インターンシップ&キャリアとは、インターンシップをはじめとしたキャリア形成支援のための機会です。つまり”学生が就業体験や企業の仕事理解をする場”です。マイナビ2027では、「インターンシップ」「仕事体験」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」の3つのプログラムで形成されています。
本記事では、それぞれのプログラムの違いを解説し、学生のみなさまが自分にとって適切なプログラムを選択できるようになることを目的としています。
インターンシップ
マイナビ2027では、「実務型」の就業体験が5日間以上あるプログラムを「インターンシップ」と呼びます。
2027年までに卒業予定の方(主に大学3年生、修士1年生以上)のみ参加することができます。
長期休暇を利用して実際の業務を体験したい方にお勧めです。
インターンシップのメリット
インターンシップに参加するメリットはたくさんありますが、ここでは3つのメリットを紹介します。
merit01 業界・職種研究になる
インターンシップは業界や職種研究をするのに効率的な方法の1つです。企業の説明会でも情報を得ることはできますが、エントリーが始まる前のインターンシップに参加することで、事前に希望する業界や職種を絞ることができ、効率的に就活を行うことができます。
また、複数の短期インターンに参加し、業界を絞ったうえで長期インターンに参加することも効果的です。
merit02 入社してからの仕事のイメージがつきやすい
インターンシップでは実際の職場で職業体験をすることも多く、実務を見る・先輩社員の話を聞くなどからどのような会社かを理解しやすいため、入社してからのイメージがつきやすいこともメリットの1つです。
実際に2026年卒の学生に「インターンシップに参加した企業の採用選考を受ける予定はあるか」※という質問では71.3%の学生が「その企業で働きたいと思った」と回答しています。
また、その企業で働きたいと思わなかった理由として「その会社に入社して働くイメージができなかったから」、「自分の個性や特性が活かせない業務だと感じたから」が挙げられています。インターンシップに参加することで入社後のミスマッチを防ぐこともできます。
※出典「2026年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査」
merit03 志望動機の裏付けになる
インターンシップを通して体験したことや感じたことを元に志望動機を作成する参考にすることで、志望理由がより具体的になり、参加企業や同じ業界・職種の企業の選考を受ける場合に役立ちます。
仕事体験
マイナビ2027では、「実務型」または「疑似体験型」の就業体験ができるプログラムを「仕事体験」と呼びます。
原則、全学年・全学部の方、どなたでも参加することができます。
学業や課外活動と並行して、就業体験を経験したい方にお勧めです。
オープン・カンパニー&キャリア教育
マイナビ2027では、企業・業界・職種など、仕事に対する理解の促進を目的としたプログラムを「オープン・カンパニー&キャリア教育等」と呼びます。
原則、全学年・全学部の方、どなたでも参加することができます。
業界研究、職種研究、社員交流会、オフィス・工場見学会等に興味のある方はこちらにご参加することをおすすめします。
仕事体験/オープン・カンパニー&キャリア教育のメリット
merit01 いち早く情報を集めることができる
インターンシップとは異なり参加対象が、全学年になるため早い時期から情報収集に取り組むことができます。
仕事体験に関しては、短期間で就業体験を経験することができるプログラムのため学業や課外活動と並行して、就業体験をすることができます。
オープン・カンパニー&キャリア教育に関しては、業界研究、職種研究、社員交流会、オフィス・工場見学会などのHPなどでは収集することができないリアルな情報を収集することができます。
merit02 短期間開催
どちらとも短期間での開催のためたくさんの企業のイベントに参加することができます。
まだ興味のある業界や職種が定まっていない場合は、より多くの仕事体験/オープン・カンパニー&キャリア教育に参加し興味の持てる業界や職種を見つけることもお勧めです。
最後に
インターンシップへの参加には一般的に書類選考が行われることが多いので、「履歴書の書き方マニュアル」を参考にしてください。
最後にOB・OG訪問や企業説明会などで情報収集もできますが、インターンシップは実際に現場を知る数少ない機会なので、ぜひ積極的に参加しましょう。