夏休み明けに内定を取る&納得して承諾できるようにポイント
- スピード勝負に備える:秋は選考~内定までが短期化。選考中に採用が終了する可能性もあるため連絡は24時間以内、日程候補は第3希望まで即提示
- 逆質問は意思決定の材料集め!具体的な質問を用意
- リソースを借りる:大学キャリアセンター・OB/OG・模擬面接・書類添削をフル活用(一人で抱え込まない)
2025年卒 8月~来年4月まで80.1%の企業が採用活動を継続!
夏休み明けの時期でも、80%以上の企業が採用活動を継続しています。
ですが、12月で選考を終了する企業が一年を通して一番多くなります。選考スケジュールはエントリーから平均的に1~3か月かかるため、エントリーの終了は9月が一番多くなっています。
今年8月 | 7.2% |
9月 | 8.3% |
10月 | 7.3% |
11月 | 3.7% |
12月 | 19.9% |
来年1月 | 5.6% |
2月 | 11.3% |
3月 | 15.1% |
4月 | 1.7% |
準備も選考対策も効率的にスピードを意識して行うことが重要になっていきます!
効率的に選考を受けて、納得して就活を完結できるようにやりたいことリスト
- 逆算して、準備・対策を行う
- 判断に迷う時間を減らすために情報は分かりやすく可視化してまとめる
- リソースを増やす
⇒迷いながら、調べながらじっくり進める時間が取れない可能性大!それでも、後から後悔しないためにできることを解説!
1.逆算して、準備・対策を行う
自分のキャパシティをしっかり把握できていなくてスケジュールがパンパンになることもあると思います。私生活 + 学業 +就活になったときに現実的に進めていけるように調整していきましょう!
選考が始まると必要になる時間(例)
- 書類やESの作成
- 企業とのメールのやり取り
- 想定質問に対して回答準備
- 面接練習
- 企業研究
- 適性検査や試験の対策 …
同時に複数社エントリーした場合、面接準備をしたうえで何社面接に参加できるのか現実的に考えてみましょう。
2.判断に迷う時間を減らすために情報は分かりやすく可視化してまとめる
12月に採用活動を終了する企業が多いことを考えると12月に近づくにつれ、企業は採用人数が充足(採用が終了)していくため承諾期限も短くなる可能性もあります。納得して承諾するために企業を選ぶポイントの優先順位を決めておくことがおすすめ!
2026年卒学生に聞いた!企業選択のポイント
- 安定している会社 51.9%
- 自分のやりたい仕事(職種)ができる会社 27.2%
- 給料の良い会社 25.2%
- 勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社 12.3%
- 休日、休暇の多い会社 11.8%
参照:マイナビ 2026年卒大学生就職意識調査 あなたが企業選択をする場合、どのような企業がよいと思いますか(2つ選択)
逆質問を活用して意思決定の材料集め
ホームページなどには記載のない場合が多い情報のため逆質問で具体的に質問することで意思決定に有効な情報収集ができます。
逆質問に有効な質問例
配属予定の部署と具体的な業務について教えていただくことは可能でしょうか?
同じ職種で比較している場合でも、企業によって実際の業務内容や範囲が違うことも多々あります。配属先がある程度決まっている中で選考を受けている場合は、実際の業務についても具体的に情報収集することで比較がしやすくなります。
成長機会について
例えば「担当業務の割り振りについてお伺いしたいです。例えば、対応してみたい業務について自分から意思表示することで任せていただけることなどはありますでしょうか?」と質問してみるのもいいと思います。
チームが大きい場合や年齢差が大きいチームの中で自分が経験したい業務が担当できる時期も他社とも違いがあるところになります。
配属可能性のあるチーム内ではどのようなコミュニケーションが多いでしょうか?
意思決定においてマストではございませんが、チーム内でどんなコミュニケーションがされているのかも知っておくといいかもしれません。プライベートなコミュニケーション(飲み会やゴルフなど)が多いのか、必要最低限の業務上のコミュニケーションのみなのかも各社によって異なる部分になります。大きい会社の場合、部ごとでも雰囲気が全く違うため可能であれば配属部署の雰囲気を聞いてみるのがおすすめです。
比較がしやすいように一覧で見れるような表を作成しよう!
企業の情報をノートにメモをしている、カレンダーにメモしている方いませんか?後から見返すとA社には職場の雰囲気や1年目の担当領域を聞けたけど、B社には聞けていない!なんてことが起こりがちです。
会社比較表の見本

3.リソースを増やす
自分に合った企業を探すことや面接の対策など、スピード感をもって対応しておくために協力者を増すことが有効です。
- 学校のキャリアセンター
- OB・OG
- キャリアアドバイザー
頼ってOK!第三者に相談するメリット
客観的な視点でアドバイスをもらえる
自己分析では見えない自分の強みや弱みなどを客観的な視点でアドバイスをもらえます
対人での面接対策ができる
面接では表情や話し方なども評価に大きく関わります。自分で用意した質疑応答のメモを実際に声に出して練習してみることがおすすめです
採用担当者目線で意識して選考対策ができる
マイナビ新卒紹介などの就職エージェントでは過去の内定者の評価データなどを蓄積しています
面接で実際に聞かれた質問や各選考フェーズでの評価ポイントなどを選考前に共有し、より綿密な選考対策を行えます(企業によります)
情報収集の時間を短縮することができる
競合他社の情報や業界についての最新情報をキャッチアップするのはとても時間がかかります
第三者に協力してもらうことで情報収集のスピードも上がることはもちろん、正確性も上がります
焦って就活を進めてしまうと入社後にミスマッチにつながる可能性が上がってしまいます。ですが、時間がないことも確か…。効率的に納得感のある就活にするために誰かに相談することも重要な手段です。就活に悩むことがある/時間はないが納得した就活にしたい方はぜひお気軽にキャリアアドバイザーにご相談ください。