学2年時にファイナンシャル・プランナー2級の取得を決意しました。学業やアルバイトと両立させるため、通学中の隙間時間を活用した学習計画を立て、毎日2時間の勉強を半年間継続しました。

その結果、一回で試験に合格することができました。

この学び続ける姿勢を持ち、入社後も常に専門知識をアップデートし、貴社に貢献できる人材へと成長し続けます。

客観性×ディベート

私の強みは、感情に流されず、物事を客観的に捉える力です。

法学部のディベートの授業で、私はあえて自分の意見とは逆の立場で討論に臨む訓練を積んできました。相手の主張を論理的に分析し、その弱点を的確に指摘するためには、徹底して客観的な視点に立つ必要があります。

この訓練を通じて、どのような状況でも冷静に事実を分析し、最適な判断を下す力が養われました。

この客観性を活かし、データに基づいた的確な意思決定に貢献します。

インターン経験における自己PR例文

実際の業務に触れるインターン経験は、主体性や課題解決能力といった、より実践的なスキルを示すエピソードになります。仕事の厳しさを知った上でのアピールは説得力が増します。

課題解決能力×Webマーケティング

私の強みは、データに基づいて課題を特定し、解決策を実行する力です。

IT企業の長期インターンで、Webメディアの記事からの商品購入率が低いという課題がありました。私はGoogle Analyticsを用いて読者の行動を分析し、記事の序盤での離脱が多いことを発見しました。

そこで、読者の悩みに寄り添う導入文に修正し、記事内に購入ボタンを複数設置する改善策を提案・実行した結果、担当記事の購入率を20%向上させることができました。

この課題解決能力を、貴社の事業成長に活かしたいです。

主体性×コンサルティングファーム

私の強みは、指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ行動する主体性です。

戦略コンサルティングファームのインターンで、ある業界の市場調査を任されました。私は、より質の高い情報を得るため、指示されたデスクリサーチに加え、自らその業界で働くOB・OG5名にアポイントを取り、ヒアリング調査を行いました。

現場の生の声を報告書に盛り込んだ結果、社員の方から「期待以上の深い気付きが得られた」と高く評価いただきました。

この主体性を活かし、常に期待を超える成果を出すことで貴社に貢献します。

分析力×広告代理店

私の強みは、データを多角的に分析し、成果に繋がる仮説を立てる力です。

広告代理店のインターンでSNS広告の運用アシスタントを担当した際、広告のクリック率が伸び悩んでいました。

過去の広告データを曜日・時間帯・クリエイティブの種類で分析したところ、ターゲット層には「週末の夜×動画広告」の反応が特によいことを発見しました。

この分析に基づいた広告配信を提案し、実行した結果、クリック率を従来の2倍に向上させることができました。

この分析力を活かし、貴社のマーケティング戦略の向上に貢献したいです。

実行力×人材業界

私の強みは、目標達成のために必要な行動を逆算し、粘り強く実行する力です。

人材紹介会社のインターンで、学生向けイベントの集客目標達成が危ぶまれていました。私はSNSでの告知だけでは不十分と考え、追加施策として大学のキャリアセンターへのポスター掲示依頼を自ら企画し、3日間で10大学を訪問して協力を取り付けました。

この地道な活動が実を結び、最終的に目標の120%の集客を達成し、イベントを成功に導きました。

この実行力を活かし、困難な目標にも最後まで責任を持って取り組みます。

チームワーク×IT企業(エンジニア)

私の強みは、チーム全体の成果を最大化するために、積極的に働きかける協調性です。

IT企業の開発インターンで、5人の学生チームで新規アプリ開発に取り組みました。私は、メンバー間の進捗の差をなくすため、毎朝5分間の進捗共有会を提案・実施しました。また、実装に苦戦しているメンバーがいた際には、自分の担当箇所を早めに終わらせ、ペアプログラミングでサポートに入りました。

結果、チーム内の連携が円滑になり、期限内に目標品質のアプリを完成させることができました。

貴社でも、チームの一員としてプロジェクトの成功に貢献したいです。

強みを魅力的に伝える自己PRのフレームワーク

自己PRで使える強みの見つけ方

素晴らしい強みも、伝え方次第で魅力が半減してしまいます。

これから紹介する「STARメソッド」というフレームワークに沿って話すだけで、あなたの自己PRはわかりやすく説得力のあるものに変わります。

いきなり完成した文章を作ろうとするのではなく、まずはSTARの4つの箱を埋めるイメージでメモを書き出してから、一本の文章にまとめていくとスムーズです。

STARメソッドとは、以下の頭文字をとったフレームワークです。

  • Situation:状況説明
  • Target/Task:目標・課題
  • Action:自身の行動
  • Result:結果

この方法を使うと、論理的に自分の能力や実績をアピールでき、採用担当者に理解してもらいやすくなります。

Situation:状況説明

まず、あなたがどのような状況に置かれていたのかを簡潔に説明します。

「私が所属していた〇〇サークルでは、△△という課題がありました」のように、誰が聞いても情景が浮かぶように話しましょう。

このとき、「いつ」「どこで」「誰と」「自分はどんな立場だったのか(リーダー/メンバーなど)」の4点を押さえておくと、短くてもイメージしやすい状況説明になります。

Target/Task:目標・課題

その状況で、あなた自身やチームがどのような目標を掲げていたのか、あるいはどのような課題に直面していたのかを具体的に述べます。

「目標として〇〇を掲げました」「△△という困難な課題がありました」などと話しましょう。

可能であれば、「いつまでに」「何を」「どのくらい」達成したかったのかを数字で示すと、面接官もゴールを共有しやすくなります。

Action:自身の行動

目標達成や課題解決のために、あなたが「何を考え」「どのように行動したのか」を具体的に説明します。ここが自己PRの最も重要な部分です。

「みんなで頑張りました」ではなく、「私が」何をしたのかを語ってください。

あなたの主体性や思考プロセスをアピールする絶好の機会です。なぜその行動をとったのかという理由まで話せると、さらに評価が高まります。

この部分では、「工夫した点」と「大変だった点」を1つずつ含めると、あなたならではの行動が伝わりやすくなります。「なぜその方法を選んだのか?」という問いに答えるつもりで説明してみましょう。

Result:結果

あなたの行動によって、どのような結果が生まれたのかを述べます。

可能であれば、「売上が10%向上した」「参加率が20%アップした」のように、具体的な数字で示すと説得力が増します。

もし定量的な成果がない場合は、「周囲から〇〇と言ってもらえた」「チームの雰囲気が〇〇のように変わった」といった定性的な変化でも構いません。

そして最後に、その経験を入社後どう活かすかで締めくくりましょう。

結果を述べたあとに、「この経験を通じて○○の大切さを学びました。入社後は△△のような場面でこの学びを活かしたいと考えています」と一言添えることで、過去の経験と入社後の活躍イメージを自然につなげることができます。

強みを伝える自己PRで評価を落とすNG例

最後に、多くの就活生がやりがちなNG例をお伝えします。

これらを避けるだけで、他の就活生と差をつけられるため、ぜひ参考にしてください。

強みが抽象的で、具体性がない

「私の強みはコミュニケーション能力です」だけでは、あなたが何ができるのかまったく伝わりません。

「相手の意見を調整する力」「わかりやすく説明する力」など、具体的な言葉に言い換え、エピソードで証明しましょう。また、エピソードは数字を入れて具体的にアピールしてください。

たとえば「コミュニケーション能力」であれば、初対面の人とも打ち解けて場を和ませる力なのか、意見が対立しているメンバーの考えを整理し、折衷案を提示できる力なのかを明確にするだけでも、伝わる印象が変わります。

そのうえで、「何人規模の場で」「どのような結果が出たのか」を具体的に語ると、抽象度をぐっと下げることができます。

エピソードが結果だけで終わっている

「大会で優勝しました」「売上1位でした」という結果だけを話しても、あなたの強みや人柄は伝わりません。

採用担当者は「すごい人」を採用したいのではなく、「自社で活躍できる力を持った人」を採用したいと思っているからです。

重要なのは、その結果に至るまでのプロセスです。どのような困難があり、何を考え、どう乗り越えたのか。その泥臭い過程にこそ、あなたの人柄が表れます。

もしすでに「結果だけ」を話してしまう自己PRを作ってしまっている場合は、その文章の一文一文に対して「なぜ?」「どうやって?」と3回ほど自問してみてください。出てきた答えが、そのままあなたの行動や工夫、葛藤の説明になり、プロセス部分を肉付けする材料になります。

企業の求める人物像を反映していない

チームワークを重視する企業に「一人で黙々と作業するのが得意です」とアピールしても、評価にはつながりにくいでしょう。

どれほど優れた強みであっても、企業が求めていなければ「ミスマッチ」と判断されてしまいます。

企業の公式サイトや説明会で求める人物像を必ず確認し、それに合った強みをアピールする戦略も必要です。

また、自分の強みが企業の中でどう活かされるのかといったところまで自己PRできると、他の就活生と差をつけられます。

同じ自己PRでも、志望先によって「最後の一文」だけはカスタマイズしておくのがおすすめです。

例えば「この経験で身につけた○○を、貴社の△△のような業務で活かしたいと考えています」と、企業名や事業内容を具体的に入れるだけでも、「この会社のことを理解したうえで話している」という印象を与えられます。

強みの見つけ方に悩んでいるなら…

ここまで読んでも、「やっぱり自分の強みに自信が持てない」と感じる方もいるでしょう。

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あなたにとっては当たり前の経験や価値観が、企業にとっては魅力的な強みであることは少なくありません。

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